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第15回アーリントンC(GIII) 2006年2月25日(Sat) 阪神芝1,600M 3歳オープン 別定 (混)(特指) |
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着 | 印 | 枠 | 馬 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | タイム | 着差 | 体重(増減) | 人気 |
1 | ◎ | 5 | 9 | ステキシンスケクン | 牡3 | 56.0kg | O.ペリエ | 1.34.7 | − | 448kg(-8) | 3 |
2 | 4 | 6 | ロジック | 牡3 | 56.0kg | 武豊 | 1.35.3 | 3 1/2 | 494kg(+2) | 5 | |
3 | 3 | 4 | アマノトレンディー | 牡3 | 56.0kg | 秋山真一郎 | 1.35.5 | 1 1/4 | 458kg(-2) | 6 | |
4 | 7 | 13 | アドマイヤディーノ | 牡3 | 56.0kg | 安藤勝己 | 1.35.6 | 3/4 | 468kg(-8) | 8 | |
5 | ▲ | 2 | 3 | ゴウゴウキリシマ | 牡3 | 57.0kg | 石橋守 | 1.35.7 | 1/2 | 462kg(-2) | 4 |
■各種レース指標 (天候:晴、馬場:良) |
ハロンタイム 12.5 - 11.2 - 11.4 - 11.9 - 12.1 - 12.1 - 11.4 - 12.1 上がり 4F 47.7 - 3F 35.6 2コーナー 9,11(3,4,15)(5,10)14-6(1,13)(2,7,8,12) 3コーナー 9-(3,11)15,4,5(10,14)6(13,12)2(1,8)-7 4コーナー 9,3(4,11)(6,5,15,14)10,13(2,8,12,7)-1 |
■レース回顧 開幕週で生きた快速・華麗な逃げ切りステキシンスケクン! |
■レース解説 ステキシンスケクンがハナを奪う。2番手以降はごった返す。ゴウゴウキリシマは内で控え、デンシャミチも2番手集団の中を追走。キンシャサノキセキは中団、ロジックはその内を進む。イースターは後方馬群の中で待機。隊列は縦長。ステキシンスケクンがリードを保ったまま3コーナーをカーブ。キンシャサノキセキ、ロジックが早めに仕掛けて前に取り付いていく。直線に入り、ステキシンスケクンが早くもスパートをかけて後続を突き離す。2番手ゴウゴウキリシマは既に一杯。キンシャサノキセキも伸びを欠く。最内からロジックが上がってくるも前には全く届かない。ステキシンスケクンがリードを広げながら楽勝。 ■レース回顧 紐抜けハズレ。このレースは前に行く馬を買えばいいんだって。…相手がいない。orz ステキシンスケクンはゴウゴウキリシマがあっさり引いたこともあり単騎逃げが成立。向こう正面でリードを奪い、4コーナーで相手を引き付けておいて直線すぐに突き離す理想的なレース運びでの楽勝だった。「開幕週は前残り」というのは使い古された格言だが、アーリントンCほどそれが当てはまるレースは他にないのではないだろうか。 ロジックは終始インコースを意識した騎乗。3コーナー過ぎから仕掛けてポジションを上げ、直線最内からスルスルと抜けてきた。開幕当初は内外の馬場差が無く、それならば内を通った馬が有利というのは至極当然の話。 アマノトレンディーは道中ゴウゴウキリシマの直後で脚を溜め、手応え十分で突き抜けてくるかと思ったが、そこからジリジリとしか伸びなかった。ステキシンスケクンに離され過ぎただけにこれで良かったとは言えない。 ゴウゴウキリシマはステキシンスケクンに付いて行かされる展開で持ち味が出せず終い。直線早々と突き放されてからは何も出来なかった。番手追走では切れる脚も使えないようで、ここはステキシンスケクンのハナを奪いに行く位の積極性が欲しかった。 キンシャサノキセキは外を回したのが全て。後方から一気にアマノトレンディーらに並びかけたところで急激に脚色が鈍った。同じタイミングで仕掛けていったロジックとは内外の差で明暗が分かれたといっても過言ではない。 イースターは後方に構え過ぎ。前走でも同じような負け方をしているのにまだ後ろから行くとは呆れるしかない。前に行かなかっただけなのか、それとも行けなかったのか。前者ならば他の騎手に乗り替わってもらいたい。 |