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第21回エプソムC(GIII) 2004年6月13日(Sun) 東京芝1,800M 3歳以上オープン 別定 (混)[指定] |
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着 | 印 | 枠 | 馬 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | タイム | 着差 | 体重(増減) | 人気 |
1 | ◎ | 4 | 8 | マイネルアムンゼン | 牡5 | 57.0kg | 大西直宏 | 1.47.9 | − | 460kg(0) | 3 |
2 | ▲ | 7 | 13 | ダンツジャッジ | 牡5 | 57.0kg | 藤田伸二 | 1.47.9 | クビ | 502kg(+2) | 2 |
3 | 7 | 15 | ワールドスケール | 牡4 | 57.0kg | M.デムーロ | 1.48.0 | クビ | 520kg(+4) | 1 | |
4 | ○ | 1 | 1 | ハレルヤサンデー | 牡6 | 57.0kg | 後藤浩輝 | 1.48.1 | 3/4 | 456kg(0) | 6 |
5 | △ | 6 | 12 | トーホウシデン | 牡7 | 57.0kg | 田中勝春 | 1.48.1 | ハナ | 424kg(0) | 7 |
■各種レース指標 (天候:晴、馬場:稍重) |
ハロンタイム 12.8 - 10.9 - 12.1 - 12.8 - 12.4 - 12.2 - 11.3 - 11.6 - 11.8 上がり 4F 46.9 - 3F 34.7 2コーナー (8,*18)9,4(11,17)(5,6,12,16)(1,13)(3,7,14,15)10-2 3コーナー 18,9(8,11,15)6(4,12,17)(1,16)13(3,5,14)(7,10)2 4コーナー (*18,9)(8,15)(11,17)(4,6,12,16)(1,13)(3,14)(5,7,10)2 |
■レース回顧 もうどうにも止まらない・今が旬マイネルアムンゼンが堂々連覇! |
■レース解説 ミスキャストが出遅れ。マイネルアムンゼンが楽な手応えで先頭を窺うが、外からウインクリューガーがこれを制してハナに立つ。ハスラーとスプリングシオンが直後で続く。トーホウシデンは馬群の中、ハレルヤサンデーは最内を追走。ワールドスケールは後方大外を進む。各馬固まりながら3コーナーを通過。ワールドスケールが大外を回って好位まで押し上げる。マイネルアムンゼンが少し後ろへ下げ、ウインクリューガーが先頭で直線に向く。ウインクリューガーが追い出しをかける中、最内からマイネルアムンゼンが一気に進出。直後の伸びは鈍く完全に抜け出す。ゴール手前で外からダンツジャッジ、ワールドスケールが迫るもそのまま押し切る。 ■レース回顧 馬複◎−▲(20%)的中。あ、当たった…。・゚・(ノД`)・゚・ マイネルアムンゼンは有り余る力を見せ付けるかの如くスタートから行きっぷりが良かった。ウインクリューガーを先に行かせ、自身は2番手を悠々追走。3コーナーを過ぎてペースが上がり出したところでも大西騎手が自制を促すほど手応えは抜群。直線では内から鋭く抜けてきた。ラストはダンツジャッジらにクビ差まで詰め寄られたが、見ていて全く危なげなかった。 ハレルヤサンデーは緩い流れが祟って馬群がほぐれず、内で身動きが取れなかったのが悔やまれる。後藤騎手も「ずっと内のきつい所を通らされたし、ペースも遅いのに誰も動かないのには参ったかなぁ…。やっぱり一番枠はきつかった」とコメント。直線で一旦外へ持ち出し、前が開けてからいい脚を使って伸びてきたが間に合わなかった。脚を余す形での敗戦で、この後ローカル重賞を使うようなら注目してみたい。 ダンツジャッジは安田記念でのパフォーマンスを持ち出すまでもなく、この距離なら黙っていても飛んでくる。休み明けでGIを使った後の連闘ということで評価を落としたが、今回も上がり最速の脚で突っ込んできた。「この馬が一番強いレースをした」という藤田騎手の決まり文句も頷けるところである。 ワールドスケールはダッシュがつかず後方に置かれたが、デムーロ騎手はそのまま馬混みを避けて外へ誘導。折り合いはついていたが、3コーナー過ぎで持って行かれ気味に見えた。またおあつらえ向きのスローになったものの、ラストはダンツジャッジに競り負け。僅かながら重賞の壁を思わせた。 ヴィータローザは「道中抑えて行ってる割に、いざ追い出してみると思った程反応してくれなかった。イメージ程キレなかった」という横山騎手のコメントが興味深い。おそらく兄ロサード、姪ローズバドと比較してのものだが、ヴィータローザはこれら2頭とはタイプが異なることがはっきりしたように思う。差して及ばない分、小回りで先行出来た時に台頭がみられそうである。 |