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第52回日経賞(GII) 2004年3月27日(Sat) 中山芝2,500M 4歳以上オープン 別定 (国際)(指定) |
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着 | 印 | 枠 | 馬 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | タイム | 着差 | 体重(増減) | 人気 |
1 | 3 | 3 | ウインジェネラーレ | 牡4 | 56.0kg | 蛯名正義 | 2.32.8 | − | 542kg(+4) | 2 | |
2 | ◎ | 4 | 6 | ゼンノロブロイ | 牡4 | 57.0kg | 柴田善臣 | 2.32.8 | クビ | 502kg(-4) | 1 |
3 | 1 | 1 | ダービーレグノ | 牡6 | 57.0kg | 田中勝春 | 2.33.0 | 1 | 460kg(-4) | 10 | |
4 | ▲ | 3 | 4 | チャクラ | 牡4 | 57.0kg | 後藤浩輝 | 2.33.2 | 1 1/4 | 464kg(-2) | 3 |
5 | 7 | 12 | ワールドスケール | 牡4 | 56.0kg | 木幡初広 | 2.33.5 | 1 3/4 | 522kg(-10) | 8 |
■各種レース指標 (天候:晴、馬場:良) |
ハロンタイム 7.2 - 12.1 - 12.0 - 11.5 - 12.2 - 13.1 - 12.9 - 12.6 - 12.0 - 12.0 - 11.7 - 11.6 - 11.9 上がり 4F 47.2 - 3F 35.2 1コーナー 3,9(6,11)(4,8)10(1,12)13,5(2,14)=7 2コーナー 3,9(6,11)8(4,10)(1,12,13)5(2,14)=7 3コーナー(2周目) 3(9,11,13)4,6(1,12,8,10)5,14,2-7 4コーナー(2周目) 3(4,11,13)6(1,9,12,10)(14,8,5)-(2,7) |
■レース回顧 逃げ馬不在で悠々自適・ウインジェネラーレ完勝で重賞V! |
■レース解説 積極的に行く馬はおらず、各馬一塊で一周目のスタンドに向く。ウインジェネラーレが押し出されるようにして先頭に立つ。トレジャーハンター、ゼンノロブロイが直後につける。マーブルチーフ、チャクラも前々でレースを進める。フサイチランハートが後方に取り残された以外はほぼ一団で推移。ユキノサンロイヤル、マーブルチーフなどが追い上げにかかりながら直線に向く。ウインジェネラーレが逸早く突き放しにかかるところへゼンノロブロイが馬群の中から一気に進出。内からチャクラも前を追うが差は縮まらない。ゼンノロブロイが半馬身差まで詰め寄るもウインジェネラーレが更に加速して抜かせずゴール。 ■レース回顧 紐抜けハズレ。「先生」らしいといえばそれまでだが。馬単オイシイなぁ。(^-^;) ウインジェネラーレは自らハナに立ったわけではなく、全くのマイペースで直線を迎えることが出来たのが大きかった。青葉賞では遠く及ばない存在だったゼンノロブロイに詰め寄られながら更に突き放せており、文字通りの完勝といえる。 ゼンノロブロイは十分な余力を有していたはずが、何故か勝負どころで後ろに下がってしまった。他の馬が一斉に上がっていくところで慎重になり過ぎた感じがする。有馬記念も同じような乗り方でリンカーンに出し抜かれているだけにこれはちょっとマズい。馬群から抜け出してくる際の脚色こそ神戸新聞杯の再現を思わせたが、そこからは前に行けなかった。 チャクラは早めの仕掛けで末を失くして4着。この馬は溜めて捲るのがベストで、他に強い馬がいるレースで押し切れるほど強くはない。一方ダービーレグノは中長距離戦で追い込んで入着が目立ってきた。短い距離ではスピード負けするだけに、道中で一息入るこの位の距離がベストか。昨年僅差で敗れた目黒記念でリベンジを期待。 |