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第40回金鯱賞(GII) 2004年5月29日(Sat) 中京芝2,000M 3歳以上オープン 別定 (国際)[指定] |
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着 | 印 | 枠 | 馬 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | タイム | 着差 | 体重(増減) | 人気 |
1 | ○ | 8 | 11 | タップダンスシチー | 牡7 | 59.0kg | 佐藤哲三 | 1.57.5 | (レコード) | 508kg(+2) | 1 |
2 | 5 | 5 | ブルーイレヴン | 牡4 | 57.0kg | 吉田稔 | 1.57.5 | アタマ | 498kg(-8) | 6 | |
3 | ▲ | 6 | 8 | ザッツザプレンティ | 牡4 | 59.0kg | 安藤勝己 | 1.57.9 | 2 1/2 | 486kg(-8) | 2 |
4 | ◎ | 8 | 2 | マグナーテン | セ8 | 57.0kg | 田中勝春 | 1.58.1 | 1 1/2 | 496kg(-10) | 3 |
5 | △ | 4 | 4 | アドマイヤグルーヴ | 牝4 | 57.0kg | 武豊 | 1.58.1 | クビ | 470kg(-10) | 4 |
■各種レース指標 (天候:晴、馬場:良) |
ハロンタイム 12.3 - 10.6 - 10.6 - 12.5 - 12.2 - 11.9 - 11.9 - 11.8 - 11.6 - 12.1 上がり 4F 47.4 - 3F 35.5 1コーナー 6,12-(1,11)2-8,10,4(5,7)3-9 2コーナー 6,12(1,11)2-8,10,4(5,7)3-9 3コーナー 6(12,11)1-(2,8)(4,10)(5,7)3,9 4コーナー (6,*11)12(1,8)(4,10)2,5,7,3,9 |
■レース回顧 老いてますます元気一杯・快速Vで宝塚へ弾むタップダンスシチー! |
■レース解説 タマモヒビキが楽に先頭に立つ。マグナーテンは馬なりのまま2番手につける。タップダンスシチーはこれを見る形で3番手。ザッツザプレンティは離れた中団に控える。この後ろにスティルインラブ、アドマイヤグルーヴが追走。3コーナーを過ぎたところでタップダンスシチーが満を持して進出を開始。直線へ向いてタップダンスシチーが堂々先頭。瞬時のうちに3馬身、4馬身とリードを広げていく。内からアドマイヤグルーヴが伸びる。マグナーテンも食い下がるが前とはかなり差がある。タップダンスシチーの楽勝かと思われたが、ゴール前でブルーイレヴンが猛追。2頭が並んでゴール。 ■レース回顧 ハズレ。タマモヒビキ単独先頭の時点で終了。勘弁してよ…。・゚・(ノД`)・゚・ マグナーテンは単独先頭から押し切る、と読んでいただけにタマモヒビキの好スタート&ダッシュには参った。テン3ハロン33秒5で飛ばされては無理に行っても共倒れがオチ。結局タップダンスシチーに何の抵抗も示せないままレースが終わってしまった。ただ普通なら惨敗も有り得る展開で盛り返しを見せていたのは評価しておきたい。 タップダンスシチーは有馬記念以来のレースとは思えないくらいに勝負どころでの反応が冴えた。4コーナーを回ったところで勝負アリの内容だったが、自ら動いた分ラストは甘くなった。宝塚記念ではどこまで追い出しを我慢できるかが焦点になる。秋には凱旋門賞参戦のプランもあり、是非とも勝って駒を進めてもらいたいものである。 ブルーイレヴンはメンバー唯一の上がり34秒台の脚を使ったが、タップダンスシチーを僅かに捕え損なった。レースを重ねる毎に折り合いがつくようになってきていただけに多少は気になったものの、それで即勝ち負けになるとは思わなかった。着差は着実に詰めてきており、復活の日は近いかもしれない。ムラ駆け傾向にある馬なので全幅の信頼は置けないが…。 アドマイヤグルーヴは直線でするすると上がってきたが、その後が続かなかった。タップダンスシチーなど前の馬が早仕掛けになったのを見てすかさず追いかけていったことも影響したが、チグハグなレースを強いられたマグナーテンに差し返されたのを見る限りでは牡馬の壁は思いのほか厚そうである。 ザッツザプレンティは持ち時計に不安がありながらもよく走った。強いて言えば消極的に乗り過ぎた感じがする。9Rかきつばた賞のポップロックで向こう正面から豪快に捲って勝ち、「予行演習」もバッチリかと思っていただけに少々残念。 |