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第14回アーリントンC(GIII)
2005年2月26日(Sat) 阪神芝1,600M 3歳オープン 別定 (混)(特指)
馬名 脚質 補正 寸評
1 1 インプレッション 89 好位差し可能も積極性欠いた前走物足りず。  
2 2 ベストマインド 87 前走低水準も新馬戦圧勝の舞台で不気味。  
3 3 ゴールドサンセット 85 前走の粘り見所あるも速力ある分終いが甘い。  
4 4 サクセスドマーニ 88 前走力負け。ここも展開向きそうになく劣勢。  
5 5 エイシンヴァイデン 92 追いかけるとイマイチ。主導権奪えるかが鍵。
6 リードオフマン 91 新馬勝ち後の2戦が散々。芝では狙えない。  
6 7 マルカジーク 95 末脚強力だが器用貧乏。位置取り変更急務。
8 ロードマジェスティ 91 慢性的な決め手不足。なだれ込みでどこまで。  
7 9 セイウンニムカウ 94 短距離でスピード生かせる。好位付けで前進。
10 ビッグプラネット 84 終いきっちりまとめて圧勝。番手追随でも妙味。
8 11 マイネルアルビオン 91 力的には十分通用。スピード調節できれば。  
12 ライトニングボール 87 流れに乗れないと脆い。ここ同型おり苦戦か。  
※ 枠順、出走馬は必ず主催者発表のものでご確認ください。
※ 『補正』=「TARGET frontier」の補正タイムランキング(直近1年の最高値)による評価。

■レース展望 開幕週のセオリーに乗る・とにかく行くだけビッグプラネット
■予想構築

 まずは以下の資料を参照されたい。

【前回・今回脚質マトリックス(過去10年)】
前/今 逃げ 先行 差し 追込
逃げ 【1・1・0・3】(40.0%) 【2・2・2・3】(44.4%) 【0・0・1・8】(0.0%) 【0・0・0・2】(0.0%)
先行 【0・2・1・2】(40.0%) 【3・2・1・8】(35.7%) 【1・1・0・11】(15.4%) 【0・0・0・6】(0.0%)
差し 【0・0・0・1】(0.0%) 【1・2・0・1】(75.0%) 【1・0・2・14】(5.9%) 【0・0・0・12】(0.0%)
追込 【1・0・2・3】(16.7%) 【0・0・1・5】(0.0%) 【0・0・0・11】(0.0%)

 アーリントンCは阪神開幕週に行われているだけあってとにかく前残りが多い。特に'00年以降は開幕初日に行われており、ほぼ行った行ったの組み合わせで決している。上記資料によれば、前走も今回も前でレースを進めた馬が優勢だということが分かる。'01年ダンツフレーム(前走先行→今回差し)、'02年タニノギムレット(前走差し→今回差し)はあくまで例外として取り扱いたい。


 軸はビッグプラネット。芝で逃げて圧勝した直後の参戦というパターンは珍しく、キャリア1戦でもここは買いを入れておくのが正解。スタートから行き脚が付きながらスピードを調節できており、今回他が行くようなら好位に控えても良い。

 相手筆頭はエイシンヴァイデン。唯一の3勝馬で、今回と同一コースで行われた野路菊Sで準逃げ切りがある。使える脚が一瞬で、追いかけると詰め切れないところが多少心配だが、ここで前に行ける利点は大きいとみる。

 単穴はセイウンニムカウ。1,000M通過58〜59秒という速い流れの中で前につけて好走している点を評価。ストーミーカフェが引っ張ったレースで大きく負けている他は堅実で、強力な逃げ馬が不在で前残り傾向のここはいかにも走り頃。

 連下はマルカジーク。常時上がり34秒台を繰り出せる決め手は脅威。デビュー当初は先行しており、乗り方次第で好位差しも可能。ハイペースで前が崩れるとは考えにくく、変わらず後方待機なら勝ち目はなさそう。

◎ビッグプラネット
○エイシンヴァイデン
▲セイウンニムカウ
△マルカジーク


■馬券構築

 ビッグプラネットから馬単・3連単流し。

[馬単] ビッグプラネット→エイシンヴァイデン 30%
[馬単] ビッグプラネット→セイウンニムカウ 30%
[馬単] ビッグプラネット→マルカジーク 20%
[3連単] ビッグプラネット→エイシンヴァイデン→マルカジーク 10%
[3連単] ビッグプラネット→セイウンニムカウ→マルカジーク 10%


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