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第13回平安S(GIII) 2006年1月22日(Sun) 京都ダート1,800M 4歳以上オープン 別定 (国際)(指定) |
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着 | 印 | 枠 | 馬 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | タイム | 着差 | 体重(増減) | 人気 |
1 | 1 | 2 | タガノゲルニカ | 牡4 | 55.0kg | 池添謙一 | 1.50.2 | − | 468kg(-2) | 5 | |
2 | ○ | 5 | 10 | ヴァーミリアン | 牡4 | 57.0kg | 武豊 | 1.50.2 | アタマ | 528kg(+20) | 2 |
3 | 4 | 8 | ハードクリスタル | 牡6 | 56.0kg | 藤岡佑介 | 1.50.4 | 1 1/2 | 488kg(+6) | 11 | |
4 | ▲ | 5 | 9 | アンドゥオール | 牡7 | 58.0kg | 松永幹夫 | 1.50.5 | クビ | 488kg(-4) | 4 |
5 | ◎ | 4 | 7 | ヒシアトラス | 牡6 | 57.0kg | 四位洋文 | 1.50.8 | 2 | 548kg(+4) | 1 |
■各種レース指標 (天候:曇、馬場:良) |
ハロンタイム 12.2 - 11.2 - 13.0 - 12.8 - 12.8 - 12.7 - 12.0 - 11.5 - 12.0 上がり 4F 48.2 - 3F 35.5 1コーナー 1,2(4,10)(6,8,11)(3,7)(5,9,12)(15,13)16-14 2コーナー (*1,2)(4,10)(6,11)(3,8)7(5,9)12,15(16,13)-14 3コーナー (*1,2)(4,10)3(8,6,7)(9,11)(5,12)(16,15,13)-14 4コーナー (*1,2)10(4,3)(8,6,7)9(5,16,12,13)15-14,11 |
■レース回顧 重賞をも突き抜ける若い力・タガノゲルニカが先行押し切り5連勝! |
■レース解説 ベラージオが大きく出遅れ。数頭の先行争いからマイネルボウノットが前に出る。タガノゲルニカが直後をマーク。外からヴァーミリアンも押し上げていく。中団以降は固まって追走。ハードクリスタルは馬群中央、その外にヒシアトラスがつける。アンドゥオールはその後を進む。3コーナーを迎え、タガノゲルニカがマイネルボウノットをじわじわと捉えにかかる。ヴァーミリアンも外を通って接近。ヒシアトラスが大外を捲って前へ取り付いていく。直線に向き、タガノゲルニカが手応え一杯のマイネルボウノットを余力十分で交わして先頭に替わる。直後からはヴァーミリアンが鞭を放って応酬。タガノゲルニカ、ヴァーミリアンの2頭が抜け出し、タガノゲルニカがヴァーミリアンの追撃を振り切りゴール。 ■レース回顧 ハズレ。う〜む、あの位置ではキッツイなぁ…。(´・ω・`) スタート直後こそ牽制が見られたものの、先導役がマイネルボウノットに収まると緩い流れで確定。一頭出遅れたベラージオを除くと馬群はほぼ一団。いかにもといった感じの、先行馬同士による決着となった。ただ流れが落ち着いても速い時計が出るのが京都ダートの特徴で、上がり3ハロン35秒5は昨年と比べて1秒以上も速かった。これを後ろから差すのは無理とまでは言わないが相当厳しい。 タガノゲルニカはいつも通りのポジションを確保した上で、直線入口で逃げ馬を捉えて突き放してみせた。これまで直線半ばでエンジンがかかるレースが多く、今回の勝ち方には想定以上。懸念された高速決着への対応力も全く問題無かった。次走頂点を目指す場となる東京コースでは仕掛けどころが鍵となりそうだ。 ヴァーミリアンはタガノゲルニカ以上の手応えを武器に、全くの馬なりでタガノゲルニカに接近。直線半ばで一気に捉えにかかったものの僅かに及ばなかった。ただラストの脚色は明らかに勝っており、次に繋がるレースは出来ていた。大幅馬体増に加え、レース中に左後脚を落鉄していたことも併せて考慮しておきたい。 既存勢力はダート界の新星によるワンツーに隠れる形で完敗。昨年の覇者ヒシアトラスは両側の馬に先に行かれ、道中は中団外を走っていた。元々追い上げる競馬は苦手で、今回もラストで頭が上がってきたところをアンドゥオールに差されていた。 アンドゥオールも速過ぎる上がりで相対的に目立たなかった。ただいかなる状況でも確実に末脚を伸ばしてくるので、次走以降も注視しておきたい。ハードクリスタルはアンドゥオールより前につけて先着。ラストにかけて前に迫れていたが、同時にアンドゥオールにも際どく迫られていた。 |