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第19回根岸S(GIII)
2005年1月29日(Sat) 東京ダート1,400M 4歳以上オープン 別定 (国際)(指定)
馬名 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 体重(増減) 人気
1 4 8 メイショウボーラー 牡4 56.0kg 福永祐一 1.23.0 496kg(+2) 1
2   2 3 ハードクリスタル 牡5 56.0kg 横山典弘 1.24.1 7 478kg(0) 9
3   7 14 エコルプレイス 牡5 57.0kg 松永幹夫 1.24.2 1/2 540kg(-2) 5
4   3 5 ストロングブラッド 牡6 57.0kg 北村宏司 1.24.3 1/2 496kg(-6) 14
5 1 1 サミーミラクル 牡5 57.0kg 武幸四郎 1.24.3 アタマ 518kg(+2) 3
  4 7 カフェオリンポス 牡4 58.0kg 柴田善臣 1.24.3 同着 518kg(+1) 4
※ レース結果は必ず主催者発表のものでご確認ください。

■各種レース指標 (天候:曇、馬場:良)
ハロンタイム 12.5 - 10.9 - 11.6 - 12.3 - 11.9 - 11.7 - 12.1
上がり 4F 48.0 - 3F 35.7
3コーナー 8,11,10(3,7,14)13(9,12)(1,6,5)(2,4,16)-15
4コーナー 8(11,10)(3,7,14)13(1,12,5)(6,16)9(2,4)-15

■レース回顧 長い直線で更に加速・逃げても圧勝メイショウボーラー!
■レース解説

 アグネスウイングが好スタートから先手を窺うが、メイショウボーラーがすんなりとハナを奪う。最内ハードクリスタル、外アグネスウイング、サイレンスボーイ、エコルプレイスらが2番手集団を形成。サミーミラクルは中団内、アドマイヤマックスは後方から2〜3番手の位置で脚を溜める。メイショウボーラー先頭のまま直線に向く。直後につけていたアグネスウイングが追い出すもついていけない。ハードクリスタル、サイレンスボーイが2番手を争う中、メイショウボーラーが持ったまま加速。2番手はエコルプレイスも加わり混戦となるが、その間にも前との差はみるみる拡大。メイショウボーラーが馬なりのままゴール。


■レース回顧

 紐抜けハズレ。なんだこれは。圧倒的に強いぞ。(^-^;)

 メイショウボーラーは他が行かないのを確認してからハナに立つと、そのまま他馬に絡まれることなくスイスイ行って圧勝。最初の600Mは35秒0で、例年に比べると幾分緩い流れ。手応え十分で直線に向いた時点で勝負は決していた。ダート重賞連勝でフェブラリーSの最有力候補に挙がったのは間違いない。序盤から他馬に絡まれる展開になった場合にどのような対処をみせるかが見物だ。

 ハードクリスタルはアグネスウイングの直後につけて出し抜き、エコルプレイスに交わされてから差し返すという内容で2着。ジャパンCダートではローエングリンが織り成す序盤のハイペースに翻弄されていただけに、ここは追走が楽だったか。

 エコルプレイスは他に好位につけたい馬が揃ったことで4番手からの競馬。終始外を回らされるロスがありながらハードクリスタルと差の無い3着まで押し上げてきた。ハナから全開で自滅した昨秋の霜月S(ちなみに鞍上はヨシトミ)を除けばこの距離では堅実。

 サミーミラクルは馬群の中からの追い出しでまともに追えず。勢いは確かにあったが最後まで前が壁になった。いずれにせよ前残りの決着では出番無し。フェブラリーSでも紐として楽しめそうな感じだが、実績の上積みがなく除外確実。

 トップオブワールドはどっちつかずの位置取りで埋没。加速の付きも悪く、いかにも距離不足の感。ラストで多少伸びたが目立たなかった。アドマイヤマックスは展開が向かなかったにしても負け過ぎ。スタート直後に落鉄していたようだがこの際関係ない。先行押し切りで花開いたメイショウボーラーとの比較ではいかにも非力に映る。


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