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第40回中日新聞杯(GIII)
2004年12月11日(Sat) 中京芝1,800M 3歳以上オープン 別定 (父)(特指)
馬名 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 体重(増減) 人気
1 7 13 プリサイスマシーン 牡5 58.0kg 後藤浩輝 1.46.3 (レコード) 476kg(0) 1
2 1 2 メイショウバトラー 牝4 56.0kg 武幸四郎 1.46.4 3/4 504kg(0) 2
3 8 15 エーティーダイオー 牡5 56.0kg 秋山真一郎 1.46.9 3 492kg(+2) 5
4   3 6 カリプソパンチ 牡3 54.0kg 四位洋文 1.47.0 クビ 452kg(-14) 6
5   4 7 ナイトフライヤー 牡5 56.0kg 柴原央明 1.47.1 3/4 494kg(0) 10
※ レース結果は必ず主催者発表のものでご確認ください。

■各種レース指標 (天候:晴、馬場:良)
ハロンタイム 12.5 - 10.8 - 11.9 - 12.0 - 11.3 - 11.9 - 12.3 - 11.7 - 11.9
上がり 4F 47.8 - 3F 35.9
1コーナー 11-2(4,8)(6,12)(9,13)(3,7)5(10,16)-15(1,14)
2コーナー 11-2-4(6,8,12)9(3,7,13)(5,10,16)-15,14,1
3コーナー 11-2-(6,4,8)12(3,7,9,13)(5,15,10,14)16,1
4コーナー (*11,2)(6,4,8)(3,13)(7,12)(5,9,15,14)10(16,1)

■レース回顧 限定戦ならモノが違う・プリサイスマシーンがレコードで連覇!
■レース解説

 メイショウバトラーが先手を窺うところへ外からマイティスピードが制してハナに立つ。メイショウバトラーは単独2番手。以下トウカイアロー、カフェブリストルと続く。プリサイスマシーンは中団の外を追走。前2頭が等間隔で飛ばすが、3コーナーを回ってマイティスピードのリードがなくなっていく。メイショウバトラーが4コーナー出口でマイティスピードに並びかけ、直線に向いた途端に先頭へ躍り出る。そのまま後続を突き放しにかかるが、外からプリサイスマシーンが接近し、一気に交わす。メイショウバトラーも食い下がりをみせるがそのまま押し切る。


■レース回顧

 馬複○−◎(30%)的中。今年はやけに連覇が多いなぁ。(^-^;)

 プリサイスマシーンとメイショウバトラーの後は綺麗に離れた。中日新聞杯は勢いのある若駒が活躍する傾向がみられたが、今年は目ぼしい馬が不在。一連の重賞で健闘していた2頭がそのまま押し切るという至極妥当な結果になった。

 プリサイスマシーンは3コーナー過ぎからメイショウバトラーを上回る勢いで一気に好位まで押し上げてきたかと思うと、そこから更に加速。先に抜け出していたメイショウバトラーとの差を一瞬で埋めた。強い勝ち方だったが、相手弱化が嵌っただけにようにも思える。

 メイショウバトラーはマイティスピードの玉砕逃げに惑わされることなく、マイペースで逃げ粘った。直線に向くまでにマイティスピードを捉え、直線逸早く抜け出した騎乗も完璧。プリサイスマシーンに交わされた後、差し返しをみせていたのも見逃せない。武幸四郎騎手は「(馬が)前を追いかけてしまった」とコメントしているが、変に競り合うよりは良かった。この展開で2着なら上出来。

 その他はほぼ横一線の評価。カリプソパンチは終始メイショウバトラーをマークしながら、肝心なところで突き放されていた。エーティーダイオーは差し込み自体悪くなかったが、前2頭には遠く及ばずで結果として作戦負け。エイシンツルギザンはスタートで後手を踏み、直線に向いたところで最後方ではどうしようもない。


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