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第43回アルゼンチン共和国杯(GII) 2005年11月6日(Sun) 東京芝2,500M 3歳以上オープン ハンデ (国際)(特指) |
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着 | 印 | 枠 | 馬 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | タイム | 着差 | 体重(増減) | 人気 |
1 | ▲ | 1 | 1 | サクラセンチュリー | 牡5 | 57.5kg | 佐藤哲三 | 2.32.4 | − | 492kg(-6) | 3 |
2 | 4 | 8 | マーブルチーフ | 牡5 | 55.0kg | 熊沢重文 | 2.32.4 | アタマ | 484kg(-10) | 14 | |
3 | 3 | 6 | コイントス | 牡7 | 57.0kg | 横山典弘 | 2.32.6 | 1 | 546kg(+20) | 2 | |
4 | 5 | 10 | ブリットレーン | 牡6 | 53.0kg | 吉田豊 | 2.33.0 | 2 1/2 | 494kg(+10) | 17 | |
5 | 2 | 4 | ビッグゴールド | 牡7 | 57.0kg | 和田竜二 | 2.33.1 | 1/2 | 466kg(0) | 8 | |
◎ | 6 | 11 | デルタブルース | 牡4 | 59.0kg | O.ペリエ | 2.33.1 | 同着 | 526kg(-4) | 1 |
■各種レース指標 (天候:雨、馬場:良) |
ハロンタイム 7.2 - 11.4 - 11.7 - 12.8 - 12.5 - 12.3 - 12.5 - 12.5 - 12.2 - 11.9 - 11.7 - 11.4 - 12.3 上がり 4F 47.3 - 3F 35.4 1コーナー 4,12,13(8,11)-10,6,15(7,9)-3-(1,16)-17(5,18)14-2 2コーナー 4,12-(8,13)11-(10,6)-(7,15)(9,3)-(1,16)(17,18,14)5=2 3コーナー 4,12,13,8(10,11)6(7,14)(9,15,3,1)(17,18)(16,5)=2 4コーナー 4,12(8,13)(10,11)(7,6,3)(14,1)(9,15)18,17,5-16,2 |
■レース回顧 差し届かずからの脱却・府中で決め手炸裂サクラセンチュリー! |
■レース解説 ビッグゴールドがハナへ。エローグ、マーブルチーフが2番手につける。マイソールサウンド、デルタブルースも前に行く。コイントスは中団前で待機。向こう正面で縦長。サクラセンチュリーは後方の内を進む。3コーナーを過ぎ、前が徐々に固まり始める。ダディーズドリーム、サクラセンチュリーが大外を回して進出を開始。直線に向き、エローグがビッグゴールドに並ぶ。最内からはマーブルチーフが接近。そこへコイントスもじわじわ詰め寄っていく。コイントス、マーブルチーフが抜け出しかかったところで外からサクラセンチュリーが伸びて内2頭に並ぶ。コイントスを挟んでマーブルチーフとの追い比べになるが、サクラセンチュリーがもう一伸びをみせ辛勝。 ■レース回顧 ハズレ。今年もグループC(展望参照)か…。まあどっちみちダメでしたが。orz 先行争いは起こらず、ビッグゴールドの単騎で淡々と進行。途中で縦長になり、何となく前残りを予感したが、レースを制したのは中団より後方で脚を溜めていたサクラセンチュリーだった。4コーナーを一捲り、追い出しやすい大外へ振って真っ直ぐ伸びた。別定戦並の斤量を背負い、自ら動いて差し切ったというのは大きい。 マーブルチーフは内ラチ一杯を立ち回り、ビッグゴールドやコイントスを競り落として先頭に踊り出ながら、最後の最後でサクラセンチュリーに美味しいところを持っていかれた。決め手不足を補うべく、このところ先行策を採っていたというのが一役買った感。今回のような縦長の展開なら勝っておきたかったところだが。重賞連対4回は全て人気薄という生粋の穴馬。またどこかで穴を開けるに違いない。 コイントスは一旦抜け出しかけながら、左右から並びかけられると急速に萎縮。前走はリンカーンに並びかけられてから差し返す根性をみせていたが、今回はまたいつものようにダレてしまった。これで重賞では16回出走して【0・5・5・6】。詰めの甘さはナイスネイチャ、ステイゴールド以上。ところで来週の福島記念に登録があるのは気のせいか。 混戦の最中軸にしたデルタブルースは直線で前に行けず終い。ただペリエ騎手は鞭を振るって応戦しており、再び盛り返して5着ゲット。菊花賞馬らしくスタミナは豊富なところをみせた。とりあえず数を使われながら良くなっていくのは間違い無さそうだ。 後方待機勢は軒並み壊滅。ファストタテヤマは直線に向いた時点で馬群後方の内。外へ持ち出して追い込むも勝負にならなかった。ハイフレンドトライもコイントスと同じような位置につけながら肝心の伸びを欠いた。残り200Mを切ってから突き放されており、力不足は明白。3歳馬2頭は現時点での実力通り。 |