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第40回日刊スポーツ賞シンザン記念(GIII)
2006年1月9日(Mon) 京都芝1,600M 3歳オープン 別定 (混)(特指)
馬名 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 体重(増減) 人気
1   8 9 ゴウゴウキリシマ 牡3 56.0kg 石橋守 1.34.4 464kg(+12) 8
2   1 1 グロリアスウィーク 牡3 56.0kg M.モンテリーゾ 1.34.5 クビ 452kg(-8) 6
3 7 7 ロジック 牡3 56.0kg 武豊 1.34.9 2 1/2 492kg(-8) 2
4 2 2 イースター 牡3 56.0kg 福永祐一 1.35.0 1/2 436kg(-4) 1
5 6 6 ディープエアー 牡3 56.0kg 池添謙一 1.35.0 アタマ 478kg(+2) 3
※ レース結果は必ず主催者発表のものでご確認ください。

■各種レース指標 (天候:晴、馬場:良)
ハロンタイム 12.5 - 11.2 - 11.9 - 12.1 - 12.0 - 11.5 - 11.3 - 11.9
上がり 4F 46.7 - 3F 34.7
3コーナー 9(1,7)(4,6)(2,8)3,5
4コーナー 9,7,1(4,6)(2,3,8)5

■レース回顧 荒れ馬場を味方につけた逃走劇・ゴウゴウキリシマが大金星!
■レース解説

 ゴウゴウキリシマがハナへ。最内からグロリアスウィークが2番手につける。ロジックが押し上げて3番手の一角に取り付く。イースターは内でディープエアー、リメインオブザサンらと併走。ゴウゴウキリシマ先頭のまま3〜4コーナーをカーブ。ロジックが早めに動いて2番手に上がる。後方各馬に目立った動きはなく、隊列変わらず直線に向く。ゴウゴウキリシマがラチに寄ってスパート。内からグロリアスウィーク、外からロジックが追い縋るも、ロジックは俄かに遅れ出す。粘るゴウゴウキリシマにグロリアスウィークが詰め寄ったところでゴール。


■レース回顧

 ハズレ。また行った行ったですか。来週からは前に行く馬を買おう。(´д`;)

 とにかく前が止まらない。この日も朝から人気薄が先行して残っていた。とりあえずイースターはヤバい。逃げそうなのはゴウゴウキリシマ、これに続くのはグロリアスウィーク。この2頭で決まったらシャレにならんなと思っていたら、本当にそうなった。今開催は前開催Bコースから仮柵を外してAコースを使用。馬場は3分どころから5分どころにかけて傷みが目立っている。

 ゴウゴウキリシマは出たなりの単騎。勝負どころを迎えてもロジックが僅かに接近の構えをみせていた程度で、後続からのプレッシャーは皆無。外回り4コーナーを回り終え、内回りとの合流点で早くもスパート。ラチに寄せて体勢を整えると、そのままあっさり逃げ切ってしまった。前述の通り前残りの恩恵を受けたというのが実情だろうが、デイリー杯2歳Sでマルカシェンクに0秒5差(5着)があることからすると、この結果もまんざらではない。

 グロリアスウィークはロジックに前を譲って3番手に落ち着き、直線で再度ロジックに併せて競り落としてみせた。一旦内を突く構えを見せながら、ゴウゴウキリシマにきっちり閉められて抜けられなかったのが最終的に着差となって現れたようだ。この馬は中間のデキが本番に直結するようなところがあるので、今後は追い切りの内容に注意を払っておきたい。

 ロジックは道中ジワジワとポジションを上げていき、3コーナーを迎えるところでグロリアスウィークを追い抜き単独2番手。ゴウゴウキリシマとの間隔を保ったまま追い出しに移ったところまでは申し分なし。しかし相手がスパートをかけるとそのままどんどん離されていった。「少し掛かり気味だった」(武豊騎手)らしく、道中の進出は不本意だったのかもしれない。短距離で見直したい。

 イースターは好スタートを決めながら押さえ込んだことで、早々に頭を上げて掛かってしまった。その上内で包まれて身動きが取れず、仕掛けも遅れ気味。直線でも目立った脚が使えず、惜しくも何ともない4着。今回のところは前が止まらなかったということで済ましておきたいが…。

 ディープエアーはロジックの直後をマークしながら、直線に入って早々に離されていた。追い出されてからの反応が鈍いのは前走と同じ。リメインオブザサンは位置取りが後ろ過ぎ。これでは勝ち負けに加われない。


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