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第42回報知杯弥生賞(GII) 2005年3月6日(Sun) 中山芝2,000M 3歳オープン 馬齢 (混)(指定) |
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枠 | 馬 | 馬名 | 脚質 | 補正 | 寸評 | 印 |
1 | 1 | アドマイヤジャパン | 差 | 83 | スローの差し込み専門で流れ向く。仕掛け所が鍵。 | ▲ |
2 | 2 | ブレーヴハート | 先 | 76 | ダートとは勝手違う。いきなりの芝使いでは無理。 | |
3 | 3 | レットバトラー | 先 | 77 | 決め手上々だが一気に交わすとなると苦しい。 | △ |
4 | 4 | ダイワキングコン | 先 | 76 | ダートで連勝も内容薄い。芝替わり以前の問題。 | |
5 | 5 | ニューヨークカフェ | 差 | 69 | 力不足。重賞でどうにかなるレベルにはない。 | |
6 | 6 | マチカネオーラ | 先 | 73 | 捲り勝ちの前走評価。久々と相手強化克服なれば。 | |
7 | 7 | マイネルレコルト | 先 | 84 | 距離伸びて後ろから来る馬を抑えられるかが焦点。 | ○ |
8 | ニシノドコマデモ | 追 | 79 | 前走出遅れで見直す手も後方一手なのは気になる。 | ||
8 | 9 | エイシンサリヴァン | 追 | 76 | 折り合いついてようやく2勝目。安定味には程遠い。 | |
10 | ディープインパクト | 追 | 84 | 抜け出す際の脚が半端ではない。更に突き抜ける。 | ◎ |
■レース展望 抜群の反応と牽制ペースを捲れる鞍上・鬼に金棒ディープインパクト | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
■予想構築 まずは以下の資料を参照されたい。
弥生賞はクラシックを意識する有力どころが集結するレース性格上、とにかく牽制が入る。これを受けて流れは総じてスローで、過去10年で前半1,000Mが60秒を割ったのは'03年のみ。しかし不思議な事に上がりも掛かっている。それだけ前につけた馬が頑張っているということだが、これは同時に直線勝負に出た後方待機馬が届かずに終わっているということも物語っている。
武豊騎手は過去10年で弥生賞に8回騎乗し【3・3・0・2】(75.0%)の好成績をマークしている。お手馬が強力なこともあるが、騎乗スタイルには一貫したテーマが見受けられ、このレースに限ると「捲り」を多用していることが分かる。牽制ペースを逆手に取ることには長けている。後は馬がそれに付いて来れるかどうかの話。 軸はディープインパクト。一連のパフォーマンスはもはや説明不要。少なくとも後ろから来る馬には抜かれない。当面の強敵マイネルレコルトを前に見る形で追走し、鞍上お得意の「捲り」で詰め寄ればアッサリか。ちなみにスタートは上手くない。 相手筆頭はマイネルレコルト。逃げ馬不在の展開で先行できるメリットは大きいが、逃げ馬を出し抜いた前走とは一転して防戦一方になりそうなのが気になる。ただ朝日杯フューチュリティSが捲り勝ちであることを考えると邪険には出来ない。 単穴はアドマイヤジャパン。新馬戦で捲り勝ちを収めているが、当時の鞍上は安藤勝己騎手。横山典弘騎手が手綱を取った2戦はいずれも中団待機から動かず直線勝負のスタンス。これと同じ乗り方なら勝ち目は無い。 連下はレットバトラー。全兄は昨年の皐月賞を制したダイワメジャー。差し込みで届かずを味わった後、超スローを見越して前に出た前走が本来あるべき姿。先行した上でどこまで粘れるかだが、マイネルレコルトと比べると実績の他レース運びの巧さでも見劣る。 ◎ディープインパクト ○マイネルレコルト ▲アドマイヤジャパン △レットバトラー ■馬券構築 ディープインパクトからマイネルレコルトへの馬単1点。 [馬単] ディープインパクト→マイネルレコルト 100% |