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第11回函館スプリントS(GIII)
2004年7月4日(Sun) 函館芝1,200M 3歳以上オープン 別定 (混)(特指)
馬名 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 体重(増減) 人気
1 7 14 シーイズトウショウ 牝4 54.0kg 池添謙一 1.09.4 460kg(-2) 2
2 5 10 ゴールデンロドリゴ 牡7 56.0kg 横山典弘 1.09.7 1 3/4 500kg(+6) 8
3   2 3 カルストンライトオ 牡6 56.0kg 芹沢純一 1.09.7 ハナ 500kg(+6) 5
4   5 9 ブルーショットガン 牡5 56.0kg 藤岡佑介 1.09.8 1/2 450kg(+8) 7
5   3 5 ウインラディウス 牡6 56.0kg 田中勝春 1.09.8 クビ 514kg(0) 3
※ レース結果は必ず主催者発表のものでご確認ください。

■各種レース指標 (天候:晴、馬場:良)
ハロンタイム 11.8 - 10.6 - 11.3 - 11.8 - 11.5 - 12.4
上がり 4F 47.0 - 3F 35.7
3コーナー 3(1,2)14(5,4)9(6,13,11,16)10(8,7)=15
4コーナー (*3,1)(2,14)5(4,9)(11,16)(6,13,10)(8,7)=15

■レース回顧 惜敗続きからの脱却・シーイズトウショウが正攻法で快勝!
■レース解説

 カルストンライトオがハナを奪う。タイセイブレーヴ、サクラタイリンもこれに続く。アタゴタイショウ、シーイズトウショウが前3頭を外から追う。ウインラディウス、サニングデールが中団内につける。ネオポリスが一頭後方に取り残された以外は各馬密集。シーイズトウショウが徐々に進出しながら直線に向く。カルストンライトオが後続を突き放しにかかるところへシーイズトウショウが接近しこれを楽に交わす。シーイズトウショウが混戦の2着争いを尻目にゴール。


■レース回顧

 タテ目ハズレ。逃した魚がデカ過ぎる…。後に引きずる外し方をしてしまった。_| ̄|○|||

 ラジオたんぱ賞の予想構築に時間がかかり、函館スプリントSの予想構築をしているうちに眠くなってきた。それでも一気に片付けてしまおうということで◎シーイズトウショウ、○ゴールデンロドリゴ、▲サニングデールという結論を得るに至った。更新は朝起きてからすればいいか…。

 梅雨空は何処へやら、真夏のように照り付ける太陽を受けて目が覚める。アイスコーヒーを頂きつつ、ブレイクファーストのトーストが焼き上がるのを待つ間にふと思った。

 やっぱGI馬を軽んじちゃイカンよな〜。

 ということで深夜の結論の▲を◎に、以下繰り下げる形に変更。…以下省略。

 サニングデールは理想的な位置取りに見えた。ただ4コーナーを回るところで手綱が動いており、手応えはあまり良くなかった。追い出してからは伸びそうで伸びない。去年のビリーヴこそ横綱相撲で押し切ったが、小柄な差し馬のサニングデールには58kgが堪えたようである

 シーイズトウショウはサニングデールとは対照的に終始内を見ながらの追走で手応え十分。持ったままで先団に取り付くと、そのままあっさり前を捉えて突き放した。CBC賞と同様、カルストンライトオがレースを引っ張って直線でこれを交わすというパターン。過去に好走した時の状況を頭に入れておけば、惜敗続きといえど頭で買うことも出来た。

 ゴールデンロドリゴは大外にぶん回して追い込んできた。横山典弘騎手は過去にこのコースでゴールデンロドリゴを先行して勝たせている。なのに今回後方に下げたのは何故か。答えは一つ。そう、2ゲットである。ヨコテンは実力が足りないと思われる馬に対し、極端な戦法でそれを補う策略に長けている。かくして横山典弘騎手は函館スプリントS4年連続2着という偉業(?)を達成した。

 アタゴタイショウは3コーナーを過ぎたところで早くもついていけなくなった。バテて後ろに下がったというわけでもなく、この失速は不可解。その後多少盛り返したが、勝ち負けには全く加われなかった。どちらかと言えば使い減りするタイプで、京王杯スプリングCを使ったことが多少なりとも影響していそうである。

 カルストンライトオは拍子抜けするほど楽に先手が取れた。調子は良さそうで、この後アイビスサマーダッシュを使うようなら有力。ウインラディウスは一瞬伸びかかったがゴール前で脚色が同じになり埋没。スプリントでは忙しい印象を受けた。


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