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第21回マイルチャンピオンシップ(GI)
2004年11月21日(Sun) 京都芝1,600M 3歳以上オープン 定量 (国際)(指定)
馬名 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 体重(増減) 人気
1 4 7 デュランダル 牡5 57.0kg 池添謙一 1.33.0 452kg(0) 1
2   8 15 ダンスインザムード 牝3 54.0kg C.ルメール 1.33.3 2 462kg(-4) 4
3 4 8 テレグノシス 牡5 57.0kg 横山典弘 1.33.5 1 1/4 474kg(+2) 5
4 2 4 マイネルソロモン 牡4 57.0kg 小牧太 1.33.6 3/4 480kg(+6) 9
5   5 10 プリサイスマシーン 牡5 57.0kg 藤田伸二 1.33.7 1/2 476kg(-2) 12
※ レース結果は必ず主催者発表のものでご確認ください。

■各種レース指標 (天候:晴、馬場:良)
ハロンタイム 12.1 - 11.2 - 11.6 - 11.7 - 11.8 - 11.7 - 11.5 - 11.4
上がり 4F 46.4 - 3F 34.6
3コーナー 1(3,11,14)(9,16)(6,10,12,15)(2,13)(5,7)8,4
4コーナー (*1,11)(3,14,16)(6,9,12)(2,10,15)13(5,7)(8,4)

■レース回顧 聖剣伝説第三章・快晴の淀で豪脚一閃デュランダル!
■レース解説

 ラクティが出遅れ。内からギャラントアローが飛び出してハナを奪う。メイショウボーラーが少し離れた2番手につける。以下差が無くバランスオブゲーム、マイソールサウンド、アドマイヤマックスらが続く。ダンスインザムードは中団馬群の外、ファインモーションは後方の内を進む。デュランダルは後方から2頭目、最後方待機はマイネルソロモン。ほぼ一塊の状態で直線に向く。メイショウボーラーがギャラントアローを交わしたところでダンスインザムードが持ったままで進出。ダンスインザムードが追い出しにかかったところで外からデュランダルが瞬時に抜き去る。デュランダルが後続を突き放してゴール。


■レース回顧

 ハズレ。重賞予想20連敗。このうち8回はワイドなら当たりなんだよな。(^-^;)

 デュランダルはマイルチャンピオンシップ史上4頭目の連覇を達成。多少の縦長でも問題ないとみていたが、思いの外馬群が固まったこともあり、直線では暫く様子を見てから追い出していた。良馬場ならほぼ間違いなく上がり33秒台の脚を使ってくる。前から何度も言っているが改めて。コイツは只者ではない

 ダンスインザムードはパドックで相変わらず気負い気味。それでも前2走に比べればマシだった。秋華賞では直線に向いたと同時に先頭に立ったが、今回は暫く持ったままを継続。他馬の動きが鈍ったところで突き放しに行ったものの、外からやってきたデュランダルには抗えなかった。ここでは中団で折り合って差してきたというレース振りを評価しておきたい。

 テレグノシスはデュランダルより少し前にいた。ただデュランダルが4コーナーで外を回ったのに対し、テレグノシスは内で脚を溜める形。結果として後追いになっていたのが悔やまれる。ゴール前で一層伸びていたところをみると、もっと早めに仕掛けていても良かったのではないかと思う。この辺りはテン乗りの甘さが出た。

 マイネルソロモンは最後方待機からテレグノシスと同じ上がりを繰り出して突っ込んできた。デュランダルやテレグノシス相手に真っ向勝負を挑んだのは無謀と取られても仕方ないが、絶対能力の高さを感じ取るには十分の内容だった。今後ハイペースが予想されるレースでは必ず抑えておきたい。

 ラクティはスタートで出遅れたにも関わらず、内からぐんぐん加速してあっと言う間に好位の4〜5番手まで押し上げていった。しかしこのような乗り方でラストまで持つはずもなく、直線半ばで姿が見えなくなった。母国からわざわざゲート専門の指導者を呼んでゲート練習に余念が無かったらしく、ゲート出に難があったというのがこの馬の消しどころだったか。いずれにしても人気を集めている外国馬は疑ってかかるのが基本。これは競馬を長く続けていれば実感できる。

 ファインモーションは想定通りスタート直後から馬群の真っ只中に置かれて掛かっていた。安田記念時と同様、腰を少し浮かしてなだめようとする武豊騎手の仕草がみられた。しかしその制御も空しく、3コーナーの下りでなおさら行きたがっていた。外に持ち出そうにもデュランダルが蓋をしていて動けず。ここが引退レースだったらしいが、不完全燃焼だけに出来ればどこかを使ってもらいたい。


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