HOME > 重賞回顧 > 第40回小倉大賞典
第40回小倉大賞典(GIII) 2006年2月4日(Sat) 小倉芝1,800M 4歳以上オープン ハンデ (混) |
|||||||||||
着 | 印 | 枠 | 馬 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | タイム | 着差 | 体重(増減) | 人気 |
1 | 2 | 4 | メジロマイヤー | 牡7 | 54.0kg | 川田将雅 | 1.47.2 | − | 488kg(-6) | 11 | |
2 | ◎ | 6 | 12 | エイシンドーバー | 牡4 | 54.0kg | 藤岡佑介 | 1.47.3 | 1/2 | 454kg(0) | 1 |
3 | 1 | 2 | メイショウカイドウ | 牡7 | 59.0kg | 武豊 | 1.47.6 | 1 3/4 | 526kg(+8) | 2 | |
4 | ○ | 7 | 13 | アサカディフィート | セ8 | 57.5kg | 池添謙一 | 1.47.8 | 1 1/4 | 520kg(-4) | 4 |
5 | △ | 5 | 10 | トップガンジョー | 牡4 | 54.0kg | 中舘英二 | 1.48.0 | 1 | 518kg(+12) | 7 |
■各種レース指標 (天候:晴、馬場:良) |
ハロンタイム 12.4 - 11.4 - 12.2 - 12.3 - 12.0 - 11.7 - 11.8 - 11.5 - 11.9 上がり 4F 46.9 - 3F 35.2 1コーナー 4,15,16,8,12(5,14,10)(3,2,6)(1,7,11)(9,13) 2コーナー 4,15,16(8,12,14)10(3,5)(2,6)(1,11)7(9,13) 3コーナー 4-(15,6)(8,12,16,10,2)(3,14,1)(9,7,5,11)13 4コーナー 4,15,10(12,6)(16,2,1)(8,3,7)(14,5)(9,13,11) |
■レース回顧 単騎逃げで将雅なひととき・伏兵メジロマイヤーが押し切りV! |
■レース解説 アサカディフィートが出遅れ。内からメジロマイヤーがダッシュを利かせて先頭に立つ。ビッグプラネットは離れた2番手を追走。エイシンドーバーは中団前方、トップガンジョーがこの外を進む。メイショウカイドウは中団後方から外を通って徐々に押し上げていく。アサカディフィートは差の無い最後方を追走。メジロマイヤーが快調に飛ばして3コーナーを単独で通過。イケハヤブサが早めに仕掛けて2番手に上がる。トップガンジョー、メイショウカイドウは外を回して前に接近。エイシンドーバーは内を突く構え。メジロマイヤーがラチ沿い一杯を立ち回り、後続とのリードを更に広げる。2番手以降は混戦の中からエイシンドーバーが抜け出して前を追う。この2頭が完全に抜け出し、メジロマイヤーがそのまま押し切る。 ■レース回顧 紐抜けハズレ。メジロマイヤーって…。軸が来ると紐が来ないのはもはやお約束。orz メジロマントル(鳴尾記念)、ビッグプラネット(京都金杯)、ゴウゴウキリシマ(シンザン記念)、シルクフェイマス(AJCC)、そして今回のメジロマイヤー。昨年末からやたらと逃げ切りが目立つ。逃げ馬というのは実に奥が深い。単騎逃げの優位性の前には近走不振など何の懸念材料にならないということを改めて思い知らされた。通常の思考をかなぐり捨ててこそ、こういった馬券が当てられるのだ。 レースは早々にメジロマイヤーの単騎逃げが成立。ビッグプラネットは折り合い専念ということで前を追わなかった。そこから更に後続との間隔が開き、隊列は前2頭が抜けた形。3コーナー手前でビッグプラネットの手応えが怪しくなり始めても、メジロマイヤーはお構いなし。直線に向いて後続との差を広げた段階で、逃げ切りは既になっていた。鞍上の川田将雅(ゆうが)騎手は重賞初勝利。 エイシンドーバーは馬群の中で脚を溜め、勝負どころで上手く内から抜けてきた。メジロマイヤーに逃げ切りを許したとはいえ、上がり最速(アサカディフィートと同じ34秒7)の脚を使ってメイショウカイドウ以下を突き放せており、期待には十分応えたといえる。 メイショウカイドウは行きたいのを我慢、後方外から押し上げるいつものスタンス。ただ今回は4コーナーを回るところで押し気味になり、遂には追い鞭も入った。ハンデを考えればこのまま馬群に沈んでもおかしくなかったが、そこから盛り返して3着に突っ込んでくるのだから不思議。 アサカディフィートはダッシュがつかず後方から。この馬にはコレがあるから困る。直線に向くまで動こうとしないところも相変わらずで、今回も直線を迎えるまで前に付いていくだけだった。293Mの平坦な直線も短過ぎたに違いない。 ビッグプラネットは3コーナーで早くも鞭が飛んでいた。ミドルペースの中で単独2番手を進みながらこの手応えというのはやはり距離が長いのだろう。ツルマルヨカニセは前走からの大幅距離短縮を嫌ってみたところ、やはりスタートで置かれていた。ここで好位が取れないと直線で差し込むしかなくなる。 |