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第19回時事通信杯フラワーC(GIII)
2005年3月19日(Sat) 中山芝1,800M 3歳オープン 別定 (牝)(混)(特指)
馬名 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 体重(増減) 人気
1 2 2 シーザリオ 牝3 54.0kg 福永祐一 1.49.0 456kg(-2) 1
2 7 11 スルーレート 牝3 54.0kg 吉田豊 1.49.4 2 1/2 446kg(0) 5
3   1 1 アルフォンシーヌ 牝3 54.0kg 北村宏司 1.49.8 2 1/2 458kg(-6) 7
4 4 5 ラドランファーマ 牝3 54.0kg 田中勝春 1.49.8 クビ 460kg(-10) 2
5   7 12 タマヒカル 牝3 54.0kg 小野次郎 1.49.9 1/2 432kg(-4) 9
※ レース結果は必ず主催者発表のものでご確認ください。

■各種レース指標 (天候:晴、馬場:良)
ハロンタイム 12.8 - 11.7 - 12.9 - 12.4 - 12.1 - 12.5 - 11.7 - 11.3 - 11.6
上がり 4F 47.1 - 3F 34.6
1コーナー 11,12(2,13)3(1,6)(5,8)(4,10,9)7-14
2コーナー 11(2,12,13)3(1,6)(5,8)(4,10,9)7-14
3コーナー (*11,13)(2,12)(6,8,9)(1,3,10)5(4,7)-14
4コーナー (*11,2,13)(1,12,9)(3,8,10)(6,5)(4,7)14

■レース回顧 好位発進で無傷の3連勝・桜戦線に堂々名乗りシーザリオ!
■レース解説

 スルーレートがハナを奪う。タマヒカルもこれに続く。シーザリオは直後の内、ウェディングヒミコがそのすぐ外を進む。ラドランファーマは中団後方、アルフォンシーヌが内を追走。スルーレート単騎先頭のまま3コーナーをカーブ。ウェディングヒミコがその直後まで接近。外からはサオヒメが進出。プロージットも仕掛けて上がっていく。シーザリオが少し外に持ち出されながら直線に向く。スルーレートが逸早く抜け出すも、シーザリオが余裕の手応えで並びかけて交わす。単独先頭に立ってからは突き放す一方で楽勝。


■レース回顧

 馬単◎→▲(30%)的中。ディアデラノビアの無念を晴らすかのようなにんじんワンツー。(^-^)

 シーザリオは好位できっちり折り合い、コーナリングで手際良く抜け出てきた。スルーレートを交わしてからは独壇場。自身を含めてオープンクラス勝ち馬がいない低調なメンバー構成だったが、同馬が示したパフォーマンスは間違いなく重賞級。桜花賞の舞台となる阪神マイルは新馬戦で体得済み。桜花賞は昨年以上に狙いたい馬だらけになってきた。

 スルーレートは思惑通りの単騎。1,000Mを61秒8で通過する無理ない逃げに後続も従順。直線半ばでシーザリオに交わされた後も3番手以降を楽に抑え切った。ただ展開はもとよりメンバーの質にも助けられた感が強く、次走以降はキツイだろう。

 アルフォンシーヌは最内から押し上げて4コーナーを回り、前2頭に離されながらもじわじわと伸びてきた。最後詰めてきたラドランファーマとは内外の差で先着した形。良い脚を長く使うタイプで、これから次第に良くなっていきそうな一頭。

 ラドランファーマは中団から差す競馬を実践。ただ肝心の進出が遅れてしまい、4コーナーで大きく外に振るロス。上位3頭が内を綺麗に回ったのとは対照的で、この時点で勝負あった。前残り馬場であの位置から詰めて来れたのがせめてもの救い。

 ウェディングヒミコは好位の外を追走していたところ、3コーナーを過ぎた辺りから持っていかれ気味になった。直線入口で一杯になった後はズブズブ後退。前2走の内容と合わせて考えると、前に壁を作る形で脚を溜めないと苦しいようだ。


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