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第119回目黒記念(GII) 2005年5月21日(Sat) 東京芝2,500M 3歳以上オープン ハンデ (国際)[指定] |
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着 | 印 | 枠 | 馬 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | タイム | 着差 | 体重(増減) | 人気 |
1 | ◎ | 1 | 1 | オペラシチー | 牡4 | 56.5kg | 佐藤哲三 | 2.29.8 | (レコード) | 498kg(-4) | 1 |
2 | 3 | 5 | ウイングランツ | 牡5 | 54.0kg | 松岡正海 | 2.29.9 | クビ | 498kg(0) | 5 | |
3 | 4 | 7 | ダディーズドリーム | 牡6 | 54.0kg | 安藤勝己 | 2.29.9 | ハナ | 468kg(-4) | 7 | |
4 | ▲ | 5 | 10 | エルノヴァ | 牝6 | 55.0kg | K.デザーモ | 2.29.9 | ハナ | 470kg(+4) | 2 |
5 | ○ | 5 | 9 | チャクラ | 牡5 | 57.5kg | 藤田伸二 | 2.30.2 | 1 3/4 | 470kg(-6) | 4 |
■各種レース指標 (天候:晴、馬場:良) |
ハロンタイム 7.1 - 11.3 - 11.2 - 12.3 - 12.6 - 12.1 - 12.4 - 12.3 - 11.6 - 11.4 - 11.4 - 11.6 - 12.5 上がり 4F 46.9 - 3F 35.5 1コーナー 4,16-(8,17)3,1(2,10,13)(6,15)(9,11)(5,14,12)7-18 2コーナー 4-16(8,17)(3,1)(10,13)(2,6)(9,15)(5,11,12)14(7,18) 3コーナー 4(16,12)(8,1,17)(3,10,13)(9,6)(2,15)(5,11,18)(14,7) 4コーナー (*4,16)(8,1,12)(3,10,17)9(2,6,5)13(14,7,11)15,18 |
■レース回顧 最後まで頑張る闘志・苦難の末の初重賞制覇オペラシチー! |
■レース解説 エローグがハナを奪う。これを外からシャーディーナイスが追いかけて2番手。アドマイヤビッグ、ラヴァリージェニオ辺りも前に行く。オペラシチーは先頭集団から離れた5〜6番手の外を進む。エルノヴァはその直後を追走。チャクラは中団馬群の中で待機。ウイングランツはスウィフトカレントやアサクサデンエンらと後方を追走。ダディーズドリームは最後方待機。3コーナー手前でスウィフトカレントが捲り気味に進出。シャーディーナイスと並んでエローグに迫っていく。直線に向き、エローグが内一杯を使って後続を再度引き離す。直後からはシャーディーナイスを交わしたオペラシチーが徐々に進出。エルノヴァ、チャクラもこれを追いかけていく。オペラシチーがエローグを交わし、僅かに先頭に踊り出る。執拗に競りかけてきたエルノヴァ、外から追い込んできたウイングランツ、ダディーズドリームを際どく押さえ込みながらゴール。 ■レース回顧 紐抜けハズレ。今回はローギアのまま走っていたなぁ。変速出来たら化けるかも。(・∀・;) オペラシチーは勝つには勝ったがジリっぽいところは相変わらず。直後からエルノヴァが迫ってくると少し伸び、また迫ってくると少し伸びて何とか踏ん張り通した。ただ勝負強さのようなものは感じなかった。今開催からCコース使用となっても相変わらず内を通った馬が残る馬場状態でこの勝ち方では正直物足りない。この相手なら1馬身位は離していてもらいたかった。 ウイングランツは4コーナー出口で強引に外に持ち出した際に馬が外へ大きく膨らんでしまったのが悔やまれる。直線でも内にモタれて上手く追えず、実質最後の1ハロンで差を詰めてきた。ダイヤモンドSと同じく、自分から勝ちに行って連対を果たしたのは大きい。スッパリとは切れないが、長く良い脚を使うところはいかにもダンスインザダーク産駒らしい。 ダディーズドリームは4コーナーで内を通りながら追い上げ、直線で外に持ち出すスムーズな競馬が出来た。ただこちらもウイングランツと同じく内にモタれかかっていた。ラストはモタれた馬同士が一緒になって追い込んできた。ダイヤモンドSでは先行策を採りながら、今回は後方で決め打ってきたというところに好走要因がありそうだ。 チャクラは先頭から離れた位置から次第に上がっていき、ごく自然な追い出しが出来たものの、足元がふらついて前に行けなかった。一応差のないところまで来ながら勝ち負けには加われなかったことについてはハンデ差が関係しているように思える。 エルノヴァはデザーモ騎手がワンテンポずらして仕掛けたが僅かに及ばず。これは「前回(メトロポリタンS)、並んだところで馬が走るのをやめてしまった」としたデザーモ騎手の判断によるもの。今回は「それでも並んだところで同じようにやめてしまいました。僕が馬に負けたということです」というコメントを残している。 |