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第41回小倉記念(GIII)
2005年8月14日(Sun) 小倉芝2,000M 3歳以上オープン ハンデ (混)(特指)
馬名 脚質 補正 寸評
1 1 ツルマルヨカニセ 98 早め進出で粘った前走評価。小倉で自在性生きる。
2 トウカイオーザ 94 かつてのGIIウイナーも精彩欠く。軽ハンデ頼み。  
2 3 セフティーエンペラ 99 小回りコースなら力上位。但し追い比べには弱い。  
4 アグネスシラヌイ 91 前走の決め手鮮やか。ここで転用なれば不気味。
3 5 エイシンハリマオー 84 満足に使えずはともかく置かれ気味では厳しい。  
6 メモリーキアヌ 92 周りについて行かれるとダメ。牡馬相手で苦しい。  
4 7 ワンモアチャッター 88 出遅れ再発怖いが捲り気味に動いて連勝は評価。  
8 ベストタイクーン 87 逃げの姿勢変わらずも抑え効かない。粘り期待薄。  
5 9 サンライズシャーク 93 一昨年2着以降不振。末脚衰えていないが辛い。  
10 メイショウカイドウ 101 小倉ではほぼ敵無し。トップハンデでも逆らえない。
6 11 スパルタクス 94 前走上位にハンデ差で肉薄図るも力差は否めず。  
12 カゼニフカレテ 88 戦法に潰し効かないのは難点。脅威にならず。  
7 13 イケハヤブサ 85 ハンデに関係なく完敗ばかり。これで通用は無理。  
14 ニホンピロキース 84 先行して安定評価。相手強いが軽量で見込みあり。
8 15 チアズメッセージ 96 前に行けなかった前走不満。差し込みは中途半端。  
16 グリーンプレジャー 88 昨年同斤で力負け。今年も同型おり出方難しい。  
※ 枠順、出走馬は必ず主催者発表のものでご確認ください。
※ 『補正』=「TARGET frontier」の補正タイムランキング(直近1年の最高値)による評価。

■レース展望 小倉を制するものは小倉記念を制す・貪欲に連覇狙うメイショウカイドウ
■予想構築

 まずは以下の資料を参照されたい。

【格上挑戦で連対した馬一覧(過去5年)】
年度(回) 馬名 前走レース・着順 小倉記念(前走比)
'00年(第36回) ミッキーダンス 九スポ(1000万・小倉芝2,000M)・1着 1着(53kg、-4kg)
'01年(第37回) トウカイオーザ 小倉城(1000万・小倉芝2,000M)・1着 2着(52kg、-5kg)
'02年(第38回) アラタマインディ 九スポ(1000万・小倉芝2,000M)・1着 1着(53kg、-4kg)
'03年(第39回) サンライズシャーク 九スポ(1000万・小倉芝2,000M)・1着 2着(54kg、-3kg)

 小倉記念では'00年にハンデ戦に復帰してから小倉芝2,000Mの1000万特別を勝ち上がったばかりの馬が連対し続けている(昨年は該当馬無し)。「同コース勝ち→格上挑戦で負担斤量減」のパターンに当てはまる馬が絶好の狙い目となる。今年はニホンピロキースがこれに近い。

 
【連対馬の前走コース一覧(過去5年)】
年度(回) 着順 馬名 前走コース 小倉芝実績
'00年(第36回) 1着 ミッキーダンス 小倉芝2,000M 【1・0・1・0】
2着 アンブラスモア 福島芝2,000M 【2・1・1・2】
'01年(第37回) 1着 ロサード 小倉芝1,800M 【0・2・1・0】
2着 トウカイオーザ 小倉芝2,000M 【1・0・0・0】
'02年(第38回) 1着 アラタマインディ 小倉芝2,000M 【1・0・0・0】
2着 イブキガバメント 京都芝1,800M 【1・2・0・2】
'03年(第39回) 1着 ロサード 新潟芝2,000M 【2・3・1・1】
2着 サンライズシャーク 小倉芝2,000M 【3・2・1・0】
'04年(第40回) 1着 メイショウカイドウ 小倉芝1,800M 【4・1・1・3】
2着 メイショウバトラー 小倉芝1,800M 【3・1・1・0】

 上記を見る限りでは小倉芝に連対(≒勝利)のある馬を狙えば良いことが分かる。前走で小倉を使っていると尚良い。昨年は小倉巧者で北九州記念でも上位入線した2頭がそのままワンツーを決めている。


 軸はメイショウカイドウ。小倉でなら多少追っ付けても直線で十分届く。前走はもとより今年初めの小倉大賞典もそんな感じのレースだった。また同馬は速い時計にも強い。土曜の500万クラスで1分59秒1が出ており、持ち前の速さが存分に生かせそうだ。

 相手筆頭はツルマルヨカニセ。前走は先行した分決め手が甘くなり、直線でメイショウカイドウにあっさり交わされた。本来は前に目標を置いた上で差し込みを図る馬。北九州記念での2馬身差を撥ね退けるためにも差し込みを実践してもらいたい。

 単穴はアグネスシラヌイ。前走で上がり最速をマークした直後で、準オープン勝ちの割にハンデは控え目。中団から決め手を繰り出せるだけに差し損ねのリスクは最小限。上位2頭をまとめて差し切るシーンまで想定しておきたい。

 連下はニホンピロキース。玄海特別はラスト1ハロンで時計を要しており、自身も2着シゲルフェニックスに詰め寄られていた。相手に早めに来られると苦しいかもしれない。過去の傾向に照らし合わせて「前走小倉で勝利」「初めての軽ハンデ」の2点が推せる根拠。

◎メイショウカイドウ
○ツルマルヨカニセ
▲アグネスシラヌイ
△ニホンピロキース


■馬券構築

 メイショウカイドウから馬複流し。

[馬複] メイショウカイドウ−ツルマルヨカニセ 50%
[馬複] メイショウカイドウ−アグネスシラヌイ 30%
[馬複] メイショウカイドウ−ニホンピロキース 20%


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