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第41回小倉記念(GIII)
2005年8月14日(Sun) 小倉芝2,000M 3歳以上オープン ハンデ (混)(特指)
馬名 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 体重(増減) 人気
1 5 10 メイショウカイドウ 牡6 58.5kg 武豊 1.58.0 (レコード) 512kg(0) 1
2   4 7 ワンモアチャッター 牡5 54.0kg 福永祐一 1.58.1 3/4 454kg(+4) 2
3 1 1 ツルマルヨカニセ 牡5 56.0kg 小牧太 1.58.2 クビ 486kg(-2) 3
4   2 3 セフティーエンペラ セ6 56.0kg 安藤勝己 1.58.2 ハナ 464kg(-2) 4
5 2 4 アグネスシラヌイ 牡7 54.0kg 吉田稔 1.58.5 1 3/4 472kg(+2) 6
※ レース結果は必ず主催者発表のものでご確認ください。

■各種レース指標 (天候:晴、馬場:良)
ハロンタイム 12.2 - 10.6 - 11.5 - 12.3 - 11.8 - 11.7 - 12.0 - 12.2 - 12.2 - 11.5
上がり 4F 47.9 - 3F 35.9
1コーナー 16-8(6,11,13)14(3,15)1(2,4,10)(5,7)-12-9
2コーナー 16,8,13(6,11)-14,15,3,1(2,4)(5,10)(7,12)-9
3コーナー (16,*11,8)13(6,14,15)(3,1)(5,4)(2,10)7,12-9
4コーナー 11(8,13,15,1)(16,6,14,3,4)(5,10)(2,7,12)9

■レース回顧 記録も時計もレコード尽くし・小倉の怪童メイショウカイドウ!
■レース解説

 ベストタイクーンがハナを主張するも、外からグリーンプレジャーが勢い良く先頭に立つ。ベストタイクーンにスパルタクス、イケハヤブサが並びかけて先頭集団を形成。セフティーエンペラは中団内、その外にツルマルヨカニセが続く。メイショウカイドウは後方外を追走。直後にワンモアチャッターがつける。3コーナーを過ぎたところでスパルタクスが早め先頭に替わる。メモリーキアヌ、ニホンピロキース、チアズメッセージらも一斉に動き出す。メイショウカイドウもツルマルヨカニセ、セフティーエンペラの進出に合わせて外へ持ち出しながら追い上げる。全馬一団、横一線の状態で直線に向く。馬場の中央を通った組が一斉に追い上げるところ、外からメイショウカイドウが抜け出して先頭。激しい2着争いを尻目に流しながらゴール。


■レース回顧

 紐抜けハズレ。全重賞通じて相性最高の小倉記念を外した…。・゚・(ノД`)・゚・ウワ〜ン

 メイショウカイドウは前走より楽な手応えだった。外へ回し過ぎかと思ったが全く問題なし。トップハンデで決め手を損なうことも無かった。レース後には右後脚を落鉄していたという「事実」も発覚。今回も相手が手頃だったとはいえ、とにかく強さを見せつける結果になった。

 ワンモアチャッターはセフティーエンペラとツルマルヨカニセによる2着争いに間から割って入ってきた。直線狭いところを捌いての進出で、スムーズならと思わせる内容だった。セフティーエンペラ、ツルマルヨカニセは共にメイショウカイドウを意識して先に動いていたようで、この結果も已む無し。

 5着以下は離れてアグネスシラヌイ、カゼニフカレテと入線。アグネスシラヌイはメイショウカイドウに並ばれたところで一杯。仕掛けを待った割には伸びを欠いた。適度に力を要する馬場が合わなかったか。カゼニフカレテはあれだけ外を回してしまうと届かない。

 ニホンピロキースは先行集団を捉えられる位置で追走しながら、勝負どころで前にいた馬につっかかるロス。その後も窮屈なところに押し込められてしまい、気付いた頃には圏外を走っていた。折角軽ハンデを貰っているのだから、腹を括って外へ持ち出してもらいたかった。

 スパルタクスは最短距離を通って一躍先頭に立ったがそれまで。パトロール映像を見れば一目瞭然だが、馬場の内側は既に荒れ放題。直線で内を選択したのはスパルタクスの他、ベストタイクーンやメモリーキアヌ、逃げバテた後のグリーンプレジャー位しかいなかった。その後のレースも軒並み馬場の外を通った馬が好走。開催オーラスの小倉2歳Sは今年も外差し決着が濃厚だ。


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