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第42回報知杯弥生賞(GII) 2005年3月6日(Sun) 中山芝2,000M 3歳オープン 馬齢 (混)(指定) |
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着 | 印 | 枠 | 馬 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | タイム | 着差 | 体重(増減) | 人気 |
1 | ◎ | 8 | 10 | ディープインパクト | 牡3 | 56.0kg | 武豊 | 2.02.2 | − | 446kg(-4) | 1 |
2 | ▲ | 1 | 1 | アドマイヤジャパン | 牡3 | 56.0kg | 横山典弘 | 2.02.2 | クビ | 480kg(-6) | 3 |
3 | ○ | 7 | 7 | マイネルレコルト | 牡3 | 56.0kg | 後藤浩輝 | 2.02.4 | 1 1/4 | 450kg(0) | 2 |
4 | 4 | 4 | ダイワキングコン | 牡3 | 56.0kg | 北村宏司 | 2.02.5 | 1/2 | 448kg(-4) | 10 | |
5 | 2 | 2 | ブレーヴハート | 牡3 | 56.0kg | 柴田善臣 | 2.02.7 | 1 1/4 | 512kg(-2) | 6 |
■各種レース指標 (天候:曇、馬場:良) |
ハロンタイム 13.0 - 11.9 - 12.5 - 12.3 - 12.5 - 12.6 - 12.5 - 11.6 - 11.4 - 11.9 上がり 4F 47.4 - 3F 34.9 1コーナー (*4,7)3(1,6)2,8(5,9,10) 2コーナー (*4,7)-(1,3)6,2-(5,8,10)9 3コーナー 4,7(1,3)(2,6)(5,8,10)9 4コーナー 4,7(1,3,6,10)2(5,8,9) |
■レース回顧 肩鞭数発で強敵撃退・名実共にクラシックの主役へディープインパクト! |
■レース解説 ダイワキングコンがハナを奪う。アドマイヤジャパン、レットバトラーが直後につける。マイネルレコルトも外から差がなく続く。ディープインパクトは後方3番手を進む。1コーナーを回ったところでマイネルレコルトが掛かり気味にダイワキングコンに並びかけていく。以降の馬順は変わらず淡々とした流れ。3コーナー手前で各馬が密集。マイネルレコルトが少し下げて2番手、アドマイヤジャパンが最内につけて3番手。ディープインパクトが外を回して好位に取り付いていく。直線に向き、マイネルレコルトがダイワキングコンを捉えにかかるが伸びは鈍い。その間に外からディープインパクトが楽に交わして先頭に立つ。内からアドマイヤジャパンが伸びて食い下がるも持ったままで抑え込む。 ■レース回顧 馬単◎→▲的中。見た目平凡でも殆ど追ってないし。最後のギアは取って置き?(・∀・) ディープインパクトは見込み通り4コーナーで進出、そのまま楽な手応えで抜け出してきた。ここ2戦の圧勝からすれば物足りないとする見方もできるが、重賞勝ち馬をほぼ持ったままであしらうというのは並の馬では出来ない芸当。皐月賞は快速馬ストーミーカフェが引っ張るハイペースへの対処が課題となるが、今回のような早目に好位に取り付いていく戦法が取れれば問題ないだろう。 アドマイヤジャパンは内ラチ3番手に張り付いていたのをみてやられたと思った。当初の位置から動かないとみていたが、あの位置で構えられるとは想定していなかった。距離ロスなく迎えた直線で内から上手く伸びたが、ディープインパクトに対しては鞭連打でもまだ足りず。数字上では見えてこない厚い壁を感じる。 マイネルレコルトはスムーズに先手が奪えたかと思いきや、経験した事のない緩い流れで早々に引っ掛かってしまった。手綱を引いて何とかダイワキングコンの直後に控えさせたものの、これで完全にリズムを崩したのは否めない。結局後ろからやってきたディープインパクトには手も足も出ず。ただ敗因がハッキリしているのでこの一戦で評価を下げるのは早計か。ペースが上がる次走が正念場。 ダイワキングコンはマイネルレコルトに早めに来られるハプニングがありながらも自らのペースを押し通し、マイネルレコルトと半馬身差の4着。近年の皐月賞は内をピッタリ回った先行馬が善戦しているだけに本番出てくれば面白いと思うが、おそらく除外確実。 マチカネオーラは4コーナーを全力で捲ってきたが、そのすぐ外でディープインパクトが持ったまま進出。力の違いをまざまざと見せ付けられてしまった。ニシノドコマデモは後半の急激なスピードアップに付いて行けず、直線に向いたところで最後方に取り残され圏外。レットバトラーは先行策から直線力尽きた。 |