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第44回スポーツニッポン賞京都金杯(GIII) 2006年1月5日(Thu) 京都芝1,600M 4歳以上オープン ハンデ (国際)[指定] |
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着 | 印 | 枠 | 馬 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | タイム | 着差 | 体重(増減) | 人気 |
1 | 3 | 5 | ビッグプラネット | 牡4 | 54.0kg | 和田竜二 | 1.34.0 | − | 458kg(-4) | 6 | |
2 | 4 | 7 | ニューベリー | 牡8 | 56.0kg | 柴原央明 | 1.34.0 | クビ | 504kg(+4) | 12 | |
3 | △ | 7 | 13 | アルビレオ | 牡6 | 55.0kg | 岩田康誠 | 1.34.0 | ハナ | 482kg(+2) | 9 |
4 | 5 | 10 | グレイトジャーニー | 牡5 | 56.0kg | 幸英明 | 1.34.2 | ハナ+1 | 464kg(+6) | 3 | |
5 | 1 | 1 | ウインクリューガー | 牡6 | 57.0kg | 藤岡佑介 | 1.34.4 | 1 1/4 | 498kg(0) | 14 |
■各種レース指標 (天候:晴、馬場:良) |
ハロンタイム 12.2 - 11.1 - 11.8 - 12.2 - 11.8 - 11.2 - 11.4 - 12.3 上がり 4F 46.7 - 3F 34.9 3コーナー 5,7,8(6,12,15)9(4,11)(3,16)(1,10)13(2,14) 4コーナー (*5,7)(6,8,12)(4,9,15)11(1,3,16,10)(13,14)2 |
■レース回顧 自ら行かなきゃ始まらない・内で踏ん張り通したビッグプラネット! |
■レース解説 各馬が出を窺う中、ビッグプラネットが内から前に出る。ニューベリー、キネティクスがこれに続く。オレハマッテルゼは外の4〜5番手、ディアデラノビアが内につける。中団は一塊、シルクトゥルーパーとマイネルハーティーが離れて最後方を進む。ほぼ順列変わらず、ビッグプラネットが手綱を抑えたまま直線に向く。ビッグプラネットと直後のニューベリーが敢然と抜け出す。ニューベリーがビッグプラネットを捉えるも、ビッグプラネットも内で食い下がる。後方からはアルビレオとエイシンドーバーが迫り、4頭並んでゴール。 ■レース回顧 ハズレ。初っ端から大荒れ。この行った行ったは盲点だった。(´д`;) 先行争いで自ら進んで前に行く馬がおらず、押し出されるようにして先頭に立ったのがビッグプラネットだった。直後につけたニューベリーも一定の間隔を置いて追走するのみ。この2頭が直線に向いてスパートすると、後続は完全に取り残されていた。ゴール前は流石に一杯になったが、ひとまずのところは勝てば官軍である。 ビッグプラネットが労せず先頭に立てたのとは対照的に、オレハマッテルゼは行き脚が今一つ冴えなかった。位置取りが悪いというよりは単に前に行けなかっただけか。前が固まっていて、4コーナーで外に振られたのも堪えた。 アルビレオは直線に向いた時点で後ろから数えたほうが早いという位置取りから、直線馬群を捌きながら追い込んできた。「あと1メートルあれば差し切っていたのでは…」とするのは、鞍上の岩田騎手。確かにあの勢いをみせられるとまんざらではない。溜めた分だけ弾けることは分かった。 エイシンドーバーは加速がつくところで外側に寄れてチアフルスマイルらの進路を妨害し、4位入線後に降着処分を受けた(12着)。ゴール前でアルビレオの差し込みに屈したとはいえ、勝ち馬と着差無しで今後の目途は立った。 ディアデラノビアもこの馬なりに伸びてきていたが、前述のアルビレオの勢いと比べると大きく見劣った。同世代の牝馬としか当たったことのない馬で、切れ味があるとはいってもこの程度でしかない。骨折明けでもあり、常識で考えれば買える馬ではなかった。ひとまずは京都牝馬Sで建て直しか。 |