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第51回産経賞オールカマー(GII) 2005年9月25日(Sun) 中山芝2,200M 3歳以上オープン 別定 (国際)(指定) |
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着 | 印 | 枠 | 馬 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | タイム | 着差 | 体重(増減) | 人気 |
1 | 8 | 10 | ホオキパウェーブ | 牡4 | 57.0kg | 後藤浩輝 | 2.16.7 | − | 488kg(-2) | 4 | |
2 | △ | 1 | 1 | グラスボンバー | 牡5 | 57.0kg | 勝浦正樹 | 2.16.7 | クビ | 478kg(0) | 2 |
3 | ▲ | 5 | 5 | エルノヴァ | 牝6 | 55.0kg | 田中勝春 | 2.16.8 | 1/2 | 468kg(+8) | 6 |
4 | 6 | 6 | チャクラ | 牡5 | 57.0kg | 柴田善臣 | 2.17.0 | 1 1/2 | 476kg(+2) | 5 | |
5 | ◎ | 7 | 8 | ヴィータローザ | 牡5 | 57.0kg | 蛯名正義 | 2.17.0 | ハナ | 470kg(-8) | 1 |
■各種レース指標 (天候:曇、馬場:稍重) |
ハロンタイム 13.4 - 12.3 - 13.8 - 12.4 - 13.0 - 12.6 - 12.4 - 12.2 - 11.2 - 11.4 - 12.0 上がり 4F 46.8 - 3F 34.6 1コーナー 2(3,7)(1,8,10)(5,6,9)-4 2コーナー 2,7-3(1,8,10)6(5,9) 3コーナー 2,7(10,6)(3,8,9)5(1,4) 4コーナー (2,*7,10)(8,6)(3,1,5,9,4) |
■レース回顧 想定超える激遅決戦・好位付けで乗り切ったホオキパウェーブ! |
■レース解説 コイントス立ち遅れで最後方。誰も行こうとはせず、開始早々いきなりスロー。仕方なくサンライズシャークが僅かに前に出る。カゼニフカレテ、ホオキパウェーブ辺りも先行集団を形成。1コーナーをカーブするところでようやくコイントスが前に追いつき、サンライズシャークの直後につける。しかしペースは一向に上がらず、超スローのまま推移。3コーナーを過ぎたところでチャクラ、次いでホオキパウェーブが動き始め、サンライズシャークやコイントスと並んだ状態で直線に向く。ホオキパウェーブがコイントスを競り落として先頭。内から抜けてきたグラスボンバーの追撃を凌いでゴール。 ■レース回顧 ハズレ。前座でも金子馬が勝っちゃうとは…。あの勝負服見飽きたよ。(´・ω・`) 札幌記念で13番人気ながら3着に粘り、大波乱に一役買った馬が今回は3番人気。逃げ馬は実力が余程抜けていない限り、目立たないに越したことはない。それでも気付けばコイントスを買っている。何でだろう?自分でも分からない。軸に推したヴィータローザ(1番人気)もぶっ飛んだ。とりあえず言えるのは、私が狙った馬は来ないということである。来週のGIは「あの馬」が飛びます。Don't miss it! 「光る」逃げ馬コイントスがスタートに失敗し、他の9頭はさながらキャンターのような走りになっていた。その中でホオキパウェーブの位置取りが前になっていたのを見て泣いた。超スローの展開で外の好位。当初の位置取りのまま勝負どころを迎え、当然のように先頭へ。差して好走してきた馬が楽に前に行けるとこうなる。京王杯スプリングCのアサクサデンエンもこんな感じだった。 グラスボンバーは労せず脚を溜めることが出来た結果、直線で弾けるような伸びを披露。最内から馬群を捌いての進出で、負けはしたが内容は濃かった。今回は新潟記念のような距離面の限界を感じなかった。ただMachiavellian産駒で同馬の他にオープンクラスに在籍しているフサイチホクトセイはスプリントを得意とする短距離馬。グラスボンバーも出来ればマイル近辺で真価を問いたい馬である。 先週フィーバーした藤沢軍団は先のコイントスが6着、紅一点エルノヴァが3着。コイントスは逃げられなかったことが全て。エルノヴァは脚を余したような負けで、緩い流れにどっぷり漬かり過ぎた感がある。この後アルゼンチン共和国杯を使ってくれば面白い。 ヴィータローザは後半のペースアップについていけず、4コーナー付近で鞭が飛ぶ苦しい展開。追い通しのまま直線に向いてもジリジリとしか伸びない。鞭を入れてもすぐ反応しないのはいつも通り。この馬にとっては道中敢えて馬群から離れ、脚を溜めるだけ溜めて追い出すといったアンカツの乗り方が最善なのかもしれない。 |