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第36回函館2歳S(GIII) 2004年8月8日(Sun) 函館芝1,200M 2歳オープン 馬齢 (混)(特指) |
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着 | 印 | 枠 | 馬 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | タイム | 着差 | 体重(増減) | 人気 |
1 | ▲ | 3 | 6 | アンブロワーズ | 牝2 | 54.0kg | D.ホワイト | 1.10.4 | − | 462kg(-22) | 6 |
2 | ○ | 8 | 15 | ディープサマー | 牡2 | 54.0kg | 藤田伸二 | 1.10.5 | 3/4 | 474kg(-6) | 1 |
3 | 7 | 13 | カシマフラワー | 牝2 | 54.0kg | 松永幹夫 | 1.10.7 | 1 | 432kg(+4) | 8 | |
4 | ◎ | 4 | 8 | オーヴェール | 牡2 | 54.0kg | 四位洋文 | 1.10.8 | 1/2 | 530kg(+4) | 3 |
5 | 8 | 16 | エイシンホリデイ | 牝2 | 54.0kg | 武幸四郎 | 1.11.0 | 1 1/4 | 422kg(0) | 12 |
■各種レース指標 (天候:晴、馬場:良) |
ハロンタイム 12.1 - 10.7 - 11.5 - 11.8 - 12.0 - 12.3 上がり 4F 47.6 - 3F 36.1 3コーナー 1(6,12,13)(4,15)(2,7,16)(5,9)(3,8,10,11,14) 4コーナー 1(6,13,15)(3,4,2)(16,9)(5,8)(7,12,11)14,10 |
■レース回顧 勝利の方程式・好位から早めに抜けたアンブロワーズ! |
■レース解説 エイシンホリデイが好スタートを決めるも、内からリッカバクシンオが飛び出してハナを奪う。セイウンシンジュ、アンブロワーズ、グランプリペガサスらが固まって直後を追走。ディープサマーはこの集団の外につける。オーヴェールは馬ごみの中で待機。スキップジャックが後方から外を通って押し上げていく。3コーナーを過ぎて各馬ほぼ一団。僅かに先頭のリッカバクシンオにアンブロワーズ、カシマフラワー、ディープサマーが並びかけて直線に向く。アンブロワーズが馬場の中央を通って進出。4コーナーで外を回ったディープサマーとカシマフラワーが追い詰めるも、アンブロワーズがそのまま押し切る。 ■レース回顧 タテ目ハズレ。うわ〜、またタテ目か…。負けるならもっとスッキリ負けたかった。(´・ω・`) 今年も圧勝馬が沢山出てきたが勝てなかった。ディープサマーも馬券対象になったとはいえ、断然の1番人気で勝てなかったのだから印象としては悪い。来年になればまた新馬戦でブッ千切った馬が1番人気になってくれるのだからこれはこれで美味しい。アンブロワーズのように控える競馬が出来る馬をアタマで買えば高配当が期待できる。レース傾向とは本来こういう使い方をするものなのだ。 アンブロワーズはスタートで置かれながらもすぐに押し上げて2番手集団の一角まで進出。そこでじっと動かず、4コーナーでリッカバクシンオに並びかけ、直線すかさずゴーサイン。要所要所で的確に乗ったホワイト騎手の判断が冴えた。早くから仕掛けた影響でラストで外に寄れ、カシマフラワーの進路を塞いでしまう場面があったが、その後の追撃は退けており一定の評価は下せる。 ディープサマーはデビュー戦で押し上げるようにして先頭に立っており、今回の待機策はさしずめ当然といったところ。圧勝経験が仇となって馬が行く気になってしまうのが怖かったが、良馬場のハイペースで綺麗に折り合っていた。追い出してからややモタつくところがあったが、ラストの気配から後々活躍できそうな印象を受けた。 カシマフラワーは当初の脚色からしてディープサマーを上回っており、アンブロワーズの斜行が無ければもっと際どく迫れたはず。3連闘ながら1戦毎に馬体重を増やしており、心身共に今が旬だったと思われるだけに忍びない。新馬戦と今回のパフォーマンスからすれば、アンブロワーズとはほぼ同格と位置づけることも可能。 オーヴェールは馬混みに入れてしまった時点でダメだと思った。4コーナーでも前が固まっていた影響ですぐには追い出せず、直線で已む無く大外に持ち出す始末。ラストで凄い脚を使って突っ込んできただけに空しさが残る。 |