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| 第9回アンタレスS(GIII) 2004年4月25日(Sun) 京都ダート1,800M 4歳以上オープン 別定 (混)(指定) |
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| 着 | 印 | 枠 | 馬 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | タイム | 着差 | 体重(増減) | 人気 |
| 1 | △ | 4 | 5 | タイムパラドックス | 牡6 | 57.0kg | 安藤勝己 | 1.51.5 | − | 456kg(0) | 2 |
| 2 | ○ | 2 | 2 | サイレンスボーイ | 牡5 | 56.0kg | M.デムーロ | 1.51.6 | 3/4 | 478kg(0) | 1 |
| 3 | 7 | 10 | ヒシアトラス | 牡4 | 56.0kg | 郷原洋司 | 1.51.7 | 1/2 | 528kg(0) | 4 | |
| 4 | ◎ | 6 | 9 | クーリンガー | 牡5 | 57.0kg | 和田竜二 | 1.51.9 | 1 1/2 | 534kg(0) | 3 |
| 5 | 5 | 6 | インタータイヨウ | 牡5 | 57.0kg | 秋山真一郎 | 1.52.6 | 4 | 470kg(+2) | 7 | |
| ■各種レース指標 (天候：晴、馬場：良) |
| ハロンタイム 12.3 - 11.3 - 12.9 - 13.0 - 12.9 - 12.2 - 12.1 - 12.3 - 12.5 上がり 4F 47.2 - 3F 34.7 1コーナー 8(2,9)10(6,12)4,7,5(1,11)(3,13) 2コーナー 8,9(2,10)(6,12)(4,7)(1,5)11,3,13 3コーナー (8,*9,10)(2,4,12)-7(6,5)(1,11)3-13 4コーナー (*9,10)(8,4)2(6,12)(5,7)(1,11)3,13 |
| ■レース回顧 今度は安藤弟が勝利へエスコート・差脚鮮烈タイムパラドックス！ |
| ■レース解説 サイレンスボーイが前を窺うも、外からネイチャーヒーラーが押し上げてハナを奪う。クーリンガー、ヒシアトラスもこの直後に続く。タイムパラドックスは中団内を追走。淡々とした流れの中、前は多少固まり気味に推移。3コーナーに差し掛かったあたりでクーリンガーがネイチャーヒーラーに並びかける。ヒシアトラス、ツルマルファイターがこれをぴったりマーク。ネイチャーヒーラーは後退、代わってクーリンガーとヒシアトラスが前に並んで直線に向く。併走状態からヒシアトラスが前に出る。共にこのまま粘り込みを図るところへタイムパラドックスとサイレンスボーイが強襲。タイムパラドックスが一気に伸びて交わす。 ■レース回顧 タテ目ハズレ。穴を開ける馬を人気の時に買うと得てしてこうなる。(´д｀；) クーリンガーはサイレンスボーイとネイチャーヒーラーの2頭が牽制し合いながら逃げる直後を出し抜くと読んでいたが、サイレンスボーイが控えてネイチャーヒーラーが早めに潰れたことで押し出される格好となり、直線でヒシアトラスに楽に捉えられてしまった。直線に入るまで前で引っ張ってくれる馬がいないと苦しいようである。スマートボーイの引退はこの馬にとっても痛手ではないだろうか。 タイムパラドックスは終始内を回り、安藤勝己騎手の小出し鞭に反応して徐々に加速。前がバテたところを一気の脚で抜き去った。ラストは半ば流す感じでの楽勝で、前走からの距離延長で伸び伸びとしたレースが出来ていた。変に邪推し過ぎて薄い印しか打てなかったことは反省したい。 サイレンスボーイは先行集団直後の内に控えたため前が壁になって追い出しが遅れた上、ゴール間際でタイムパラドックスに割り込まれ怯んでしまったのが悔やまれる。ただ差し込みが利いた点は今後の糧となりそうである。 ヒシアトラスはクーリンガーを交わした後の脚色が冴えなかったものの、今回は後ろから差し込んできた2頭を褒めるべきで、レース内容自体はアグネスアラシを交わせそうで交わせなかったマーチS時より良かった。 唯一のGI馬イーグルカフェは直線半ばまで見せ場を作りかけたが、両サイドからタイムパラドックスとサイレンスボーイに抜かれてからはズルズル後退。逃げてバテたはずのネイチャーヒーラーにも差し返されていたのを見る限りではピークを過ぎている感じがする。 ツルマルファイターは好位に取り付きながら4コーナーを回ったところでついていけなくなった。明らかに距離の壁に当たっての敗戦で、距離短縮ですぐに巻き返しそうである。ただ得意距離に戻っても2着や3着ばかりなのが悩ましい。 |