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第52回日経賞(GII)
2004年3月27日(Sat) 中山芝2,500M 4歳以上オープン 別定 (国際)(指定)
馬名 脚質 補正 寸評
1 1 ダービーレグノ 95 地力足りないが前が止まれば突っ込み有り。  
2 2 オンユアマーク 地元大井でも凡庸な成績。付いて回るだけ。  
3 3 ウインジェネラーレ 92 しっかり追える脚評価も相手強化がカギ。  
4 チャクラ 93 意外と小回り利く。早仕掛けなら勝ち負け。
4 5 サンライズジェガー 99 差脚不発続く。実績上位も休み明けで割引。  
6 ゼンノロブロイ 97 前走の時計通り走れば問題ない。順当なら。
5 7 フサイチランハート 順調さ欠く。年齢的にも上積みに乏しい。  
8 アクティブバイオ 95 前走掛かって沈没。改めて先行策で妙味。
6 9 トレジャーハンター 85 自己条件でも取りこぼすようでは苦しい。  
10 ゴールデンメイン 85 ここ重賞初挑戦。勢いあっても手厳しい。  
7 11 マーブルチーフ 96 京都外回り巧者。コース替わりで魅力半減。  
12 ワールドスケール 90 前走が案外。スローペースで折り合い懸念。  
8 13 ユキノサンロイヤル 92 距離長いがそこそこには追い込める。注意。
14 アマノブレイブリー 91 好走はハンデ戦に集中。ここでは力足らず。  
※ 枠順、出走馬は必ず主催者発表のものでご確認ください。
※ 『補正』=「TARGET frontier」の補正タイムランキング(直近1年の最高値)による評価。

■レース展望 ポストシンボリクリスエス・存在アピールへ躍動ゼンノロブロイ
■予想構築

 まずは以下の表を参照されたい。

【1番人気馬の成績一覧】
年度(回) 1番人気馬名 単勝 着順 1着−2着馬人気
'94年(第42回) マチカネタンホイザ 1.8 3着 4−2
'95年(第43回) ライスシャワー 1.9 6着 2−4
'96年(第44回) カネツクロス 1.4 2着 3−1
'97年(第45回) ローゼンカバリー 2.0 1着 1−2
'98年(第46回) ローゼンカバリー 2.5 3着 12−7
'99年(第47回) セイウンスカイ 1.3 1着 1−6
'00年(第48回) グラスワンダー 1.3 6着 9−2
'01年(第49回) メイショウドトウ 1.1 1着 1−2
'02年(第50回) マンハッタンカフェ 1.2 6着 5−3
'03年(第51回) バランスオブゲーム 2.0 2着 5−1
太字はGI勝ち馬(当時)。

 日経賞は基本的に堅いレースだが、荒れる時は徹底的に荒れる。1番人気に支持されながら馬券対象外(4着以下)に敗れた馬はいずれもGI馬で、これが波乱の下地となっている。また1番人気がやたらと被る傾向もみられ、これも一つ狂えば大荒れとなる要因を作り出している。


 軸はゼンノロブロイ。菊花賞は前詰まり、有馬記念は勝負どころでの判断が遅れてリンカーンを交わせずとここ2戦は明らかに消化不良。ここはGI馬不在ということで相手も軽く、とにかく普通に回ってくるだけでOK。

 相手筆頭はアクティブバイオ。一昨年の日経賞勝ち馬。有馬記念はザッツザプレンティとハナを競い合って共倒れの結果で度外視。差して届かずを修正したアルゼンチン共和国杯の結果からして、めげずに先行策に励んでもらいたい。

 単穴はチャクラ。セントライト記念(3着)、ステイヤーズS(1着)はいずれも3コーナーからのロングスパートを試みており、小回りが利くところをアピールしている点を評価。ただトップスピードに乗るまでが長く、おあつらえ向きのスローでも差し切れずが考えられる。

 連下はユキノサンロイヤル。距離が長いと思われたアメリカJCCにおいて、ラストだけで詰め寄って0秒2差の3着は評価できる。父サンデーサイレンス×母父ミスタープロスペクター系の血統背景はゼンノロブロイと同じで、何となく楽しめそうではある。

◎ゼンノロブロイ
○アクティブバイオ
▲チャクラ
△ユキノサンロイヤル


■馬券構築

 ゼンノロブロイから馬複流し。

[馬複] ゼンノロブロイ−アクティブバイオ 40%
[馬複] ゼンノロブロイ−チャクラ 40%
[馬複] ゼンノロブロイ−ユキノサンロイヤル 20%


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