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第50回京成杯オータムハンデ(GIII) 2005年9月11日(Sun) 中山芝1,600M 3歳以上オープン ハンデ (混)(特指) |
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着 | 印 | 枠 | 馬 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | タイム | 着差 | 体重(増減) | 人気 |
1 | ▲ | 2 | 2 | マイネルモルゲン | 牡5 | 57.0kg | 柴田善臣 | 1.33.3 | − | 470kg(-10) | 3 |
2 | 4 | 5 | ニシノシタン | 牡5 | 54.0kg | 吉田豊 | 1.33.3 | アタマ | 516kg(0) | 4 | |
3 | 7 | 10 | ウインラディウス | 牡7 | 58.0kg | 田中勝春 | 1.33.4 | 1/2 | 512kg(-2) | 10 | |
4 | 7 | 11 | パリブレスト | 牡3 | 52.0kg | 大西直宏 | 1.33.5 | 1/2 | 464kg(0) | 12 | |
5 | 5 | 7 | キネティクス | 牡6 | 56.0kg | 木幡初広 | 1.33.5 | アタマ | 458kg(-4) | 11 |
■各種レース指標 (天候:雨、馬場:稍重) |
ハロンタイム 12.1 - 11.2 - 11.1 - 11.3 - 11.5 - 11.7 - 11.5 - 12.9 上がり 4F 47.6 - 3F 36.1 2コーナー 5(1,6)(2,8)(4,7)3,10,11,13(9,12) 3コーナー 5,6(1,8)2(3,4)7,10,13,11,12-9 4コーナー 5,6(1,8)2(3,4)10(7,13)(11,12)9 |
■レース回顧 一度叩かれ折り合い万全・マイネルモルゲンが混戦制し連覇達成! |
■レース解説 マイネルソロモン、フォーカルポイントがダッシュつかず後方から。ニシノシタンが押してハナを奪う。ミッドタウン、ロイヤルキャンサーがこれに続く。マイネルモルゲンとアイルラヴァゲインが4番手で並ぶ。コスモサンビームはこれらの直後。中団以降はバラけて、マイネルハーティーは1頭離れて最後方待機。アイルラヴァゲインが3コーナー過ぎで進出を開始。マイネルモルゲン、コスモサンビームもこれについて行く。ニシノシタン単独先頭のまま直線に向く。直後の集団からアイルラヴァゲインとマイネルモルゲンが抜け出す。マイネルモルゲンの脚色が良く、ニシノシタンのリードを徐々に埋めていく。後方からはウインラディウスも迫る。マイネルモルゲンがニシノシタンをゴール間際で捉え、僅かに先着。 ■レース回顧 ハズレ。最近やたらと連覇多くないですか?こういうのを軸で買わんとイカンね。(´・ω・`) マイネルモルゲンは懸念の残る折り合いを見事にクリアし、直線で力強く抜けてきた。早め先頭から横一線の叩き合いを演じた前走が叩き台として有効に作用したようだ。中山コースで行われる重賞を既に2つ制している実力馬。今後の課題はやはり他場で結果を残せるかどうかに尽きる。乗り替わりも無いほうが望ましい。 ニシノシタンはロイヤルキャンサーらを抑えての単騎逃げに成功。マイネルモルゲンと同タイムで走り切った。同コースでは春先に1分33秒5、1分33秒0で逃げ切りがあり、ここで走ってきても何ら驚けない。ただ上がりを要しての逃げ残りで、他場で同様の競馬が出来るかと言われれば微妙。直前のスコールがなければ押し切っていたという見方も出来る一方、渋った馬場で後続の追撃を凌いだという見方も出来る。 夏競馬スルー組は期待されていなかったパリブレストが4着に健闘。1番人気に支持されたアイルラヴァゲインは勝ちに行ってラストで失速。マイネルモルゲンに余裕をもって交わされたのは休み明け云々というよりは現状での実力差が出たとみておくのが無難か。マイネルモルゲン自身、3歳時にNHKマイルC3着からぶっつけで挑んだこのレースでは12着と大敗している。 マイネルハーティーはお決まりの「最後方一気で届かず」炸裂。夏場を使った古馬を休み明け&最後方一気で差せるかを考えればこの結果も妥当。上がり最速マークでも勝負に加われずでは評価に値しない。ボールドブライアン、ファストタテヤマといった辺りとキャラが被る。 コスモサンビームはスタートから行き脚がついて今度こそ、と思わせながら直線でサッパリ伸びず惨敗。手応えを残していながらあの反応はないだろうと思った。関屋記念でサイドワインダーに次ぐ上がりをマークしたとはいっても着差が0秒7もある「完敗」。今回のマイネルハーティーと大差ない。未だ良化途上なのか、それとも…。 シャイニンルビーは勝負どころで手が動いており、昨年のような溜めが作れていなかった。ニシノシタンを巡る一連の攻防には加われず、単について行っただけになっていたのは残念。高速馬場で末を活かす馬だけに稍重馬場も堪えたか。 |