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第22回フェアリーS(GIII)
2005年12月18日(Sun) 中山芝1,200M 2歳オープン 馬齢 (牝)(混)(特指)
馬名 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 体重(増減) 人気
1 2 3 ダイワパッション 牝2 54.0kg 長谷川浩大 1.09.8 472kg(-2) 6
2 2 4 ウエスタンビーナス 牝2 54.0kg 蛯名正義 1.09.8 クビ 450kg(0) 7
3   1 1 サザンビューティー 牝2 54.0kg 田嶋翔 1.10.0 1 1/2 474kg(+6) 10
4   3 5 アルジェナー 牝2 54.0kg 山口竜一 1.10.4 2 1/2 448kg(+2) 15
5   6 11 コスモミール 牝2 54.0kg 木幡初広 1.10.5 1/2 448kg(0) 2
※ レース結果は必ず主催者発表のものでご確認ください。

■各種レース指標 (天候:晴、馬場:良)
ハロンタイム 11.7 - 10.5 - 11.1 - 11.9 - 11.8 - 12.8
上がり 4F 47.6 - 3F 36.5
3コーナー 15(4,6,12,13)(3,8,11,14)(2,16)(1,9)7,10,5
4コーナー 15(4,12,13)(6,3)(2,11)8(1,16)(5,9)7,10-14

■レース回顧 連勝の勢いそのままに・折り合いついて突き抜けたダイワパッション!
■レース解説

 ゴーファイトウィンが出遅れ。ラプタルがすんなりハナを奪う。内からウエスタンビーナス、タイセイハニーが続く。エイシンアモーレは好位を外から進む。ダイワパッションは馬群の中から徐々に押し上げていく。ラプタル単独先頭、好位がごった返したまま直線に向く。ウエスタンビーナスがラプタルを馬なりで交わして先頭に替わる。エイシンアモーレが追い出すところへ外からダイワパッションが勢い良く進出。先に抜け出ていたウエスタンビーナスをゴール寸前で捉える。


■レース回顧

 ハズレ。2週連続悶絶。何でボックスにしなかったんだろう…。(-_-)ウツダシノウ

 ダイワパッションは道中じわじわと加速、4コーナーで上手く外に持ち出して追い出し開始。内にササって追い辛くなる場面がありながらも脚色はゴールするまで衰えなかった。初めての後方待機にしてはえらく手際が良かった。時計が示す通り速さは感じないが、とにかく渋太い。これから一息入ってこの勢いが持続できるかどうか。

 ウエスタンビーナスは内から馬なりで好位をキープ。直線では絶妙のタイミングで先頭に立ったが、坂を駆け上がるところで急激に脚色が鈍った。ただ道中最後方にいたサザンビューティーとアルジェナーが突っ込んできていた辺りをみる限り、一方的にタレてもおかしくなかった。今回ばかりはスプリント戦で前につけて粘れただけでも良しとしたい。

 3番手以降は少し離れた。サザンビューティーは後方待機が嵌った形。勢いがつくところでアルジェナーとコスモミールの進路を妨害しており、好走したと言えどスマートではなかった。コスモミールはヨレたアルジェナーに体当たりされて外に弾かれたものの、追い上げる形を採らされた時点で勝ち負けは厳しかった。

 エイシンアモーレは好位追走が板についたのは良いとしても、今回も追いかけるだけ。ウエスタンビーナスとは直線だけで1秒の差がついた。終始外を回らされた辺りも影響していると思う。柴田善臣騎手の他、コスモミールの木幡騎手もレース後に「テンションが上がっていた」「疲れがあったかも」とコメントしており、やはりGIから中1週のローテーションはキツイようだ。勝負掛かりの連闘とは事情が異なる。

 エイシンアモーレ以外の人気どころではグリーンジュエリーが3番人気7着、プラチナローズが4番人気9着、ジョウノナンシーが5番人気16着。グリーンジュエリーは後方から激しく追い上げたが見せ場なし。プラチナローズは前に行けたものの直線を迎えた直後から程なく失速。ジョウノナンシーは好位に付けながら4コーナーで外へ逸走してジ・エンド。グリーンジュエリーとジョウノナンシーはキャリア1戦、プラチナローズはエイシンアモーレらと同じ阪神ジュベナイルフィリーズ組。


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