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第8回シリウスS(GIII) 2004年10月3日(Sun) 阪神ダート1,400M 3歳以上オープン ハンデ (混)(指定) |
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着 | 印 | 枠 | 馬 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | タイム | 着差 | 体重(増減) | 人気 |
1 | ◎ | 6 | 10 | アグネスウイング | 牡4 | 54.0kg | 幸英明 | 1.23.1 | − | 480kg(0) | 2 |
2 | 8 | 13 | エコルプレイス | 牡4 | 57.0kg | 鮫島克也 | 1.23.2 | 3/4 | 550kg(+6) | 1 | |
3 | △ | 8 | 14 | ツルマルファイター | 牡5 | 55.0kg | 角田晃一 | 1.23.5 | 2 | 496kg(+14) | 5 |
4 | ○ | 3 | 3 | インタータイヨウ | 牡5 | 57.5kg | 秋山真一郎 | 1.23.5 | ハナ | 476kg(+5) | 3 |
5 | 2 | 2 | サイレンスボーイ | 牡5 | 57.0kg | 岩田康誠 | 1.23.5 | ハナ | 480kg(+6) | 4 |
■各種レース指標 (天候:曇、馬場:良) |
ハロンタイム 12.3 - 10.9 - 11.6 - 12.1 - 11.9 - 11.9 - 12.4 上がり 4F 48.3 - 3F 36.2 3コーナー 13,14,2,10(3,11)(1,6)(5,4,12)(7,9)8 4コーナー 13,14(2,10)(3,11)(1,6,12)(5,8)(7,4,9) |
■レース回顧 二重の課題を難無くクリア・成長一途アグネスウイング! |
■レース解説 アグネスウイングがダッシュを利かせて先手を窺うも、内からサイレンスボーイ、インタータイヨウが並んで前に行く。その外からエコルプレイスが交わしてハナに立つ。ツルマルファイターが早めに進出して単独2番手。以下アグネスウイング、サイレンスボーイ、インタータイヨウと続く。エコルプレイスを巡り2番手が固まって直線に向く。逃げ込みを図るエコルプレイスにツルマルファイターが食い下がる。これを内に見る形でアグネスウイングが進出。内を突いたサイレンスボーイ共々まとめて交わし、エコルプレイスとの差も一完歩づつ確実に詰めて抜き去る。 ■レース回顧 紐抜けハズレ。エコルプレイスは休み明けがダメと思って無視してしまった。(´・ω・`)ショボーン アグネスウイングは2段階昇級&初の距離延長という二重の課題を抱えていたが、ハンデ戦初出走ということで軽量のメリットが生かせそうだったこと、上がりをまとめて圧勝した前走内容から上積みが見込めたことを根拠に軸に推した。結果はこの想定に違わぬ好走。エコルプレイスの逃げ込みなったかというところで脚を伸ばしており、この路線の新星誕生を思わせた。勝ち時計は前年の覇者マイネルセレクトと同タイムで価値がある。 エコルプレイスはダートに出てから前の2頭を交わしてハナに立った。スタートからポンと飛び出すのではなく、ある程度加速がついてからハナを奪いに行くのはいつも通り。その後は他馬に絡まれることもなく、上手い具合に直線に向いた。直後に迫ったツルマルファイターをチラリと見遣ってから追い出すなど余裕が見られたが、アグネスウイングの強襲には耐えられなかった。単に飛ばすだけの単調な逃げ馬ではないことは確認出来た。 ツルマルファイターは休み明けを考慮に入れたのか積極的な位置取りでレースを進めた。直線に向いてからが勝負だったが、そこからいつもの脚が使えなかった。特段仕掛けを早めた素振りもなく、力負けと思われる。 インタータイヨウは前につけていたはずが知らず知らずのうちに後ろに下がってしまった。特に脚を溜めている訳でもなく、無難な追走に終始していたのは残念。以前にも増してスピードが落ちているように思える。距離はもう少しあったほうが良さそう。 サイレンスボーイは休み明けに加え大幅な距離短縮の割には流れに乗れていた。内を突いて上がってきたのをみて一瞬やられたと思った。この馬とアグネスウイングのラスト100Mの反応をみると、近走で短距離を勝ち上がっている勢いがいかに重要かが分かる。 タイギャラントはミドルペースということもあり出番無し。去年と同じくBSN賞を差して届かずで迎えたが、今年もその勢いを持ち込むことは出来なかった。同じ勢いでも去年のマイネルセレクトや今回のアグネスウイングのように連戦連勝ぐらいのインパクトがないとダメか。 |