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第50回阪急杯(GIII) 2006年2月26日(Sun) 阪神芝1,400M 4歳以上オープン 別定 (国際)(指定) |
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着 | 印 | 枠 | 馬 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | タイム | 着差 | 体重(増減) | 人気 |
1 | 5 | 9 | ブルーショットガン | 牡7 | 56.0kg | 松永幹夫 | 1.22.5 | − | 454kg(+2) | 11 | |
2 | 7 | 13 | コスモシンドラー | 牡4 | 55.0kg | 安藤勝己 | 1.22.6 | 1/2 | 486kg(-6) | 3 | |
3 | ○ | 6 | 10 | オレハマッテルゼ | 牡6 | 56.0kg | 柴田善臣 | 1.22.7 | 1/2 | 474kg(0) | 1 |
4 | 2 | 3 | スナークスズラン | 牝7 | 54.0kg | M.モンテリーゾ | 1.22.8 | 1/2 | 510kg(-6) | 13 | |
5 | 1 | 1 | ローエングリン | 牡7 | 58.0kg | 四位洋文 | 1.23.2 | 2 1/2 | 498kg(+2) | 5 |
■各種レース指標 (天候:曇、馬場:不良) |
ハロンタイム 12.3 - 10.9 - 11.4 - 11.7 - 11.7 - 11.8 - 12.7 上がり 4F 47.9 - 3F 36.2 3コーナー 1,4(3,5)(6,10)9-(2,7,11)(12,13,14)(8,15) 4コーナー 1(3,4,5,10)9,6(2,7,11)(12,13)(8,15)=14 |
■レース回顧 去り際を華麗に決めた松永幹夫・ブルーショットガンがゴール前突き抜け快勝! |
■レース解説 ローエングリンが楽な手応えでハナを奪う。ビッグプラネット、ニシノデュー、スナークスズランらも差がなく続く。オレハマッテルゼはこれらを内に見ながら追走。ブルーショットガンは先行集団の直後につける。そこから馬群が切れてタマモホットプレイ、コスモサンビーム、コスモシンドラーらが追走。3コーナーを過ぎたところでオレハマッテルゼが2番手集団を外から交わしにかかるも、ローエングリン単独先頭のまま直線に向く。スナークスズランが内を突いて2番手に上がる。その外からオレハマッテルゼが接近。さらにその外からブルーショットガンとコスモシンドラーが並んで急追。ブルーショットガンが内の各馬をまとめて抜き去る。 ■レース回顧 ハズレ。こういうこともあるんですね。記念で単勝買った方、換金します?(^-^;) ローエングリンのスピードは未だ健在のようで、行きたい馬が揃ったここもあっさりと先手を奪えていた。2番手集団は離されず付いていくのが精一杯といった感じ。ビッグプラネットは3コーナー手前で追い通しになっていた。ローエングリンは坂の登り、これに喰らいついていったスナークスズランも坂を登りきるまでは踏ん張りが利いていた。去年までならこの2頭で決まっていたのかもしれない。 残り200Mの標識を過ぎ、前の2頭が俄かに失速。これを待ってましたと言わんばかりにオレハマッテルゼが詰めにかかったところ、ブルーショットガンが渾身の右鞭連打に応えて突っ込んできた。鞍上はこの日をもって騎手を引退する松永幹夫騎手。引退の日に重賞を勝った騎手は野平祐二騎手('75年目黒記念)以来2人目。松永騎手はこの後の最終レースも勝ち、通算1,400勝で騎手生活を終えた。 ブルーショットガンの位置取りは前過ぎず後ろ過ぎずのベストポジション。4コーナーで持っていかれそうなほどの手応えが見て取れた。コスモシンドラーは直線に向くところで外に振られたが伸び脚は確か。ブルーショットガンと一緒になって上がってきたとはいえ、殆どその後を追いかけるだけだった。オレハマッテルゼはやはり外から一気に来られると苦しくなる。 スナークスズランは適度に時計が掛かる馬場での内差しが嵌りかけたが、ここは無情にも1ハロン長かった。ローエングリンは年齢を重ねたせいか終いが甘くなっている。ビッグプラネットは姉と同じで横並びの展開に弱い。揉まれるとすぐに失速してしまう。ウインクリューガーはいつも通り。コスモサンビームは3コーナー付近で失速し、4コーナー手前で競争中止。その後急性心不全で死んでしまった。合掌。 |