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第41回CBC賞(GII)
2005年12月24日(Sat) 中京芝1,200M 3歳以上オープン 別定 (国際)(特指)
馬名 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 体重(増減) 人気
1 5 9 シンボリグラン 牡3 56.0kg D.ボニヤ 1.08.7 528kg(+12) 3
2   5 10 カネツテンビー 牝6 55.0kg 津村明秀 1.08.7 アタマ 494kg(+4) 12
3   1 1 シーイズトウショウ 牝5 55.0kg 池添謙一 1.08.7 クビ 482kg(+6) 2
4 2 4 ウインラディウス 牡7 57.0kg 鹿戸雄一 1.08.9 1 1/4 520kg(-6) 5
5 1 2 マルカキセキ 牡4 57.0kg C.ルメール 1.08.9 ハナ 534kg(+12) 1
※ レース結果は必ず主催者発表のものでご確認ください。

■各種レース指標 (天候:晴、馬場:良)
ハロンタイム 12.0 - 10.5 - 11.0 - 11.2 - 11.7 - 12.3
上がり 4F 46.2 - 3F 35.2
3コーナー 8(3,14)(1,9,16)(4,7,12,15)(2,10,13,11)
4コーナー 8(3,14)(1,9,16)(4,7,12,15)(2,10,13,11)

■レース回顧 弾ける手応えを直線で開放・短距離界の新星誕生シンボリグラン!
■レース解説

 ギャラントアローが先手を主張してハナに立つ。ゴールデンキャスト、ディープサマーが直後に続く。ローエングリンは先行集団の外、シーイズトウショウ、シンボリグランは馬群の内を進む。マルカキセキはラチ沿いの最後方を追走。各馬さほど離れず直線に向く。ギャラントアローが粘り込むところへ外からシーイズトウショウが接近。シーイズトウショウが先頭に替わったところへシンボリグラン、カネツテンビーが襲い掛かる。シンボリグランが僅かに前に出たところでゴール。


■レース回顧

 ハズレ。穴馬候補が相次いで出走取り消し。まあどっちみち軸馬コケたからダメでしたが。(-_-)

 シンボリグランはボニヤ騎手が中腰で構えていたのをみてどうかと思ったが、単に行きっぷりが良過ぎただけだったらしい。その証拠に直線で前が開けてからはグイグイ伸びてきた。外からカネツテンビーが迫ってきても、同じ勢いの脚を使って抜かせなかった。最終コーナーの立ち回りで距離ロスを蒙りながらの好走で、強い勝ち方だったと言える。

 カネツテンビーはゲート入りを散々ゴネくり倒しながらもスタートは正常。ただ行き脚がつかず後方からの競馬となった。3コーナーに差し掛かった辺りで持って行かれ気味になりながらも脚を溜めることに成功。惜しむらくは直線に向いた直後に内へモタレていたこと。

 シーイズトウショウは進路を外へ持ち出した上で先に抜け出しを図るという力技に出てきた。一旦は半馬身ほど前に出たが、外の2頭の脚色が良くラストは失速したように見えた。短距離重賞3勝馬に55kgの設定ならこの位走ってきても当然か。なお前走30kg増えていた体重は今回二度の輸送を挟んでも絞れていなかった。

 マルカキセキはダッシュがつかず後方、それも最内で待機。ルメール騎手は手綱を長めに持っており、ある程度覚悟を決めたような乗り方をしていた。そのまま最内を立ち回り、最内強襲で前との差を詰め始めた。作戦としては悪くなかったが、最内を通った分だけ踏ん張りが利かなかったようだ。

 ウインラディウスは直線で進路を確保できず、何度も手前を変えている内にレースが終わってしまった。力負けでないのは確かで、この距離でも戦える目途は立った。ローエングリンは外々を回らされた挙句、直線で前を追いかけている内に失速、まさかの最下位フィニッシュ。初のスプリント戦で汚点を残してしまった。


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