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第40回中日新聞杯(GIII)
2004年12月11日(Sat) 中京芝1,800M 3歳以上オープン 別定 (父)(特指)
馬名 脚質 補正 寸評
1 1 ファストタテヤマ 101 久々に展開向きそうだが小回りコースは厄介。  
2 メイショウバトラー 98 今年に入り二の脚強化。競合馬多数でも重視。
2 3 シルクディレクター 89 前傾ペース得意もここ2戦の完敗は気になる。  
4 トウカイアロー 94 前走は前残り馬場がアシスト。ここは展開忙しい。  
3 5 ナイストップボーイ 88 NZトロフィーの劇走のみ。信頼性はやはり低い。  
6 カリプソパンチ 90 前走最後方大外一気で脚測る。中京では割引。  
4 7 ナイトフライヤー 94 GIでもシンガリは印象悪い。相手軽減も見送り。  
8 カフェブリストル 93 準オープンで頭打ち。コース実績あれど劣勢。  
5 9 トウカイパルサー 70 マイペース単騎で残るが今回は出番無さそう。  
10 エイシンツルギザン 97 前傾ペースで差し込める。早め抜け出しに期待。
6 11 マイティスピード 94 先手奪えないと脆い。行くだけ行って沈没濃厚。  
12 ニシノサブライム 95 緩い逃げを打つタイプ。ここ明らかに展開不向き。  
7 13 プリサイスマシーン 100 強敵にも対等に張り合うが今年は勝ち味に遅い。
14 トキノコジロー 92 前走大外回って善戦。実績皆無も展開次第で注。  
8 15 エーティーダイオー 95 一昨年3着。決め手イマイチも渋太さでカバー。
16 アンフィトリオン 95 前走は位置取り後ろ過ぎ。中団差しなら妙味。  
※ 枠順、出走馬は必ず主催者発表のものでご確認ください。
※ 『補正』=「TARGET frontier」の補正タイムランキング(直近1年の最高値)による評価。

■レース展望 同型揃っても楽々先手・速さで乗り切るメイショウバトラー
■予想構築

 逃げ候補は内から順にメイショウバトラー、トウカイアロー、トウカイパルサー、マイティスピード、ニシノサブライムと多数存在する。一見するとハイペース必至で差し馬台頭という結論になりそうだが、果たしてそうなるだろうか。

 メイショウバトラーとその他4頭とでは1,000M通過ラップに大きな差があり、メイショウバトラーが常時59秒を割る速いラップで逃げているのに対し、その他4頭は61〜62秒程度の緩い逃げしか出来ていない。他馬が自暴自棄にでもならない限り、ハナはメイショウバトラーで確定だろう。

 軸はメイショウバトラー。同型多数といえどいずれも格下で、かつテンのスピードが緩い馬ばかり。北九州記念(3着)では1,000M通過57秒4で逃げてレコード決着を誘発。東京の馬場でもあわや逃げ残りかけたことも評価しておきたい。追い切りで終いを要していたように余力が残っているかが焦点。

 相手筆頭はプリサイスマシーン。昨年はカシオペアS勝ちの勢いそのままに制したが、今年は前を追いかけているうちに自ら失速するというレースが目立つなど精彩を欠いている。メイショウバトラーの逃げには楽々ついて行けそうだが、交わすとなると案外梃子摺るかもしれない。相手の破綻待ち。

 単穴はエイシンツルギザン。左回りでは4戦していずれも0秒2差以内と大きく負けていない。今のところ3歳時の鋭さには戻りきっていないが、メイショウバトラーが繰り出す速い流れに乗って突っ込むシーンがあっても不思議ではない。外を回ると届きそうになく、内から抜けてくるようなら面白い。

 連下はエーティーダイオー。中京では過去に捲り勝ちがあり、ここに来てのコース替わりはプラス。関門橋Sで小倉巧者のメイショウバトラーに逃げ切りを許しているだけに、ホームに戻るここはリベンジを期したいところ。一昨年3着に入った時は大外からの追い込みだった。

◎メイショウバトラー
○プリサイスマシーン
▲エイシンツルギザン
△エーティーダイオー


■馬券構築

 メイショウバトラーから馬複流し。タテ目を抑える。

[馬複] メイショウバトラー−プリサイスマシーン 30%
[馬複] メイショウバトラー−エイシンツルギザン 30%
[馬複] メイショウバトラー−エーティーダイオー 20%
[馬複] プリサイスマシーン−エイシンツルギザン 20%


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