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第4回アイビスサマーダッシュ(GIII) 2004年8月22日(Sun) 新潟芝1,000M 3歳以上オープン 別定 (混)(指定) |
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着 | 印 | 枠 | 馬 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | タイム | 着差 | 体重(増減) | 人気 |
1 | ○ | 5 | 5 | カルストンライトオ | 牡6 | 56.0kg | 大西直宏 | 53.9 | − | 500kg(0) | 1 |
2 | 8 | 12 | タカオルビー | 牝4 | 54.0kg | 吉田豊 | 54.4 | 3 | 470kg(+2) | 3 | |
3 | ◎ | 7 | 9 | ネイティヴハート | 牡6 | 56.0kg | 石崎隆之 | 54.4 | クビ | 500kg(+6) | 4 |
4 | 1 | 1 | ホワットアリーズン | セ7 | 56.0kg | 中舘英二 | 54.6 | 1 1/2 | 518kg(+4) | 6 | |
5 | 2 | 2 | ドローアウター | 牡4 | 56.0kg | 後藤浩輝 | 54.7 | クビ | 546kg(+8) | 7 |
■各種レース指標 (天候:晴、馬場:良) |
ハロンタイム 11.9 - 10.1 - 10.2 - 10.5 - 11.2 上がり 4F 42.0 - 3F 31.9 |
■レース回顧 力ずくで奪った指定席・カルストンライトオが持ったまま楽勝! |
■レース解説 カルストンライトオが外ラチに向かって走り、そのまま先頭に立つ。内ドローアウター、直後にタカオルビーらが続く。カルストンライトオが持ったままで徐々にリードを広げる。残り半分を切ったところでタカオルビー、ドローアウターに鞭が入る。残り300Mを切ってもカルストンライトオは依然として余裕残し。徐々に脱落馬が増える中で脚色は一向に衰えない。2番手集団からタカオルビーとネイティヴハートが抜け出すも、カルストンライトオがすんなり押し切る。 ■レース回顧 ハズレ。何が何でも外ラチを奪う姿勢、素敵です。(^-^;) 「新潟の直線は外枠有利」なんてことは競馬好きなら誰でも知っている。外枠のメリットとしては内に比べて馬場が良いこと、ラチを頼ることができることなどが挙げられよう。カルストンライトオが大外枠からの発走なら、単勝に1億放り込んでも安心だった(大袈裟)。しかし実際引いたのは5番枠。あの枠から外ラチ目指したら大斜行になっちゃうんじゃないのと思ったが、拍子抜けするほどあっさり行った。 大外枠をゲットしたのは前走で直線コースを制していたタカオルビーだった。前走時も11頭立ての11番枠。途中でカルストンライトオに割り込まれたことで後手を踏む結果となったが、その他はきっちり抑えている。相手が強くなっても走ったというのは外枠有利の賜物かもしれない。 ネイティヴハートは1,400M速度ランキング1位馬ということで期待したが、この馬にとって直線競馬は速すぎたという印象しか残らなかった。仕掛けのタイミングでタカオルビーの直後に入ってしまったのも悔やまれる。ただカルストンライトオの上がりが31秒9という時点で差し込みは無理だった。ちなみに昨年のイルバチオはラスト1ハロン12秒0と時計を要したところをブッコ抜いている。 コスモラブシックはカルストンライトオが一気にやってきたことで已む無く内側へ進路を採らされた。追い出されてからは内外へ微妙にブレ、残り200Mを切ったところで一気に失速。コスモラブシックの走りとカルストンライトオの走りを見比べることで、直線コースでラチ沿いを進むことが真っ直ぐ最短距離を走るということにおいて物凄く重要であることを実感した。カルストンライトオも何度かラチ側にモタれていたが、大西騎手の軽い手綱捌きですぐに修正できていた。 |