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第9回KBS京都賞ファンタジーS(GIII) 2004年11月7日(Sun) 京都芝1,400M 2歳オープン 馬齢 (牝)(混)(指定) |
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着 | 印 | 枠 | 馬 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | タイム | 着差 | 体重(増減) | 人気 |
1 | ◎ | 3 | 3 | ラインクラフト | 牝2 | 54.0kg | 福永祐一 | 1.21.6 | − | 452kg(-2) | 2 |
2 | 5 | 6 | モンローブロンド | 牝2 | 54.0kg | 佐藤哲三 | 1.22.3 | 4 | 442kg(-2) | 4 | |
3 | ▲ | 4 | 4 | リヴァプール | 牝2 | 54.0kg | 川島信二 | 1.22.6 | 1 3/4 | 480kg(+2) | 3 |
4 | ○ | 6 | 8 | ライラプス | 牝2 | 54.0kg | 武豊 | 1.22.6 | クビ | 442kg(-2) | 1 |
5 | 8 | 13 | エイシンハッピー | 牝2 | 54.0kg | 幸英明 | 1.22.7 | クビ | 450kg(-4) | 9 |
■各種レース指標 (天候:晴、馬場:良) |
ハロンタイム 12.6 - 11.1 - 11.8 - 11.5 - 11.5 - 11.6 - 11.5 上がり 4F 46.1 - 3F 34.6 3コーナー (*2,7)(3,6)11(5,13)(8,10)(4,9,12)-1 4コーナー (*2,7)3,6(11,13)5,8(4,10,12)9,1 |
■レース回顧 2歳女王はほぼ当確・ラインクラフトが引き続き余裕残しで圧勝! |
■レース解説 モンローブロンドが先手を窺うところへ外からツルマルオトメ、内からクロユリジョウが並びかけて集団を形成。ラインクラフトが直後の内につける。ライラプスは中団待機。リヴァプールが内で併走。クロユリジョウが先頭、2番手ツルマルオトメの体勢で直線に向く。前2頭が粘り込みを図るところへ外からラインクラフトが満を持して進出。そのまま後続を突き放してリードを広げていく。後方からモンローブロンドが追い上げるもラインクラフトからは離される一方。ラインクラフトが流しながらゴール。 ■レース回顧 紐抜けハズレ。ラインクラフト軸で外しました。毎回毎回狙い過ぎなんだよな。(^-^;) ラインクラフトは前走と同じ位置取りと手応えで突き抜けた。ラストで手綱を緩めていながら、2着モンローブロンドにつけた着差は4馬身。それなりのメンバーが集まったここも役不足だった。昨年の覇者で同父のスイープトウショウは後方脚質が祟って阪神ジュベナイルフィリーズを落としたが、自在性のあるラインクラフトはこの心配もない。 モンローブロンドはクロユリジョウにハナを譲って控える形。位置取りはラインクラフトと同じ。勝負どころでラインクラフトに先に動かれた時点で勝負は付いていた。前を追いかけつつ、後続に抜かせなかった点は評価して良い。 リヴァプールは4コーナーで後ろに置かれそうになりながら直線でよく盛り返した。混戦の3着争いに首一つ抜け出たところがゴール。一気に突き抜けるのではなく、じわじわと確実に追い上げていく脚は健在。距離はもっとあったほうが良さそうだ。 ライラプスはスタート直後から武豊騎手が手綱を引く仕草を見せており、自ら進んで控える競馬を実践したようだった。ただラインクラフト相手にこの戦法を採ったのは失敗。馬群がバラケて併せる相手がいなかったのも同馬にとっては不運だった。混戦時に力を発揮するタイプであることは覚えておきたい。 |