HOME > 重賞回顧 > 第10回ガーネットS

第10回ガーネットS(GIII)
2006年1月8日(Sun) 中山ダート1,200M 4歳以上オープン ハンデ (国際)(指定)
馬名 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 体重(増減) 人気
1   6 10 リミットレスビッド 牡7 56.0kg 田中勝春 1.10.5 504kg(+2) 6
2   3 4 シルヴァーゼット 牡5 55.0kg 津村明秀 1.10.5 クビ 510kg(+10) 7
3 4 7 コパノフウジン 牡4 54.0kg 長谷川浩大 1.10.5 ハナ 472kg(+2) 2
4   4 6 サイモンセッズ 牡7 53.0kg 北村宏司 1.10.7 1 1/4 540kg(+18) 14
5 5 8 ブルーコンコルド 牡6 59.0kg 幸英明 1.10.9 3/4 526kg(+15) 1
※ レース結果は必ず主催者発表のものでご確認ください。

■各種レース指標 (天候:晴、馬場:良)
ハロンタイム 11.8 - 10.4 - 11.2 - 11.9 - 12.0 - 13.2
上がり 4F 48.3 - 3F 37.1
3コーナー (*4,13)(3,7)(15,14)(6,9,12)10,8(1,5,11)-2
4コーナー 4,13(3,7)6,9,15(10,14,12,8)(5,11)(1,2)

■レース回顧 砂の中に埋もれていた初重賞・他馬寄せ付けぬ末脚発揮リミットレスビッド!
■レース解説

 シルヴァーゼットが内から押し上げてハナを奪う。好スタートを決めたディバインシルバーが2番手、ボタンフジ、アグネスウイングがこれに続く。リミットレスビッドは中団外、ブルーコンコルドはその後方を追走。オフィサー、トップオブワールドは後方待機。シルヴァーゼットが僅かに先頭のまま直線に向く。ディバインシルバーは失速、これに代わってコパノフウジンが2番手に上がって前を追う。そこへ外からリミットレスビッドが急追、前で競り合う2頭を捉えて交わす。


■レース回顧

 ハズレ。リミットレスビッドの順当勝ち。いや、面子が弱いだけなのか?(-_-)

 リミットレスビッドは道中スターリーヘヴンとテイエムアクションに挟まれて窮屈な場面があるなど、決してスムーズにレースを運べた訳では無かった。4コーナーでようやく居場所を確保し、馬場の切れ目から外へ持ち出すと綺麗に伸びた。末脚のキレはまさに芝馬のそれ。ブルーコンコルドを除けば準オープンクラスの馬が大半を占める中にあって、リミットレスビッドの決め手は一際目立っていた。

 シルヴァーゼットはハイペースで逃げながらよく踏ん張った。コパノフウジン優勢に見えたゴール前もクビ差残していた。このレースでは逃げ粘りのケースが少なく、この2着は高く評価しておきたい。ダートでのキャリアは浅く、今回が2戦目。リミットレスビッドも芝で行き詰った矢先の勝利で、元々ダートとは距離を置いていた馬同士によるワンツーとなった。

 ブルーコンコルドはスタートで置かれて追走に専念、4コーナーで豪快に大外を捲って進出。しかし前との差は埋め切れず、大外から確かな伸びを示しながら勝ち負けには加われなかった。59kgのトップハンデに加えて15kg増の馬体重も堪えたか。それを考えれば今回もよく走っている。

 コパノフウジンは好位の一角で虎視眈々。ディバインシルバーを外から交わし、シルヴァーゼットにも楽々追いついたが、並んでからの脚色が同じになっていた。この馬は並んで(並ばれて)からが甘い。サイモンセッズは内から追い上げて4着。前の2頭が壁になったようで、ゴール前で勢いが無くなった。


■このレースの展望へ ■ホームに戻る
Copyright (C) 2000-2010 競馬万事塞翁が馬 All Rights Reserved.