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第41回デイリー杯クイーンC(GIII) 2006年2月18日(Sat) 東京芝1,600M 3歳オープン 別定 (牝)(混)(特指) |
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着 | 印 | 枠 | 馬 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | タイム | 着差 | 体重(増減) | 人気 |
1 | ○ | 6 | 11 | コイウタ | 牝3 | 55.0kg | C.ルメール | 1.35.6 | − | 460kg(0) | 1 |
2 | 5 | 10 | アサヒライジング | 牝3 | 54.0kg | 小林淳一 | 1.35.7 | 1/2 | 512kg(+2) | 6 | |
3 | 1 | 1 | マチカネタマカズラ | 牝3 | 54.0kg | 藤田伸二 | 1.35.7 | ハナ | 516kg(-2) | 11 | |
4 | 2 | 4 | ワイキューブ | 牝3 | 54.0kg | 四位洋文 | 1.36.0 | 1 3/4 | 424kg(-12) | 9 | |
5 | ▲ | 6 | 12 | アイスドール | 牝3 | 54.0kg | 藤岡佑介 | 1.36.2 | 1 | 430kg(-4) | 2 |
■各種レース指標 (天候:晴、馬場:良) |
ハロンタイム 12.5 - 11.3 - 12.2 - 12.5 - 12.4 - 11.5 - 11.5 - 11.7 上がり 4F 47.1 - 3F 34.7 3コーナー 10,15(1,5,11)(4,9,13)12(2,6,7,14)(3,16,8) 4コーナー 10,15(1,11)13(4,5,9)(12,14)(2,6)7(16,8)3 |
■レース回顧 春を呼び込む恋の唄・好位から鮮やかに抜けたコイウタ! |
■レース解説 クリノスペシャルが出遅れ。最内からマチカネタマカズラが抜け出すところへ外からアサヒライジングが押して先手を主張、ハナを奪う。コイウタもゲッタウェイ、ミルククラウンと共に前に迫っていく。アイスドールは中団の外、ルビーレジェンドは馬群の中で待機。最後方はハネダテンシ。アサヒライジングが単独先頭、内ラチを立ち回って直線に向く。アサヒライジングが加速を強めてなおも先頭。2番手からはマチカネタマカズラ、その外からコイウタが脚色を強めてじわじわ接近。前3頭が抜けての追い比べからコイウタが差し切る。 ■レース回顧 ハズレ。控えて掛かって大外回して前詰まる。もうちょっと何とかならなかったのか?(´д`;) 今開催は開催当初からDコースを使用している。本来のラチから9Mも離した位置に仮柵を設置することで馬場のどこを通っても平等なレースが出来るはずなのだが、実際はそうとも言い切れないようだ。東京競馬場がリニューアルされて2年半が経過したが、どうもその辺りから馬場が荒れてくると内が残るような気がしてならない。 阪神ジュベナイルフィリーズで見せ場たっぷりの5着に入り、今回単騎で楽に逃げたアサヒライジングはともかく、ダートの未勝利戦を勝ち上がっただけのマチカネタマカズラは最内を立ち回った効果がそのまま現れた感じ。外を回して追い込んだハネダテンシらは先頭から1秒近く離された。前につけた馬に同じような脚を使われてはまず追いつけない。 コイウタはスタートから好位置を心掛けた騎乗。「今の東京は前につけていないと勝てないので、意識的に前で競馬をしました」(ルメール騎手)。追い出しに移ったのはラスト300M付近、丁度坂を駆け上がる辺り。内で踏ん張るマチカネタマカズラ、アサヒライジングを綺麗に差し切った。同馬も馬場の3分どころを通っていた。ペースが落ち着いたために時計は平凡だったが、レース内容は申し分無し。 アサヒライジングは単騎で行ければこの位は走ってくるというのは織り込み済み。逃げ候補のゲッタウェイ、ミルククラウンが揃って大外に入ってくれたのはラッキーだった。マチカネタマカズラは最内からスタートを決めて居残った。状況にもよるが、次走はおそらく人気を集めて飛ぶと思う。 ルビーレジェンドはスタート直後に前が狭まって後方に押し遣られ、その後は鞍上と喧嘩して掛かりまくっていた。緩いペースで馬群がほぐれず、4コーナーで外に持ち出して追い出すと、今度は前の馬が壁になって何度も進路を変えていた。もうメチャクチャ。 |