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第14回アーリントンC(GIII) 2005年2月26日(Sat) 阪神芝1,600M 3歳オープン 別定 (混)(特指) |
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着 | 印 | 枠 | 馬 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | タイム | 着差 | 体重(増減) | 人気 |
1 | ◎ | 7 | 10 | ビッグプラネット | 牡3 | 56.0kg | 武豊 | 1.34.3 | − | 460kg(+4) | 1 |
2 | ▲ | 7 | 9 | セイウンニムカウ | 牡3 | 56.0kg | 安藤勝己 | 1.34.6 | 1 3/4 | 484kg(0) | 6 |
3 | 1 | 1 | インプレッション | 牡3 | 56.0kg | 松永幹夫 | 1.34.8 | 1 1/4 | 494kg(-10) | 3 | |
4 | △ | 6 | 7 | マルカジーク | 牡3 | 56.0kg | 四位洋文 | 1.35.0 | 1 | 468kg(+4) | 2 |
5 | 6 | 8 | ロードマジェスティ | 牡3 | 56.0kg | 藤田伸二 | 1.35.3 | 2 | 476kg(+2) | 5 |
■各種レース指標 (天候:曇、馬場:良) |
ハロンタイム 12.7 - 11.2 - 11.1 - 11.8 - 11.6 - 11.6 - 11.7 - 12.6 上がり 4F 47.5 - 3F 35.9 2コーナー 10(3,11)(1,8,12)9(5,6)(2,4,7) 3コーナー 10,3,1(8,11)12-(5,9,7)-6(2,4) 4コーナー (*10,3)(1,11)8(5,9,12,7)6,4,2 |
■レース回顧 驚異のロケットスタート・堂々押し切りビッグプラネット! |
■レース解説 ビッグプラネットが好スタートから瞬時にハナを奪う。ゴールドサンセット、マイネルアルビオンがこれに続く。ロードマジェスティ、インプレッションも好位に取り付く。エイシンヴァイデンは中団馬群の内を追走。マルカジークは後方外から徐々に押し上げていく。3コーナーをカーブしたところでゴールドサンセットがビッグプラネットに並びかけていく。後続も続々詰め寄りながら直線に向く。ビッグプラネットは持ったままの手応えでなお先頭。内からインプレッションが鞭連打で上がってくるも前との差は埋まらない。マルカジークも追い上げるが既に一杯。セイウンニムカウが外差し一気で迫るも、ビッグプラネットがリードを生かして押し切る。 ■レース回顧 馬単◎→▲(30%)的中。ゲート開いて0.3秒で勝負が決まったっぽい。(・∀・) ビッグプラネットの新馬戦はリアルタイムで見ていたが、終盤の圧勝劇よりもスタートの良さが印象的だった。まああれはたまたまだろうと思っていたが、ここでも見事なスタート。ハナを奪った後は後続に突付かれることもなく、1,000Mを59秒9で通過。4コーナーで早めに動いた後続各馬を手玉に取るような形で直線突き放し、ラストは鞭を入れる手を休めての楽勝だった。前に行こうという気持ちがズバ抜けており、競馬というものが何であるかを知っているというのは強みだろう。 セイウンニムカウは朝日杯フューチュリティS(5着)よりも速い流れで先行して粘り込みかけた京王杯2歳S(3着)が評価できる内容だった。そこで後の共同通信杯2着馬ダイワアプセット、朝日杯フューチュリティS勝ち馬マイネルレコルトを抑えていただけに先行力を買ってみた。しかし前走に引き続き控える競馬を実践。勝負どころで完全に包まれ終了かと思いきや、直線で外に持ち出して急接近。末を生かす戦法で前に迫れたのは収穫。初めから外に振っていればもっと際どかった。 インプレッションはビッグプラネットを前に置いて出し抜きを図ったものの、逆に返り討ちに遭っていた。そもそも勝負どころから鞭が入っているようでは逆転不可能。結局深追いし過ぎてセイウンニムカウの差し込みにも屈した。 マルカジークは3コーナーから捲りをかけて前に接近、差し届かずからの脱却を狙ったがこれが完全な裏目。あっと言う間にインプレッションを捉えられる位置まで来ながら、そこで脚が止まってしまった。構え過ぎてもダメ、先に動いてもダメとなると先々苦しい。今回に関しては追い込み一本に絞ったほうが良かったように思う。それに期待して3連単を買っていただけに残念。 エイシンヴァイデンはビッグプラネットの好スタートを見て意図的に位置取りを下げていたように見えた。ただ控えるにしてもちょっと後ろ過ぎた。直線で追い出されてからもどこかフワフワしており、いいところなく圏外に沈んだ。やはり追いかける競馬では厳しい。 |