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第40回金鯱賞(GII) 2004年5月29日(Sat) 中京芝2,000M 3歳以上オープン 別定 (国際)[指定] |
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枠 | 馬 | 馬名 | 脚質 | 補正 | 寸評 | 印 |
1 | 1 | アグネススペシャル | 追 | 88 | 重賞では後方侭ばかり。純粋に力が足りない。 | |
2 | 2 | メイショウドメニカ | 先 | 94 | 小回りなら捲る脚使える。久々で動けるかどうか。 | |
3 | 3 | アサカディフィート | 差 | 96 | スタートで損するタイプ。上手く乗らないと苦しい。 | |
4 | 4 | アドマイヤグルーヴ | 差 | 94 | 前走は力負け。叩き2戦目で上積み見込む。 | △ |
5 | 5 | ブルーイレヴン | 先 | 91 | レース重ね折り合い向上もパフォーマンス低下。 | |
6 | タマモヒビキ | 差 | 69 | 前走惨敗。別定戦でこの相手では一変も無理。 | ||
6 | 7 | アマノブレイブリー | 先 | 92 | 前走なだれ込むも冴えない。地力で見劣る。 | |
8 | ザッツザプレンティ | 先 | 97 | 実績上位だが浮き沈み激しい。折り合い第一。 | ▲ | |
7 | 9 | タイムトゥチェンジ | 追 | 90 | 基本的に差して届かず。中京は助走距離短い。 | |
10 | スティルインラブ | 差 | 94 | 牡馬とは初対戦。いきなり通用するとは思えず。 | ||
8 | 11 | タップダンスシチー | 逃 | 104 | 番手でも押し切り利く。どこで仕掛けるかが焦点。 | ○ |
12 | マグナーテン | 逃 | 98 | ゆとりのローテ好感。単騎確保なら二の脚強力。 | ◎ |
■レース展望 二冠馬を喰いかけた老雄・快速粘逃マグナーテン |
■予想構築 金鯱賞は「短過ぎず長過ぎず」のローテで挑んだ馬が活躍している。今年の出走馬をレース間隔別に振り分けると以下のようになる(データは別定戦以降後の過去8年)。
昨年のタップダンスシチーは東京開幕週のオープン特別を一叩きされており、今回は有馬記念からぶっつけとなる点が懸念材料。鉄砲が利くとはいえ、何かに足元を掬われても不思議ではない。半年以上の間隔が開いたスティルインラブとメイショウドメニカは付いて回るだけとなる公算が高い。 使い詰めで来ている馬も基本的にオミットが妥当で、この例外といえるのは最低人気で連対した'97年2着メイショウヨシイエのみ。'01年1着ミッキーダンスは産経大阪杯(13着)→都大路S(7着)と使われた後の叩き3戦目だった。 「短過ぎず長過ぎず」のローテのうち、特に活躍が目立つのは「東京のオープン特別勝ち馬」か「GII敗退馬」。今年は前者がいないので後者に注目すると、マグナーテンとアドマイヤグルーヴが浮上する。ちなみに同年の天皇賞春を経由した馬は【0・1・3・4】(12.5%)と惜敗が多く、ザッツザプレンティとアマノブレイブリーは抑えの評価で十分。 軸はマグナーテン。道中一定のラップを保ちながら逃げる快速馬。他馬に掻き回されない限り簡単にはバテない。タップダンスシチーに早めに寄られた場合がどうかだが、産経大阪杯でネオユニヴァースを差し返しかけただけに一気に来られない限りは持ち堪えられるとみる。 相手筆頭はタップダンスシチー。昨年勝った重賞はいずれも逃げ切りで、控えて追いかける形を採った宝塚記念(3着)、有馬記念(8着)は落としている。東京競馬場改装記念は控えて勝っているが、今回は自己最重量となる59kgを背負う。マグナーテンに気分良く行かれると苦しくなる。 単穴はザッツザプレンティ。前走は菊花賞馬にあるまじき大惨敗。これで評価を落とした感があるが、有馬記念(11着)などを見る限りはたまにポカをやらかす馬。当初の位置取りから踏ん張ったダービー(3着)、ジャパンC(2着)など、きちんと先行すれば結果は自ずとついてくる。 連下はアドマイヤグルーヴ。前走は18kgの馬体増があったにせよ、直線は見ていて呆気無かった。叩き2戦目で引き続き実績のある距離なら見せ場の一つ位は作れるはず。元々は先行していただけに積極策を期待したい。 ◎マグナーテン ○タップダンスシチー ▲ザッツザプレンティ △アドマイヤグルーヴ ■馬券構築 マグナーテンから馬複流し。マグナ−タップ2頭軸の3連複を抑える。 [馬複] マグナーテン−タップダンスシチー 40% [馬複] マグナーテン−ザッツザプレンティ 20% [馬複] マグナーテン−アドマイヤグルーヴ 20% [3連複] マグナーテン−タップダンスシチー−ザッツザプレンティ 10% [3連複] マグナーテン−タップダンスシチー−アドマイヤグルーヴ 10% |