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第51回毎日杯(GIII)
2004年3月27日(Sat) 阪神芝2,000M 3歳オープン 別定 (混)(特指)
馬名 脚質 補正 寸評
1 1 ラバグルート 87 自己条件クリアも時計平凡。ここでは見劣る。  
2 2 アサクサユートピア 76 ようやく未勝利脱出もここ少頭数でも強弱明確。  
3 3 マイネルマクロス 93 ブリンカー装着後安定。追い出し我慢で勝機。
4 4 シェルゲーム 90 レコード駆けの素質評価も年明け初戦で割引。
5 5 フィレンツェ 86 悪くは無いが強調材料に欠ける。見送り妥当。  
6 6 エイユーハーデイ 86 前走は展開不向き。前が引っ張れば妙味。
7 7 マイティミシエロ 70 ダート新馬を押し切るも内容平凡過ぎで厳しい。  
8 8 キングカメハメハ 90 すみれS快勝。切り返しの早さで再び有力視。
※ 枠順、出走馬は必ず主催者発表のものでご確認ください。
※ 『補正』=「TARGET frontier」の補正タイムランキング(直近1年の最高値)による評価。

■レース展望 鬼の居ぬ間の小遣い稼ぎ・再度押し切り狙うマイネルマクロス
■予想構築

 まずは以下の表を参照されたい。

【重賞連対経由馬の成績一覧】
年度(回) 馬名 前走レース・着順 毎日杯成績・戦法
'94年(第41回) メルシーステージ アーリントンC・1着 1着(2人気)・先
'95年(第42回) ダイタクテイオー アーリントンC・2着 4着(5人気)・追
テイエムロケット きさらぎ賞・2着 1着(1人気)・先
'96年(第43回) エイシンコンカード 共同通信杯・2着 15着(2人気)・差
'97年(第44回) テイエムトップダン きさらぎ賞・2着 1着(1人気)・差
'98年(第45回) ボールドエンペラー きさらぎ賞・2着 3着(5人気)・先
'99年(第46回) ビッグバイキング 東スポ2歳S・2着 7着(2人気)・差
バイオマスター アーリントンC・※ 9着(1人気)・逃
'00年(第47回) シルヴァコクピット きさらぎ賞・1着 1着(1人気)・先
'02年(第49回) チアズシュタルク 共同通信杯・1着 1着(1人気)・差
'03年(第50回) タカラシャーディー 共同通信杯・2着 1着(9人気)・先
スズカドリーム 京成杯・1着 3着(3人気)・差
ウインクリューガー アーリントンC・1着 8着(6人気)・先
※バイオマスターは1位入線後2着降着。

 毎日杯はクラシック戦線の狭間に位置する重賞だけあって、どちらかといえばメンバーは軽め。実績馬不在の中で目立つのが重賞出走経験馬で、重賞経由馬は過去10年で8勝を挙げている。重賞連対経由馬はこのうち6勝を占める。


 軸はマイネルマクロス。京成杯は途中からレースを引っ張って粘り込むという内容で評価できる。ゴール前でフォーカルポイントの強襲に遭ったものの、3着以下には0秒6差の決定的着差をつけており、現時点でも力量差は揺ぎ無い。終いが甘いだけに追い出しをどこまで我慢できるかが焦点。

 相手筆頭はシェルゲーム。葉牡丹賞はレコード駆けしたことよりも、後にきさらぎ賞を勝つことになるマイネルブルックを抑えて逃げ切ったことに意義を感じる。マイネルマクロスに比べてキャリアが浅い点、休み明けである点は割引材料。

 単穴はキングカメハメハ。京成杯は唐突なハイペースに戸惑い、追い出しでモタついている間にレースが終わってしまった。すみれSを含め、勝った3レースはいずれも1,000M通過61〜63秒のスローで、今回もなし崩しの脚を使わされるようなら苦しいかもしれない。ここでは充実度を評価してみる。

 連下はエイユーハーデイ。アーリントンCは前が止まらない開幕週の馬場に加え、引っ張る馬不在でマイル戦にしては流れが落ち着いたことが敗因と考えられる。末脚はなかなかのものを持ち合わせており、前2頭が快調に飛ばすようなら差し込みに期待できる。


◎マイネルマクロス
○シェルゲーム
▲キングカメハメハ
△エイユーハーデイ


■馬券構築

 マイネルマクロス(枠番:3)から枠連流し。

[枠連] 3−4 50%
[枠連] 3−8 30%
[枠連] 3−6 20%


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