HOME > 重賞回顧 > 第21回東海テレビ杯東海S
第21回東海テレビ杯東海S(GII) 2004年5月23日(Sun) 中京ダート2,300M 3歳以上オープン 別定 (混)(指定) |
|||||||||||
着 | 印 | 枠 | 馬 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | タイム | 着差 | 体重(増減) | 人気 |
1 | △ | 3 | 5 | アンドゥオール | 牡5 | 57.0kg | 松永幹夫 | 2.23.7 | − | 470kg(-2) | 2 |
2 | ▲ | 5 | 9 | タイムパラドックス | 牡6 | 57.0kg | 高田潤 | 2.23.8 | 1/2 | 456kg(0) | 3 |
3 | ○ | 4 | 7 | ヒシアトラス | 牡4 | 57.0kg | 郷原洋司 | 2.24.4 | 3 1/2 | 534kg(+6) | 7 |
4 | 5 | 10 | ビワシンセイキ | 牡6 | 57.0kg | 横山典弘 | 2.24.5 | 3/4 | 490kg(-6) | 5 | |
5 | 1 | 2 | ベラージオ | 牡5 | 57.0kg | 藤田伸二 | 2.24.5 | アタマ | 496kg(+2) | 1 |
■各種レース指標 (天候:雨、馬場:良) |
ハロンタイム 12.6 - 11.4 - 12.6 - 13.1 - 12.3 - 12.7 - 12.9 - 12.5 - 12.1 - 11.2 - 11.4 - 12.4 上がり 4F 47.1 - 3F 35.0 1コーナー 4=(11,15)10(12,7)16,3(5,2)9,14,8-1-13-6 2コーナー 4-11,15(12,10)7(5,3,16)(9,2)(14,8)-1-13-6 3コーナー(2周目) (*15,10)8(5,7)2-(3,16,9)-13(11,14)12-1=6-4 4コーナー(2周目) (*15,10)-(5,8)7,2,9-16-(3,13)-14-12(11,1)=6=4 |
■レース回顧 器用に控えて立ち回る・一分の隙無しアンドゥオール! |
■レース解説 イブキリムジンオー、カネツフルーヴが互いに押してハナを競う。ジーナフォンテンも早めに前へ取り付く構え。好スタートのヒシアトラスは控えて4番手。一周目のスタンド前でカネツフルーヴが先頭。5馬身開いてイブキリムジンオー、さらに5馬身開いてジーナフォンテン、サイレンスボーイ、ヒシアトラスらが続く。アンドゥオールは中団待機、タイムパラドックスはこの後方で脚を溜めている。再び向こう正面へ差し掛かったところでサイレンスボーイらがイブキリムジンオーに並びかける。ペルフェットが外を捲って進出。3コーナーに到達するまでにカネツフルーヴが急激に失速。サイレンスボーイとビワシンセイキが並んで直線に向く。2頭が競り合うも、直後まで押し上げていたアンドゥオールが余裕の手応えで交わす。外から豪快に伸びてきたタイムパラドックスを抑えてゴール。 ■レース回顧 タテ目ハズレだが馬複(10%)的中。何なんだこの空しさは。・゚・(ノД`)・゚・ はじめに断っておくが、これ(ボックス的中)は当たりではない。これを当たりとするなら、何故その馬を◎にしなかったのかということになる。「塞翁が馬」では幾ら当たりに飢えていても、沢山の馬に印をつけて△−×で万馬券的中!といった安い予想は絶対にしない。いや、したくない。少しでも予想の手助けになる情報を提供するのがこのサイトを立ち上げた趣旨。どこか1箇所でも納得・共感していただければそれでいいです。逆にそれは違うだろ!という突っ込みは掲示板等で遠慮なく聞かせてください。 そんなこんなでレース回顧。サイレンスボーイはカネツフルーヴとイブキリムジンオーを先に行かせた3番手待機。その後手順を踏んで2番手、先頭とポジションを上げていったが、その直後の馬も同じくついてきたのが誤算だった。このレースで好走する先行馬とは「前に行ってそのまま粘り込む」パターンであり、「前を狙って押し上げていった」パターンでは差し込みに遭っても仕方ない。 アンドゥオールは小回りコースの特性を見越して早めに動いたことが功を奏した。4コーナーは持ったままの進出。さすがにラストは末が甘くなったが、タイムパラドックスを抑えるには十分なリードがあり、全てにおいて力の違いを感じさせる内容だった。 タイムパラドックスは位置取りが全て。上がり最速の脚を使ったものの、4コーナーで外へ膨らんだロスは補え切れなかった。内目を持ったまま上がってきたアンドゥオールと比べて乗り方の巧拙が明確に出た。今回に限っては先行策も試してもらいたかった。 ヒシアトラスも4コーナーで外に持ち出したロスが響いて3着止まり。それでも外からやってきたタイムパラドックスに何の抵抗も示せなかったのは残念。前を追う脚は中途半端だけに、もう少し積極的に行っても良かった。郷原騎手は前日の目黒記念(ダービーレグノ)で早仕掛けだっただけに一層そう思う。 |