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第59回ラジオ日本賞セントライト記念(GII) 2005年9月18日(Sun) 中山芝2,200M 3歳オープン 馬齢 (混)(指定) |
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着 | 印 | 枠 | 馬 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | タイム | 着差 | 体重(増減) | 人気 |
1 | 8 | 14 | キングストレイル | 牡3 | 56.0kg | 北村宏司 | 2.11.8 | − | 488kg(+4) | 8 | |
2 | ▲ | 4 | 7 | フサイチアウステル | 牡3 | 56.0kg | 安藤勝己 | 2.11.8 | クビ | 476kg(-2) | 1 |
3 | △ | 2 | 2 | ピサノパテック | 牡3 | 56.0kg | 田中勝春 | 2.11.9 | 1/2 | 486kg(+2) | 6 |
4 | 2 | 3 | アドマイヤフジ | 牡3 | 56.0kg | 柴田善臣 | 2.12.1 | 1 1/2 | 528kg(+18) | 3 | |
5 | 6 | 10 | マルブツライト | 牡3 | 56.0kg | 松岡正海 | 2.12.1 | ハナ | 474kg(-2) | 9 |
■各種レース指標 (天候:晴、馬場:良) |
ハロンタイム 12.4 - 11.1 - 12.0 - 12.2 - 12.4 - 12.2 - 12.4 - 11.9 - 11.7 - 11.8 - 11.7 上がり 4F 47.1 - 3F 35.2 1コーナー 1,5-(2,7)(9,10,14)12(4,15)13-6-11-8,3 2コーナー 1,5(2,7)(9,10,14,12)(4,15)-13-6-11-8,3 3コーナー 1,5(2,7)(10,12)14(9,4,15)(13,6)(11,3)8 4コーナー 1,2(5,7)(10,14,12)(9,4,13,15,6)(11,3)-8 |
■レース回顧 ここから描く王者の軌跡・10ヶ月振りの実戦をモノにしたキングストレイル! |
■レース解説 カネサマンゲツが好スタートを決めて先頭に立つ。モリノミヤコ、フサイチアウステルが並んで2番手。ピサノパテック、キングストレイルがこれらの後に続く。コンラッドは中団馬群の最内を追走。キングストレイルが少し下げて中団につける。トップガンジョーは外を通って押し上げていく。マイネルレコルトは馬群後方、アドマイヤフジは後方2番手を進む。3コーナーを過ぎた辺りから後方各馬が追い上げに入る。フサイチアウステルが外を回して先頭を窺う。直線に入り、内からピサノパテックが巻き返してくる。フサイチアウステル、ピサノパテックの競り合いに外からキングストレイルが接近。ゴール前でまとめて交わす。 ■レース回顧 ハズレ。春勢力でも新興勢力でも、はたまた中間勢力でもないとは…。ヽ(`Д´)ノウワアアン キングストレイルは4コーナーでの手応えがあまり良くなかったように思えたが、直線に入ると馬群を割って進出、先に抜け出たフサイチアウステル、ピサノパテックの脚色が鈍ったところを突いてきた。ゴール板を過ぎてもまだ加速しているような感じ。いきなりこれだけ走られるともうお手上げ。とりあえず言えるのは、このテの馬は人気が無かったら買えということである。 フサイチアウステルは勝負どころで堂々と外を回し、手応え十分で直線を迎えたがあと一押しを欠き2着。追って渋太いがキレがない。ピサノパテックに並んでから一気に突き放せなかったのは不満だが、内から抜かせなかったのは評価できる。 ピサノパテックはカネサマンゲツを交わすところで内に寄れていたように一杯一杯の競馬。最後まで脚を伸ばしていたが、外2頭の脚色が勝っていた。昨年ほどではないが今年も速い決着で、途中でペースが緩まなかったことが好走に繋がったようだ。 アドマイヤフジはいつも通りの差し届かず。ここまで予定調和だとかえって笑える。ただ「お友達」のシックスセンス(皐月賞2着、ダービー3着)のような事例もあるので、菊花賞は人気暴落なら狙ってみたい(その前に本賞金1350万で出られるかどうかだが)。 コンラッドは勝負どころでキングストレイルよりも手が動いており、他の馬に遅れを取り始めたところでダメだと思った。ラジオたんぱ賞勝ちから中途半端に間隔が開いたことで気抜けしてしまったようだ。ただ逃げた馬に追いつけずの10着はちょっと負け過ぎ。 マイネルレコルトは今回も後方待機策。前が楽できる流れでわざわざ後ろから行く理由が分からない。4コーナーで外から強引に捲り上げたものの、直線の脚色は他の馬と変わらなかった。掛かることはなくなっても、積極性が出せないなら2歳王者としての扱いは不要だろう。 |