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第80回中山記念(GII) 2006年2月26日(Sun) 中山芝1,800M 4歳以上オープン 別定 (国際)(指定) |
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着 | 印 | 枠 | 馬 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | タイム | 着差 | 体重(増減) | 人気 |
1 | △ | 5 | 6 | バランスオブゲーム | 牡7 | 59.0kg | 田中勝春 | 1.48.9 | − | 484kg(-4) | 6 |
2 | ▲ | 1 | 1 | ダイワメジャー | 牡5 | 58.0kg | M.デムーロ | 1.49.7 | 5 | 534kg(+10) | 1 |
3 | 8 | 12 | エアメサイア | 牝4 | 55.0kg | 武豊 | 1.50.0 | 1 3/4 | 466kg(+2) | 4 | |
4 | ○ | 7 | 9 | カンパニー | 牡5 | 57.0kg | 福永祐一 | 1.50.0 | クビ | 458kg(+6) | 2 |
5 | ◎ | 7 | 10 | ダンスインザモア | 牡4 | 56.0kg | 蛯名正義 | 1.50.2 | 1 1/2 | 502kg(-2) | 5 |
■各種レース指標 (天候:雨、馬場:重) |
ハロンタイム 13.3 - 11.8 - 12.0 - 12.0 - 11.8 - 12.4 - 12.0 - 11.6 - 12.0 上がり 4F 48.0 - 3F 35.6 1コーナー 6(1,12)7-4(3,9)10(2,8,5,11) 2コーナー 6(1,12)7-(3,4,9)(2,10,11)5,8 3コーナー (*6,1)(7,12)(3,4,9)(2,10,11)(8,5) 4コーナー 6,1(7,12)9(3,4,10)2(8,11)5 |
■レース回顧 GIIで見せる本当の強さ・圧巻逃げ切りで連覇達成バランスオブゲーム! |
■レース解説 ハットトリックが出遅れる。バランスオブゲームがハナを奪う。外からエアメサイアも前につける。ダイワメジャー、カンファーベストも好位に取り付いていく。そこから馬群が切れ、ナイトフライヤーとヴィータローザが後方集団を先導。カンパニー、ダンスインザモアはこの直後で待機。ハットトリックはユキノサンロイヤルと並んで最後方を進む。3コーナー付近で各馬が凝縮。バランスオブゲームとダイワメジャーが後続を引き連れながら直線に向く。バランスオブゲームが内ラチ一杯に進路を採って加速。ダイワメジャーがこれを懸命に追うが差は徐々に広がっていく。後方各馬は全滅。バランスオブゲームがラスト流しながら楽勝。 ■レース回顧 ハズレ。もっとシンプルに考えれば良かったなぁ。シンプルイズベストですよ。(´・ω・`)ショボーン 逃げ馬不在で前が楽を出来ることが分かっているのに、何故か捲り差し型のダンスインザモア、追い込み型のカンパニーを中心視してしまった。一体何のために個別の脚質考察を付しているのかと。我ながらアホである。展開読みは基礎中の基礎。今後は必ず展開予測を行うことにする。 バランスオブゲームはダイワメジャー以下を5馬身も千切っており、馬場や展開が向いたことを差し引いても圧巻の内容だった。相手が皐月賞馬だろうが、香港GI馬だろうが、この条件ならバランスオブゲームが一番強いということらしい。実績一番の馬が常に勝ち負けするとは限らないのが競馬の醍醐味。その意味で今回ハットトリックを無印に出来たのは良かったと思う。 ダイワメジャーはバランスオブゲームを気分良く逃がせ過ぎたことで、直線で突き放される要因を自ら作り上げていた。持ち前のスピードも重馬場で相殺。鞭を入れても思ったように伸びずラストはもがいているように見えた。 エアメサイアは積極策を敢行。好位をキープしつつ直線早々と抜け出す作戦だったように思えるが、4コーナーで俄かに手が動き始めていた。やはり牡馬相手では楽に競馬をさせてもらえなかった。3着でも勝ち馬からは遠く離されており、評価には値しない。 カンパニーはこの馬にしては積極的な位置取りが敷けていた。今回は展開が向かなかったの一言で片付けておきたい。ダンスインザモアは純粋に力が足りない。重馬場で重賞勝ちのあるコースなら、と思ったが甘かった。経験上「こうなって欲しい」系の馬は今まで来た試しがない。 ハットトリックは4コーナーで追い鞭が入っていたように苦しい競馬だったことは否めない。スタートを決めていても掲示板は無理だったと思う。デュランダルばりの凄い脚を使うだけに、重馬場や59kgといった悪材料には敏感に反応してしまうようだ。 |