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第40回函館記念(GIII) 2004年7月25日(Sun) 函館芝2,000M 3歳以上オープン ハンデ (混)(特指) |
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着 | 印 | 枠 | 馬 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | タイム | 着差 | 体重(増減) | 人気 |
1 | 5 | 6 | クラフトワーク | 牡4 | 55.0kg | 横山典弘 | 2.00.6 | − | 474kg(+8) | 2 | |
2 | ◎ | 7 | 10 | ファインモーション | 牝5 | 57.0kg | 武豊 | 2.00.7 | クビ | 490kg(+12) | 1 |
3 | 8 | 12 | ワイルドスナイパー | 牡5 | 53.0kg | 藤岡佑介 | 2.00.8 | 3/4 | 452kg(+2) | 9 | |
4 | ▲ | 6 | 9 | タイガーカフェ | 牡5 | 54.0kg | 本田優 | 2.00.8 | ハナ | 478kg(-4) | 6 |
5 | 1 | 1 | ユキノサンロイヤル | 牡7 | 54.0kg | 小野次郎 | 2.01.4 | 3 1/2 | 466kg(-4) | 10 |
■各種レース指標 (天候:晴、馬場:良) |
ハロンタイム 12.3 - 11.2 - 11.7 - 12.1 - 12.1 - 12.1 - 12.3 - 12.4 - 12.2 - 12.2 上がり 4F 49.1 - 3F 36.8 1コーナー 11,13(5,12)9(7,4)(6,8,10)-(2,3)1 2コーナー 11,13(5,12)-9-(7,4)(6,8)10,3(2,1) 3コーナー (*11,13)(5,12)9-(7,4,8)10,6,1-(2,3) 4コーナー 11(13,12)(5,9)(8,10)4(7,6,1)-(2,3) |
■レース回顧 波乱決着に終止符打った波乱請負馬の半弟・瞬時の切れ味クラフトワーク! |
■レース解説 出鞭をくれてスプリングシオンがハナを奪いに行くが、外からタマモヒビキ、ヒマラヤンブルーが楽に交わして前に出る。ワイルドスナイパーも先団につける。少し離れてタイガーカフェが続く。ウインシュナイト、ヤマノブリザードは中団待機。直後にファインモーション、その内にクラフトワークがつける。ユキノサンロイヤル、ダービーレグノ、トーホウシデンが固まって後方待機。3コーナーを過ぎた辺りでヤマノブリザード、ファインモーションが動き出す。4コーナーで各馬が密集、ファインモーションは大外に持ち出して直線に向く。ファインモーションがワイルドスナイパーとタイガーカフェの叩き合いを外から交わして先頭に踊り出るが、内からクラフトワークが一気に進出。そのままファインモーションの追撃を振り切る。 ■レース回顧 紐抜けハズレ。函館記念らしからぬ堅い決着。切ったヨコテンが来ちゃったよ。(^-^;) 今年に入ってからサッパリ当たらなくなったのは、多分こじ付けで獲れるレースを落としているからだと思う。今回は「函館コース経験無し」「人気のヨコテン」という函館記念のぶっ飛びパターンに該当するということだけに着目して中京記念で高く評価していたクラフトワークを見送ってしまった。競馬予想の食材はあくまで馬で、傾向分析は調味料に過ぎない。木を見て森を見ずとはまさにこのこと。 ファインモーションはタマモヒビキとヒマラヤンブルーが前に行ったことで外の壁が無くなり、他馬に揉まれることなく綺麗に折り合っていた。直線に向いた時点では突き抜けるだけの手応えがあったが、終始外を回った影響からかここ一番の伸びを欠いた。クラフトワークが勝負どころで内を突き、馬群を掻き分けて一気に飛び出してきたのとは対照的。クラフトワークは内ラチ沿いでじっと脚を溜め直線に備えていた。斤量差があったとはいえ、レース内容ではクラフトワークの完勝と言っても差し支えない。 ワイルドスナイパーは逸早く突き放しにかかりながらクラフトワークらにあっさり交わされており、完成度の違いが明確に出た。53kgというハンデ設定はまだ自己条件を使える格上挑戦馬に与えられたものとしては重いものだった。 タイガーカフェは4コーナーでファインモーションが寄ってきたあたりで手綱が動いていた。ワイルドスナイパーにも先に行かれ、追いかけるだけになったのは不満が残る。相手なりに走るのは周知の通りだが、勝ちパターンが一向に見えてこないのは問題がある。中途半端に人気して来ない典型。 ハンデを課せられた実績馬トーホウシデン、ダービーレグノはいずれも後方待機のまま不発。直線では仲良く最後方で競り合っていた。結局何がしたかったのかが分からず、結果も冴えなかったとなると凡騎乗ととられても仕方ない。 |