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第99回京都記念(GII)
2006年2月18日(Sat) 京都芝2,200M 4歳以上オープン 別定 (国際)[指定]
馬名 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 体重(増減) 人気
1 1 1 シックスセンス 牡4 56.0kg 武豊 2.13.5 462kg(+9) 1
2 6 6 サクラセンチュリー 牡6 58.0kg 佐藤哲三 2.13.5 ハナ 508kg(+10) 2
3   8 10 マーブルチーフ 牡6 57.0kg 熊沢重文 2.13.6 3/4 504kg(-2) 7
4   4 4 シルクフェイマス 牡7 59.0kg 柴田善臣 2.13.9 1 3/4 482kg(+4) 4
5 3 3 デルタブルース 牡5 58.0kg O.ペリエ 2.13.9 クビ 534kg(+4) 3
※ レース結果は必ず主催者発表のものでご確認ください。

■各種レース指標 (天候:晴、馬場:良)
ハロンタイム 12.9 - 10.9 - 12.6 - 12.8 - 12.3 - 12.1 - 12.0 - 11.9 - 11.5 - 11.6 - 12.9
上がり 4F 47.9 - 3F 36.0
1コーナー 8,5-(4,10)(1,2,9)(3,7)6
2コーナー 8,5-(4,10)(1,2,9,7)(3,6)
3コーナー 8(4,5,10)-(2,9)(3,7)(1,6)
4コーナー (8,*4,10)-(2,5,9,6)(1,3,7)

■レース回顧 最強の1勝馬が見せた意地・外埒強襲シックスセンス!
■レース解説

 ブルートルネード、デルタブルースが浮き上がる体勢で出遅れる。タガノマイバッハ、ビッグゴールドが互いに譲らず先手を争う。そこから少し離れてマーブルチーフとシルクフェイマスが並んで追走。シックスセンスは中団内で待機。デルタブルースは後ろから2番目、最後方はサクラセンチュリー。前2頭のリードは3馬身前後。3コーナーを過ぎた辺りでマーブルチーフとシルクフェイマスがビッグゴールドを捉えて前に並んでいく。ブルートルネード、サクラセンチュリーが外を通って接近。前3頭が並んで直線に向く。前3頭横一線から僅かにマーブルチーフが前に出る。そこへ外ラチ一杯のところからシックスセンス、そのすぐ内からサクラセンチュリーが急追。2頭併せの状態でマーブルチーフを交わし、鼻面を合わせたままゴール。


■レース回顧

 馬複・3連単ハズレ。シックスセンス、最後諦めかけながらもグイッと伸びた。(・∀・)ヤッタネ!

 シックスセンスは道中内に包まれて掛かり気味の追走。4コーナーでサクラセンチュリーらが動き出しても静観、直線で外へ持ち出しながら追い出し開始。イマイチ馬らしく反応はそれほどでもなかったが、武豊騎手の右鞭に促されながら徐々に加速。それでもサクラセンチュリーに並んだところで脚が止まりかけた。長年の怠け癖がついているのだろうか。ラストはクビを突き出しての辛勝だった。

 サクラセンチュリーは最後方待機、直線一気のスタンスで勝ち負けに持ち込めただけで今回は十分。シックスセンスには競り負けたというよりは2kgの斤量差が出ただけだと思う。この距離、このクラスならやはり主力級の評価だ。

 デルタブルースはスタートを失敗して追走だけになっていた。ただ今週の追い切りでは明らかに遅れており(併せた相手はカネヒキリとハットトリック)、見せ場無しの5着でも悲観することはなさそうだ。長めの距離を使われつつ、良化を待ちたい。

 マーブルチーフは京都外回りでの前残りに定評がある馬で、今回も一旦先頭に立つシーンがあった。しかしまたもやサクラセンチュリーの決め手の前に沈黙。勝ち負けに持ち込むなら京都新聞杯のような4角スパートが出来るかにかかってくる。

 シルクフェイマスも逃げ馬を前に置いての追走から、直線に向くまでに先頭に並びかける積極的な騎乗だったが、今回もラストで一杯になっていた。これは斤量が云々というよりは年齢的なものがあるのだろう。

 ヴィータローザは直線に向いたところでみるみる離されていった。その後は鞭を入れて踏ん張るだけで精一杯。こうなることは薄々気付いていたが、これほどまでに見せ場がないと呆れるしかない。使える脚が一瞬しかないので、直線に坂があるコースのほうが向いている。


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