重賞回顧(第41回中日新聞杯)

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第41回中日新聞杯(GIII) 2005年12月10日(Sat)　中京芝1,800M　3歳以上オープン　別定　(父)(特指)
着	印	枠	馬	馬名	性齢	斤量	騎手	タイム	着差	体重(増減)	人気
1		4	8	グランリーオ	牡5	56.0kg	柴山雄一	1.46.4	－	508kg(+2)	8
2		8	16	ダンスインザモア	牡3	56.0kg	蛯名正義	1.46.6	1	494kg(+2)	1
3		5	9	カナハラドラゴン	牡7	57.0kg	勝浦正樹	1.46.7	1/2	482kg(+10)	10
4	▲	3	6	メイショウオスカル	牝4	56.0kg	武幸四郎	1.46.7	クビ	484kg(-2)	11
5	◎	5	10	トップガンジョー	牡3	55.0kg	幸英明	1.46.7	ハナ	506kg(+6)	4

※　レース結果は必ず主催者発表のものでご確認ください。

■各種レース指標　(天候：晴、馬場：良)

ハロンタイム　12.2 - 10.8 - 11.8 - 11.6 - 11.4 - 11.9 - 12.1 - 12.2 - 12.4
上がり　4F 48.6 - 3F 36.7
1コーナー　7(1,8)6,13(3,12)(4,15)(2,10)(9,11,16,14)5
2コーナー　7(1,8)-6(3,13)12(2,15)4(9,10)(11,16,14)-5
3コーナー　7,8(1,6)13(3,12)-10(11,2)(9,16)(4,15,14)5
4コーナー　(*7,8)6(1,13)(12,10)(3,16)2(11,9)(4,14)5-15

■レース回顧　人馬共に喜び分かつ初重賞・先に抜け出し勝利実感グランリーオ！

■レース解説

　ニシノシタンが先手を奪う。グランリーオ、シェイクマイハートが直後に続く。メイショウオスカルは単独4番手を進む。そこから数頭挟み、少し離れてツルカルヨカニセが中団追走。トップガンジョーは後方外から前を窺う。コンラッドはその内。ダンスインザモアは後方待機。4コーナー手前でグランリーオがニシノシタンに並びかけていく。トップガンジョーとダンスインザモアが大外を捲り上げながら直線に向く。グランリーオがすかさず追い出して単独先頭。トップガンジョーが捲った勢いそのままに前との差を縮めていく。続いてダンスインザモアも接近。ただグランリーオの脚色は衰えず、セーフティーリードのままダンスインザモア以下の追撃を封じる。

■レース回顧

　ハズレ。トップガンジョーは一瞬キタか？と思ったがやっぱり失速。(-＿-)

　メイショウオスカル、シェイクマイハートが前を窺うような素振りをみせたことで、ニシノシタンは手綱を押して逃げを主張。その後もペースが落ちず、1,000M通過57秒8とかなりのハイペースとなった。縦長の隊列で、前につけた馬はロス無く最終コーナーを回れていた。

　グランリーオはニシノシタンの直後を丹念にマーク。直線に向いてすぐ一杯になったニシノシタンをほぼ馬なりの手応えで追い抜き、先頭に立ってからは後続と一定の距離を保ちながら押し切った。自身を含め前につけた馬が手薄で、後方待機馬が軒並み4コーナーで外に振られていたのも危なげない勝ち方に一役買ったと思う。その意味で展開が向いたと言えなくもない。

　ダンスインザモアはスタートで若干アオッて後方から。縦長にもビクともせず、後方待機を敢行。前にいたトップガンジョーの後を追うようにして外を捲り、直線も大外に持ち出して追撃。ゴール間際で各馬の脚色が鈍ったところを差してきた。ゴール前で手応えを余していたように、グランリーオとは位置取りの差が出た。

　ダンスインザモアを含め、2番手以降は大混戦。カナハラドラゴンも後ろから追い上げた分、直線に向くところで外に膨らんでいた。馬群の中を突き抜けての3着で、前走よりは見どころがあった。メイショウオスカルは脚が上がってからもう一度差し返すところがあり、牡馬相手に健闘したと言える。トップガンジョーは大外を捲って力で前を捉えに行った。突き抜けるかという勢いがありながら、ゴール間際で力尽きた。ダンスインザモアに比べると直線に向いてからの余裕が無く、距離も微妙に響いたか。

　コンラッドは後方待機馬の中でも進出が遅れ、ゴール前でようやく差してきたが後の祭り。藤岡騎手の強気な騎乗に期待していただけに残念。サンバレンティンは差脚自体悪くないがこの相手でも力負けの感。ツルマルヨカニセは道中はともかく、勝負どころで動く気配を見せなかったのが気になった。直線は前が詰まって追えず、脚を余したまま敗退。広いコースで今一度見直したい。

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