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第40回京都牝馬S(GIII) 2005年1月30日(Sun) 京都芝1,600M 4歳以上オープン 別定 (牝)(国際)[指定] |
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着 | 印 | 枠 | 馬 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | タイム | 着差 | 体重(増減) | 人気 |
1 | 4 | 6 | アズマサンダース | 牝4 | 54.0kg | 藤岡佑介 | 1.35.0 | − | 474kg(-2) | 4 | |
2 | △ | 5 | 8 | ウイングレット | 牝4 | 53.0kg | 田中勝春 | 1.35.1 | 3/4 | 460kg(+6) | 3 |
3 | ◎ | 5 | 9 | エリモピクシー | 牝7 | 54.0kg | 福永祐一 | 1.35.2 | 3/4 | 476kg(+6) | 1 |
4 | 3 | 5 | メイショウオスカル | 牝4 | 53.0kg | 藤田伸二 | 1.35.3 | クビ | 482kg(+6) | 7 | |
5 | 7 | 12 | チャペルコンサート | 牝6 | 54.0kg | 渡辺薫彦 | 1.35.4 | 3/4 | 442kg(+12) | 11 |
■各種レース指標 (天候:晴、馬場:良) |
ハロンタイム 12.8 - 11.4 - 12.5 - 12.7 - 12.1 - 11.4 - 11.1 - 11.0 上がり 4F 45.6 - 3F 33.5 3コーナー 4(1,8,12)(5,9)(2,13)(6,11,15)7-(14,10)-3 4コーナー 4(8,12)(1,5,9)(6,2,13)(11,15)(14,7)-10,3 |
■レース回顧 ジリ脚よさようなら・若武者の気迫に発奮アズマサンダース! |
■レース解説 アドマイヤリッチ、スナークスズランが浮き上がるようなスタート。シアリアスバイオがウイングレットを制してハナに立つ。以下チャペルコンサート、チアズメッセージ、メイショウオスカルと続く。エリモピクシーはこれらの直後、アズマサンダースとヘヴンリーロマンスが並んで中団を追走。前が幾分固まり気味。シアリアスバイオ先頭で直線に向く。直後からウイングレットとチャペルコンサートが接近。外からエリモピクシーが並びかけてくる。ウイングレットが頭一つ抜け出したところで大外に持ち出したアズマサンダースが一気に抜き去る。 ■レース回顧 ハズレ。1着−3着はイヤだって言ったら、2着−3着になりました。ダメじゃん…。(´・ω・`) アズマサンダースは普段よりかなり下げた位置でヘヴンリーロマンスと並んでいたのをみてこりゃキツいだろうと思っていたところ、直線で豪快な差し切りをやってのけた。初めて後方待機策を採ったところへ逃げ馬不在でペースが極限まで落ち着いたことが同馬を一変させたようだ。鞍上は昨年デビューした藤岡佑介騎手。公営・園田から転入した赤木騎手、小牧騎手と大差ない成績を挙げている成長株だ。直線入口で内に潜り込みながら、その後外へ持ち出したりラストでエリモピクシーの前を横切ったりと雑な騎乗だったがこの際大目に見たい。 ウイングレットは2番手追走から直線楽に抜け出すかというところで意外に梃子摺った。本来は不得意とも思えるスローの展開でエリモピクシー以下の後続勢を抑え切ったことは評価しておきたい。地力は確実にアップしている。 エリモピクシーは軽く捲り気味に4コーナーを回り、直線大外から追撃。当然突き抜けてくるものとばかり思っていたが、前が止まらず苦戦。目標をウイングレットに置いた次の瞬間、外からアズマサンダースにものの見事に差されてしまった。ゴール手前で若干寄られる不利があったものの、勢いからして完全に負けていた。 ヘヴンリーロマンスは前走とは一転して見どころ皆無の完敗。ペースが上がり始めたところで若干置かれ加減となり、後方から追い込みをかけても前との差は変わらず。ゴール前でようやく加速がついて何頭か交わしたが時既に遅し。「前年の阪神牝馬S勝ち馬は京都牝馬Sを勝てない」ジンクスは今年も継続。賞金別定に伴った斤量の足枷はかなりのハンデとなるようだ。 |