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第20回中日スポーツ賞ファルコンS(GIII) 2006年3月11日(Sat) 中京芝1,200M 3歳オープン 別定 (混)(指定) |
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着 | 印 | 枠 | 馬 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | タイム | 着差 | 体重(増減) | 人気 |
1 | 4 | 6 | タガノバスティーユ | 牡3 | 56.0kg | 池添謙一 | 1.09.9 | − | 512kg(+2) | 2 | |
2 | 3 | 4 | アイアムエンジェル | 牝3 | 54.0kg | 中舘英二 | 1.10.0 | 3/4 | 504kg(+4) | 6 | |
3 | ◎ | 1 | 1 | レッドスプレンダー | 牡3 | 56.0kg | 大西直宏 | 1.10.1 | クビ | 466kg(-2) | 1 |
4 | 8 | 14 | ウエスタンビーナス | 牝3 | 54.0kg | 二本柳壮 | 1.10.1 | ハナ | 440kg(0) | 8 | |
5 | 2 | 2 | コスモルビー | 牝3 | 54.0kg | 赤木高太郎 | 1.10.2 | 3/4 | 426kg(-4) | 12 |
■各種レース指標 (天候:晴、馬場:良) |
ハロンタイム 11.9 - 10.5 - 11.8 - 12.0 - 11.7 - 12.0 上がり 4F 47.5 - 3F 35.7 3コーナー 4,12(1,11,9,14)(2,13,10)7(3,6)(5,8) 4コーナー (*4,12)(9,14)(1,11)(2,10)13(7,6)(5,3,8) |
■レース回顧 直線一気の末脚再び・ゴール前襲撃タガノバスティーユ! |
■レース解説 バロンハーバーとタイセイアトムが先手を窺うも、内からアイアムエンジェルが押してハナを奪う。レッドスプレンダーも押し上げて3番手の内につける。隊列は縦長、タガノバスティーユは中団の後方、マルカアイチャンはその外を併走。アイアムエンジェル単独先頭のまま3コーナーをカーブ。タイセイアトム、ナンヨーノサガが外を通って進出。マルカアイチャン、タガノバスティーユが大外を回して直線に向く。アイアムエンジェルが二の脚を繰り出して先頭をキープ。レッドスプレンダーが最内からこれを追いかける。残り100Mを切ったところでアイアムエンジェルとレッドスプレンダーが抜け出すも、大外からタガノバスティーユが急追、これらを一気に突き刺す。 ■レース回顧 ハズレ。中舘の逃げを捉える池添の追い込み。一芸持ってると強いなぁ。(^-^;) 萌黄賞。小倉の3歳限定スプリント戦なら行った者勝ちと踏んでロングフラワーとシルクゾディアックの馬単表裏を買った。いずれも万馬券見当。レースでは一時この2頭が完全に抜け出した。やった〜と思ったのも束の間、何かが後方から凄い脚で突っ込んできた。それがタガノバスティーユだった。追い抜くところで既に流し気味だったことからして、次走は注意しなければいかんなとは思っていたが…。 アイアムエンジェルが逃げ脚全開でハナを主張し、好スタートを決めたはずのバロンハーバー、タイセイアトムが遅れを取るほどの快速を披露。前半3ハロン34秒2は中京短距離戦なら標準レベル。完全に抜け出たことが功を奏し、直線に向いたところでも十分な手応えを残していた。逃げ馬の持ち味を全て引き出しての好走。ラストは流石にバテた。 タガノバスティーユは4コーナーでマルカアイチャンと共に大外を振っての進出。4コーナーで追い鞭が入るなど行きっぷりが今一つだったマルカアイチャンを尻目に、タガノバスティーユはみるみる加速。今回も一見して届くか微妙な位置から差し切った。後方から差し届いたのは同馬のみ。前走のような余裕はなかったが、アイアムエンジェルの完璧な逃げを封じたのは価値がある。 レッドスプレンダーは出負けしてスタートから脚を使わされていた。最内を通り続けて距離ロスを抑えた結果、勝ち負けには加われたが先着を許した2頭が完璧に乗っただけに及ばなかった。実力的にはこれら2頭と何ら遜色はない。 ナンヨーノサガは4コーナーで追い上げる場面で外に振られ、直線ではウエスタンビーナスとの競り合いに根負け。ナムラアトランテスは終始追い通しで、芝での速さ比べで明らかに見劣った。ナムラアトランテスは展望で述べた通り圧勝経歴から妙味と思ったが、アイアムエンジェルのように逃げて圧勝でないと速さを競うここでは厳しいらしい。来年以降も転用できそうな傾向だけに覚えておきたい。 |