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第9回マーメイドS(GIII)
2004年7月11日(Sun) 阪神芝2,000M 3歳以上オープン 別定 (牝)(混)(特指)
馬名 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 体重(増減) 人気
1 8 9 アドマイヤグルーヴ 牝4 57.0kg 武豊 2.00.0 464kg(-6) 1
2 2 2 チアズメッセージ 牝4 55.0kg 幸英明 2.00.5 3 496kg(-2) 2
3   6 6 チャペルコンサート 牝5 55.0kg 渡辺薫彦 2.00.7 1 1/4 440kg(-4) 6
4 5 5 マイネヌーヴェル 牝4 55.0kg 小牧太 2.00.8 1/2 498kg(-4) 3
5 8 10 ヘヴンリーロマンス 牝4 55.0kg 松永幹夫 2.00.9 3/4 496kg(-8) 4
※ レース結果は必ず主催者発表のものでご確認ください。

■各種レース指標 (天候:晴、馬場:良)
ハロンタイム 12.8 - 11.0 - 12.6 - 12.3 - 12.3 - 12.1 - 12.0 - 11.8 - 11.4 - 11.7
上がり 4F 46.9 - 3F 34.9
1コーナー (*4,6)2,5(3,10)(1,9)8,7
2コーナー 4,6(2,10)(3,5)(1,9)(8,7)
3コーナー (*4,6)2(3,10)(8,5,9)(1,7)
4コーナー (*4,6,2)(8,10)(3,5,9)(1,7)

■レース回顧 牝馬相手では役不足・反応桁違いアドマイヤグルーヴ!
■レース解説

 チアズメッセージ、チャペルコンサートらが先手を窺うがはっきりしない。1コーナーカーブでシルクサンライズが前に出る。ヘヴンリーロマンス、マイネヌーヴェルは前寄りの位置取り。その外にアドマイヤグルーヴがつける。メモリーキアヌは最後方待機。各馬ほぼ一団で推移。シルクサンライズにチャペルコンサート、チアズメッセージが並びかけて直線に向く。チャペルコンサートが敢然と先頭に立つ。直後からチアズメッセージが迫るところへアドマイヤグルーヴが外から一気に捉えてそのまま一方的に突き放す。


■レース回顧

 馬複◎−○(70%)的中。ガチガチだったが上手い具合に儲かった。(^-^)

 アドマイヤグルーヴはスタートでダッシュがつかなかったが、引っ張る馬不在かつ馬群がバラケなかったことで影響は皆無。道中はやや持っていかれながらも折り合いに専念。勝負どころでただ一頭手綱を抑えたままで、直線に向くまでに独壇場になる下地は出来ていた。相手が軽くなるとここまで楽が出来るという良い例。

 ここで一つ気になるのは橋口師が追い切り後に発した不調説は一体何だったのかということ。アドグル好時計も陣営弱気(スポニチアネックス)、グルーヴ大丈夫?(サンスポ.com)、女傑グルーヴ迫力なし(nikkansports.com)など各マスコミも概ねこれに同調したが、結局アドマイヤグルーヴが楽勝。「今週の調教」を見る限りでは時計も動きも悪くなく、むしろ良かっただけにこの意図が分からない。決して本調子ではない状態で楽勝したとするならば、それはそれで凄い事だが…。

 チアズメッセージは決してベストではない条件で前走に続き好走。チャペルコンサートを交わすのに一瞬梃子摺ったように見えたが、早めに動いての結果でやむを得ない。アドマイヤグルーヴとの比較では決め手の差が露骨に出た。

 マイネヌーヴェルはやはり展開面のアシストが無いと届かない。メモリーキアヌも同様だが、こちらはローカルのほうが向いている。チャペルコンサートは連闘使いで4角先頭と強気に乗って3着なら上出来。ヘヴンリーロマンスは前走に引き続いて決め手を欠き、力負けの印象を受けた。


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