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第52回京都新聞杯(GII) 2004年5月8日(Sat) 京都芝2,200M 3歳オープン 馬齢 (混)(指定) |
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着 | 印 | 枠 | 馬 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | タイム | 着差 | 体重(増減) | 人気 |
1 | ○ | 8 | 11 | ハーツクライ | 牡3 | 56.0kg | 安藤勝己 | 2.11.9 | − | 476kg(-4) | 2 |
2 | ▲ | 5 | 5 | スズカマンボ | 牡3 | 56.0kg | 武豊 | 2.12.0 | 1/2 | 476kg(+2) | 3 |
3 | ◎ | 7 | 9 | ミスティックエイジ | 牡3 | 56.0kg | 池添謙一 | 2.12.9 | 5 | 468kg(0) | 1 |
4 | 4 | 4 | マイネルマグナート | 牡3 | 56.0kg | 四位洋文 | 2.13.2 | 1 3/4 | 476kg(0) | 5 | |
5 | 6 | 6 | シンメイセレリティ | 牡3 | 56.0kg | 大西直宏 | 2.13.5 | 1 3/4 | 448kg(0) | 6 |
■各種レース指標 (天候:晴、馬場:良) |
ハロンタイム 12.6 - 10.7 - 12.2 - 11.8 - 12.4 - 12.8 - 12.9 - 12.0 - 11.6 - 11.2 - 11.7 上がり 4F 46.5 - 3F 34.5 1コーナー 2,8-(1,3)(4,9)(6,10)-5(11,7) 2コーナー 2,8=(1,3)(4,9)-(6,10)-5(11,7) 3コーナー (*2,8)(1,4)(9,3)(6,10)5(11,7) 4コーナー (*2,8)4(1,9,3)(6,10,5)11,7 |
■レース回顧 皐月の鬱憤晴らす追い込み炸裂・再び大舞台へハーツクライ! |
■レース解説 ニホンピロキース、エムティーダイオーが楽な手応えで先手を窺う。以下ヒシルーシッド、ミスティックエイジと続く。前2頭が後続を引き離しながら逃げる。スズカマンボ、ハーツクライ、シンメイセレリティが縦長の展開で後方に構える。坂の下りでヒシルーシッドが仕掛けて前に上がっていく。後方からはスズカマンボが捲り気味に進出。エムティーダイオー、ニホンピロキースの競り合いの間からミスティックエイジが僅かに抜け出たところで、外からスズカマンボが楽々捉えて先頭に踊り出る。そのまま独走かに思えたが、外に持ち出して追い込んできたハーツクライがスズカマンボを一気に交わす。 ■レース回顧 タテ目ハズレ。これまた絶妙な外しっぷり。もうだめぽ。_| ̄|○ 時期が移ってから荒れ放題となっていた京都新聞杯だったが、今年は差し込みが出来る格下が見当たらなかったことから波乱は無いと推測。素直に皐月賞組中心の展望を組んでみたが、軸を誤りアウト。幾ら当たってないとはいえ、3分の2の確率で外すと流石にヘコむ。 ハーツクライは後方で脚を溜めに溜めまくり、直線だけで他馬を圧倒。一足先に完全に抜け出し、なおも加速を続けるスズカマンボを豪快なストライドで飲み込むというレース振りは目を見張るものがあった。これで何故皐月賞で結果が出なかったのかが不思議。今回は時計・上がり共に優秀で、ダービーで穴馬として狙ってみるのも悪くない。青葉賞のハイアーゲーム然り、今年は裏路線がアツい。 スズカマンボは鞍上の早め捲りが功を奏したものの、ハーツクライの異常なまでの豪脚に屈し惜敗。抜け出してからソラを使うことも無く、3番手以降の馬をみるみるうちに離していたことからすればレース内容としては完璧。これで勝てないのだから可哀相。 ミスティックエイジは常々から先行したほうが良いと考えていたが、今回は先行したことで勝負どころでの決め手の無さが浮き彫りになってしまった。やや頭を上げながらの追走で折り合いを欠いているようにも見えた。前走は上手く溜めて差し込んでこれたがそれでも上位には遠く及ばず。ジリ脚の傾向があるので渋った馬場のほうが向いていそうである。 |