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第51回毎日杯(GIII) 2004年3月27日(Sat) 阪神芝2,000M 3歳オープン 別定 (混)(特指) |
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着 | 印 | 枠 | 馬 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | タイム | 着差 | 体重(増減) | 人気 |
1 | ▲ | 8 | 8 | キングカメハメハ | 牡3 | 57.0kg | 福永祐一 | 2.01.2 | − | 494kg(0) | 2 |
2 | ○ | 4 | 4 | シェルゲーム | 牡3 | 56.0kg | 岡部幸雄 | 2.01.6 | 2 1/2 | 448kg(+16) | 1 |
3 | ◎ | 3 | 3 | マイネルマクロス | 牡3 | 57.0kg | 大西直宏 | 2.02.0 | クビ | 498kg(+4) | 3 |
4 | 5 | 5 | フィレンツェ | 牡3 | 56.0kg | 幸英明 | 2.02.0 | 2 1/2 | 452kg(-2) | 4 | |
5 | 7 | 7 | マイティミシエロ | 牡3 | 56.0kg | 藤田伸二 | 2.02.0 | ハナ | 496kg(-2) | 8 |
■各種レース指標 (天候:晴、馬場:良) |
ハロンタイム 12.7 - 11.4 - 11.9 - 12.0 - 12.4 - 13.2 - 12.9 - 12.1 - 11.0 - 11.6 上がり 4F 47.6 - 3F 34.7 1コーナー 3-4(2,8)(5,7)-1-6 2コーナー 3=4(2,8)(5,7)-1-6 3コーナー(2周目) 3,4,8(2,5,7)1-6 4コーナー(2周目) 3(4,8)7(2,5)(1,6) |
■レース回顧 これが私の生きる道・溜めて弾けたキングカメハメハ! |
■レース解説 内からマイネルマクロスがハナに立つ。シェルゲームが直後に続くも、マイネルマクロスがリードを広げて単騎逃げに持ち込む。5馬身程離れてシェルゲーム、その直後にキングカメハメハがマーク。少頭数ながら縦長の展開。3コーナーを迎えた辺りからマイネルマクロスのリードが無くなりはじめ、直線に向くところでシェルゲーム、キングカメハメハが並びかける。コーナーワークで僅かにマイネルマクロスが先頭をキープするも、キングカメハメハが持ったままで進出。そのままあっと言う間にリードを広げて突き放す。 ■レース回顧 タテ目ハズレ。溜め逃げで眠れる獅子を起こしてしまった。(-_-) キングカメハメハは向こう正面で離されはしたものの、緩い流れで終始馬なりの手応えをキープ。直線も見せ鞭だけで楽々突き放せており、ラストは手綱を抑える余裕までみせた。文句無しの結果だが、走り方はどこかフワフワしており未だ完成し切っていない印象を受ける。なかなか奥が深そうである。 マイネルマクロスはシェルゲームがついて来なかったこともあって、かなり緩いペースで逃げていた。前走は掛かり気味に行ったことで後続になし崩しの脚を使わせることに成功したが、今回はその時に下した相手(キングカメハメハ)に進出のチャンスを与えてしまう結果になってしまったのは何とも皮肉。やはり追い出しが他と一緒になってしまうと脆い。 シェルゲームは休みを挟んで一回り大きくなって出走してきた。これがキャリア3戦目とは思えない抜群のコーナーワークから直線に向いた時はそのまま先頭に踊り出るかのように思えたが、外からやってきたキングカメハメハには何の抵抗も示せなかったのは残念。内で渋太く粘り込みをかけるマイネルマクロスに先着出来たことがせめてもの救いか。 フィレンツェはゲート内でモゾモゾして若干立ち遅れるなど全体的に幼い印象を受けた。そこそこいい馬だと思うが良くなるのはもっとキャリアを積んでからだろう。エイユーハーデイは今回も緩い流れに泣いた。とはいえ今回は上位3頭が強過ぎたというのが本音で、相手弱化でハイペースなら巻き返してきても不思議ではない。距離もマイルがベストだろう。 |