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第21回東海テレビ杯東海S(GII)
2004年5月23日(Sun) 中京ダート2,300M 3歳以上オープン 別定 (混)(指定)
馬名 脚質 補正 寸評
1 1 オイワケダイモン 72 アンタレスSは後方侭。ここも付いて回るだけ。  
2 ベラージオ 87 準オープンを差し切った直後。昇級は荷が重い。  
2 3 ブイロッキー 83 中京では捲って好走あり。後は力関係のみ。  
4 カネツフルーヴ 78 全盛期過ぎたが余力あり。但し調子は下降線。  
3 5 アンドゥオール 94 今年3勝はいずれも差し込み。ここでは割引。
6 ダービーワイルド 取り立てて実績無し。先手を奪っても厳しい。  
4 7 ヒシアトラス 94 前走差し込みに屈すも内容良い。先手必勝。
8 ペルフェット 81 昨年5着。別定かつ昇級で強気になれない。  
5 9 タイムパラドックス 96 地力上位で中京コースも手の内。位置取り鍵。
10 ビワシンセイキ 92 先行しても差しても詰め甘い。恵まれて連まで。  
6 11 イブキリムジンオー 88 一気に相手強化。楽逃げ確保出来ても辛い。  
12 ジーナフォンテン 交流重賞で度々入着。位置取り次第で好走可。  
7 13 ストロングドン 85 中京コース勝ちあるが格下。差し込みも無理。  
14 ミツアキサイレンス 88 昨年6着。積極的に行かない限りは狙えない。  
8 15 サイレンスボーイ 95 前走勝負どころでロスあり。先行策で見直す手。
16 スナークレイアース 76 高齢だけに上積み材料に乏しい。追走一杯。  
※ 枠順、出走馬は必ず主催者発表のものでご確認ください。
※ 『補正』=「TARGET frontier」の補正タイムランキング(直近1年の最高値)による評価。

■レース展望 とりあえず行った者勝ち・チャンス到来サイレンスボーイ
■予想構築

 まずは以下の表を参照されたい。

【過去4年の上位馬通過順一覧】
年度(回) 馬場 頭数 勝ち時計 5.5F通過 上り3F 1着 2着 3着
'00年(第17回) 16 2.24.2 68.6 37.8 3-3-3-3 1-1-1-1 2-2-2-2
'01年(第18回) 12 2.23.4 66.8 38.0 6-6-5-3 3-3-3-3 2-2-2-1
'02年(第19回) 14 2.22.3 67.0 37.4 11-10-7-6 3-3-3-3 2-2-2-2
'03年(第20回) 15 2.26.5 70.7 37.0 2-2-2-3 1-1-1-1 6-7-2-2
※'03年はディーエスサンダーが1位入線後3着に降着。

 東海Sは中京ダート2,300Mで行われる。向こう正面半ばのスタートから間もなく最初のコーナーを迎えるためペースは上がらない(上がりようがない)。抜きどころも無いに等しく、結果として毎年のように前残りの決着となる。ハギノハイグレイドこそ差し込みで'01年・'02年と連覇したが、これは純粋に力が抜けていただけと考えられる。


 軸はサイレンスボーイ。アンタレスSは無理に行かず控えたところ勝負どころで外に持ち出せず。それでも直線だけで2着に持ってきたのは力をつけてきた証拠。ローカルでの先行馬の扱いが上手い中舘騎手のスイッチで確勝を期したい。

 相手筆頭はヒシアトラス。マーチS、アンタレスSで負かされた馬が両方出てくる今回は実績面で見劣るが、コース形態は前を行くこの馬に味方する。仁川Sでは先行してアンドゥオールを完封している。アンタレスSは差し込みに有利な流れで、先行してタイムパラドックスに0秒2差なら上出来。

 単穴はタイムパラドックス。今年に入って京都のダート重賞を連勝。平安Sは好位付け、アンタレスSは差し込みでの勝利で自在性に富む。中京へのコース替わりも寧ろ歓迎材料。勝ち負け必至も上位クラスで結果として消極的な騎乗が目立つ高田騎手の乗り方次第。

 連下はアンドゥオール。前残りの展開を鮮やかに抜き去ったマーチSの内容が秀逸。極端な位置取りは敷かず、前を射程圏内に入れて差し込んでくるため信頼性は高い。ただ先行天国のここで前走の再現が出来るかといえば懐疑的にならざるを得ない。

◎サイレンスボーイ
○ヒシアトラス
▲タイムパラドックス
△アンドゥオール


■馬券構築

 印をつけた4頭の馬複ボックス。

[馬複] サイレンスボーイ−ヒシアトラス 30%
[馬複] サイレンスボーイ−タイムパラドックス 20%
[馬複] サイレンスボーイ−アンドゥオール 20%
[馬複] ヒシアトラス−タイムパラドックス 10%
[馬複] ヒシアトラス−アンドゥオール 10%
[馬複] タイムパラドックス−アンドゥオール 10%


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