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第52回毎日杯(GIII)
2005年3月26日(Sat) 阪神芝2,000M 3歳オープン 別定 (混)(特指)
馬名 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 体重(増減) 人気
1 4 6 ローゼンクロイツ 牡3 57.0kg 安藤勝己 2.02.2 462kg(+2) 2
2 3 3 コスモオースティン 牡3 56.0kg 武幸四郎 2.02.4 1 1/4 468kg(-10) 5
3 2 2 コンゴウリキシオー 牡3 57.0kg 藤田伸二 2.02.4 ハナ 496kg(+6) 1
4 7 11 マルカジーク 牡3 56.0kg 角田晃一 2.02.5 1/2 468kg(0) 4
5   5 8 コメディアデラルテ 牡3 56.0kg 幸英明 2.02.7 1 1/4 492kg(-6) 9
※ レース結果は必ず主催者発表のものでご確認ください。

■各種レース指標 (天候:曇、馬場:良)
ハロンタイム 13.0 - 11.5 - 12.9 - 12.5 - 12.6 - 12.7 - 12.3 - 11.6 - 11.4 - 11.7
上がり 4F 47.0 - 3F 34.7
1コーナー 3,13(2,8,14)10(6,12)(4,11)5(1,9)7
2コーナー 3(2,13)(8,14)(6,10)(4,12)-11(1,5)(7,9)
3コーナー 3,13(2,14)(6,8,10)12(4,5)11,9(1,7)
4コーナー 3(2,13)(6,8,14)(4,12,10)(11,5)-(1,9,7)

■レース回顧 直線勝負で本領発揮・東征へ臨むローゼンクロイツ!
■レース解説

 コスモオースティン、カネヒキリが前を窺う。コーナリングでコスモオースティンがハナを奪う。コンゴウリキシオーは内の3番手、ローゼンクロイツはその直後を追走。道中動きはなく淡々と流れる。コスモオースティンが1馬身のリードを保ったまま4コーナーをカーブ。カネヒキリとコンゴウリシキオーがすぐさま追いかけて直線に向く。コスモオースティンが手応え良く後続を突き放しにかかる。コンゴウリキシオーも一杯に追うが差は縮まらない。その外からローゼンクロイツが並びかけ、坂を駆け上がったところで一気に伸びる。脚色が鈍ったコスモオースティンもまとめて抜き去る。


■レース回顧

 馬単◎→△(30%)的中。ハナ差で妙味ゲット。ごちそうさまでした。(-人-)

 ローゼンクロイツはコンゴウリキシオーを2〜3馬身の圏内に置き、直線に向いたと同時に追い出しを開始。安藤騎手の渾身の右鞭に押されて大きく外へ膨らみながらも確実に伸び、体勢を立て直したところで一気に突き放した。ただ勝つには勝ったが時計は平凡。それでいて外を走っていたコメディアデラルテの進路をカットしてしまうほどの斜行をみせたのはいただけない。この後のクラシック戦線で即通用というのは難しそうだ。長い目で見守っていきたい。

 コスモオースティンは1,000M62秒5の楽逃げ。捕まる前に突き放すという理想的なレース運びで2着を確保。チューリップ賞やフィリーズレビューでも感じた事だが、武幸四郎騎手は内枠の先行馬に乗らせると上手い

 コンゴウリキシオーはコスモオースティンとローゼンクロイツに挟まれる位置取り。直線でコスモオースティンを捉えられないうちにローゼンクロイツに並ばれ万事休す。前走はアドマイヤフジとシックスセンスの後ろ過ぎる位置取りに助けられたが、今回はローゼンクロイツの射程圏内。後続馬の目標にされると脆いというのは決め手を持たない先行馬の宿命。

 マルカジークは後方内で追走に専念、直線半ばまで脚を温存させて一気にスパート。かなりの勢いで前の3頭に迫るも及ばなかった。前が止まりにくい馬場だったことを考えれば頑張っている。決め手があるのにいつも届かない。この不器用さは一昨年のマイジョーカーにそっくり。


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